3-4-2-1の仕掛けで攻撃のポイントとなる5トップのポジションを取り方とは!?【サッカー局面を打開する デキる選手の動き方/林陵平】
3-4-2-1の仕掛け②5トップのポジションを取れるかどうか
ウイングバックのポジショニングとサポート①
相手サイドバックがどう動くかでポジションを調整
ウイングバック(WB)は攻撃時はサイドの高い位置にポジションを取って、トップ(FW)とシャドー(OH)とともに5トップを形成することもあります。5トップにする利点は相手陣内に人数をかけて攻撃に厚みを生み出せることです。ただ攻撃のときにどんなときでも高い位置かというとそうではありません。やはりマークに付く相手サイドバック(SB)の動向によって変えていきます。相手SBがどう守ってくるかによって、上がる、下がるの立ち位置を調整することが大事になります。
ウイングバックが高い位置を取って5トップにする
攻撃時にWBが相手の最終ラインまで高い位置を取る。トップとシャドーと合わせて5トップを作る。
WBが高い位置を取ることで、相手SBをピン留めすることにもつながる。
相手がどう動くかでプレーが決まる
相手SBがディフェンスラインを崩さないのでWBが下がっても付いてこない。そうしたら下りてフリーでパスを受ければいい。
どれだけ5トップの場面を作れるかが攻撃のポイントでもある。
【出典】『サッカー 局面を打開する デキる選手の動き方』 著:林陵平