本格派のドイツパンが叶える「幸せ」の食卓♡神戸二宮『Glück(グリュック)』 神戸市
三宮からフラワーロードを山側へ徒歩15分ほど。『神戸クアハウス』近くに、噛めば噛むほど甘みが増して、思わず「おいしい」と言ってしまうパンを焼いているお店があります。
そのお店の名前は『Glück(グリュック)』。「木地屋」だった祖父の影響を受け、「生地屋」の道を選んだシェフが営むドイツパンの専門店です。
ヨーロッパの街角にありそうな、シンプルで木の温かみを感じるたたずまい。窓辺に飾られたパンや「パン焼いてます」の看板など、そのインテリアにもパン好きの心がくすぐられます。
お店の中に入ってみると、やわらかな照明に照らされた大きなパンがずらり。
ドイツパンといえばライ麦パンを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。もちろん『Glück』にも、さまざまな種類のライ麦パンが並んでいます。
パンに使われるライ麦は、シェフがドイツから取り寄せて自ら製粉したもの。手間を惜しまないその工程からは「本物の味を届けたい」というシェフのまっすぐな思いが感じられます。
また、薄くスライスせずに大きな塊で売られているのも特徴です。シェフに伺うと「好きな厚さに切ってひとりで楽しむのもいいけれど、できればみんなで分け合って一緒に楽しんで欲しい」とのこと。
家業とは異なる道を歩みながらも、ものづくりの精神を受け継いできたシェフ。その姿勢は、お店に並ぶパンひとつひとつにも表れています。
取材中も、常連と思われるお客さんがふらりと来店し、コンビニでホットスナックを買うようにブレーツェルをひとつ買っていかれました。にぎやかな三宮から少し離れた住宅街にあって、『Glück』はまさにご近所の方々の日常の一部分になっていることが伝わってきました。
ちなみにこちらのブレーツェル、記者もいただきましたが、パリッとした外側に対して、中は「むぎゅっ」「もちもちっ」。ほんのり塩味のあとは、小麦のやさしい甘みがじんわり。食事のパンとしてはもちろん、おやつやおつまみにもなりそうな万能パン。人気があるのも納得です。
こちらは人気ナンバー2の「ディンケル」。小麦の原種にあたり、ミネラルなど栄養分が豊富な古代小麦ディンケルが使われています。
外はカリッとして、中は食パンのようにふんわり。香ばしくてライ麦のような酸味もなく、それでいて穀物の甘みが口の中にいっぱい広がって、思わず「おいしい~」とつぶやいてしまいます。体にやさしいパンを食べたいけれど、ライ麦パンは少し苦手という方にもおすすめです。
ちなみに、Glückはドイツ語で「幸せ、幸運」を意味します。おいしいだけじゃなく体にもいい『Glück』のドイツパンは、まさに「幸せを呼ぶ毎日のパン」と言えるのかも知れませんね。
場所
Glück(グリュック)
(神戸市中央区二宮町2丁目10-20)
時間
10:00~16:00
定休日
月曜日、火曜日
TEL
078-231-8645