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「自分は運がいい」岸明日香さんに学ぶ”運を味方にする方法”とは?

さくマガ

さくマガ

岸 明日香(きし あすか)さん
1991年生まれ。大阪府出身。2020年5月からはフリーランスとなり、女優・モデル・タレント。ドラマ出演やMC業などマルチに活動中。2012年に『週刊プレイボーイ』のグラビアで芸能界デビュー。
Twitter:@asupons02
Instagram:aspoo02
各業界の著名人にインタビューをして仕事のヒントを得ようという、この企画。今回は長年マルチに活躍されている、岸明日香さんにお話をうかがいました。「自分は運がいい」と語る岸さんの仕事観には学ぶところがたくさんあります。

子どもの頃からの「やりたいこと」

ーー本日はよろしくお願いします。まずは岸さんが芸能のお仕事を始めようと思った理由ときっかけについて教えてください。
幼稚園くらいの頃から芸能界に入りたかった
んです。将来の夢を書くときに、周りのみんながお花屋さんやケーキ屋さんって書いていてる中、私は「演歌歌手」って書いていたんですよ(笑)。
なので、芸能人になりたいという気持ちは小さい頃からずっとありました。20歳のときに住んでいた大阪でスカウトされて、芸能事務所に入ったのがきっかけですね。
いろいろなお仕事をさせていただいてますが、もともとこういう体型だったので、友達から「グラビアをやったほうがいいよ」ってずっと言われていたんです。でも、実はグラビアデビューをしたのは、たまたまでした。30人くらいしかフォロワーがいないマネージャーさんのTwitterに、宣材写真を撮影したときのオフショットを載せてもらったんです。
そうしたら、『週刊プレイボーイ』さんの中の方が見てくださって、「撮り下ろしやりましょう」と声をかけてくださったんですね。なんでそんなにフォロワーが少ないTwitterを見てくださったのか、わからないんですけど。
まだデビューもしていないのに、そんなお話をいただいてすごくラッキー!
って思いました。それが最初のお仕事です。その時点では、まだ親に芸能の仕事をするって言えてなかったんですよ。
でも、『週刊プレイボーイ』さんは全国で発売するから一瞬でバレましたね(笑)。ドラマのごとく母が雑誌をテーブルに広げて、「私、一睡もできなかったのよ。いい加減にしなさい!」ってめちゃくちゃ怒られました(笑)。

その後、グリコ乳業「ドロリッチ」のCMが決まったんです。このCMも担当の方が、たまたま私がでている雑誌を見てくださっていて、オファーいただいたんです。
すごく運良く決まったんです。
その頃はまだ大阪に住んでいました。大阪の人ってあまり地元から離れたくない人が多いんですよ。同じく私も大阪が好きなので、離れたくなかったんです。でも、CMのおかげで雑誌の表紙や撮影など、20冊くらいのお仕事をいただいたり、ドラマのお仕事が決まったりしました!
それで、CMの契約金をごっそり使って上京することにしました。
ーーもともとはずっと大阪で仕事しようと思っていたんですか?
そうですね。最初は大阪から通いで仕事をしようと思っていました。私なんかが上京しないといけなくなるほど忙しくなる、とは到底思っていなかったんです。
自分の中でやりたい気持ちはすごくあるけど、自己肯定感が低くネガティブな女の子だったのでそこまでの自信がなかったというのが最初の気持ちでした。
本当に、運とタイミングが味方してくれましたね。自分の中で「私はラッキーだ」って思うことでさらに運を味方につけようとしているかもしれません。
周りの人にも「私はラッキーだ! ありがとう!」ってよく言ってました。
プラスなことや周りへの感謝は、なるべく声に出したほうがいいと思っているんです。

岸明日香さんのジンクス

デビュー当時は髪の毛の長さが腰まであったんです。自分としてはずっと伸ばしてきた髪をあまり切りたくなかったんですけど、ボブヘアーにしたんですね。
最初は嫌で嫌で、泣きながら美容院へ行きました(笑)。 いま思えば、髪型をボブにしたことは、とてもよかったと思います。
ボブにした瞬間にすごく仕事が舞い込んでくるようになったんですよ。それこそドロリッチのCMもロングかセミロングの方しかいなくて、私だけがボブだったから覚えてもらいやすかったです。そして私のキャラクターにも合っていた気がします。
245歳くらいのときに髪を伸ばしたことがあったんですよ。半年間くらいなんですけど。でもその時期のこと、誰も覚えてないし、仕事が一瞬減ったんですよ(笑)!
これはマズイぞと思って、ボブに戻したら、また仕事が増えました。自分の中で「ボブのジンクス」はありますね。
ーージンクスって誰にでもありますよね。岸さんは最近フリーランスとなりましたが、フリーランスを選んだ理由について教えてください。
フリーランスになったことに、そんなに深い意味はないんです。過去にお仕事した方やマネージャーさんたちとも、いまだに仲いいですし。フリーランスになっても、意外と周りの人たちが助けてくれています。そういう人たちにとても救われて、今はやりがいを感じてますね。
事務所にいたときって、お仕事について自分で全部やることはなかったんです。マネージャーさんとか、いろいろな方にやってもらってきたので。
でもフリーランスだと、何一つとして人のせいにできないじゃないですか。そういう環境になると、おのずと責任感が生まれるし、自責思考にできる状況が心地よくて、すごく自分に合っていると思いました。
もともと事務所にいたときから、自分のことは自分で見ないと気が済まないタイプだったんです。例えば、写真データのあがりって普通はマネージャーさんがチェックするんですけど、全部自分でチェックしていました。色校正まで自分でやってましたから(笑)。
だから、フリーランスになったからといって、そんなに大きく変わることはなかったですね。
自分のことは自分で決めたいので。ただ、会社があることで後ろ盾であったり、タレントさんに対しての信用度も更に増すと思うので、そういった意味では会社の存在もとても大切だと思ってます。

フリーランスになって新しい発見

ーー実際にフリーランスになって驚いたことを教えてください。
最初は不安で、「フリーってなんだ?」みたいな状況でした。でも、今までお仕事した方が連絡くださったり、SNSのDMでお仕事の連絡くださったり。
最初の頃はDMで仕事依頼が来ても、「本当に信じていいのかな?」と迷う瞬間もありました。
でも、実際は以前お仕事でご一緒したことがある方だったり、信頼できるクライアントさんだったりがほとんどなので、本当にDMで直接お話くださることがあるんだな、というのは新しい発見で驚きましたね。
ーーこの取材依頼もDM経由でしたね。岸さんが今までやったことがないことで、新しくチャレンジしてみたいお仕事があれば教えてください。
お料理がすごく大好きなので、レシピ本を出したいです。
> 最近ジャンク気味でお肌荒れちゃってるので身体にいいものだけ取り入れてみた😌✨
> メカジキは脂のってるけどヘルシーだから好き🐟💕#岸キッチン #メカジキのレモン醤油ソテー pic.twitter.com/DlWlguXzYM
> — 岸明日香 (@asupons02) 2020年7月26日
実はフリーになってから、そういうお話もいただいたんです。めちゃくちゃ嬉しくて。でも、今すぐこのタイミングで出すよりも、きちんとプランを立てて、みんなの声も何かしらの形で取り入れて、自信のあるレシピが揃ったタイミングで出したいですね。
いつか必ず出す気持ちでいるので、皆さん楽しみにしていてください!

新型コロナの影響でイベントの形が変わった

ーー新型コロナの影響でお仕事にどんな変化があったか教えてください。
やっぱり影響はありますね。テレビの収録がリモートになったところもあったり、イベントの形も変わりました。
最初はファンの方は本当にこれで満足してくれてるのかな、と少し不安にもなりました。
でも、外出自粛でお家にいる間、ファンクラブを開設したり、Zoomを使ってファンミーティングをしたんです。ファンの方との交流も会うだけではなくて、新しい形があるんやなあと、発見がたくさんありました。
Zoomのファンミーティングでは、自宅で好きなようにお酒を飲みながらしゃべってます(笑)。
ーー本当に自宅で配信しているんですね。話が変わるのですが、弊社はアプリなどが動くうえで必要なサーバーを提供している会社なのですが、普段利用している、アプリやウェブサイトを教えてください。
最近はUber Eatsですかね(笑)! めちゃめちゃ愛用しています。あとは Netflix やFOD、Hulu
といった動画配信サービスはかなりの数を登録して利用していますね。スマホで配信動画を見ることも多いです。
あとなんだろうな……お金関係もスマホで管理していますね。口座もここから見れちゃうし、支払いも全部スマホで済ませているので、お財布を持たずにスマホだけでお出かけしちゃいます。もはや携帯がないと生きていけないです(笑)。
その他だと、クラシルやクックパッドだったり、好きな料理関係のアプリもたくさん入ってますね。

ピークを作らない

ーーお仕事の話にもどりますが、岸さんがお仕事をするうえで意識していることを教えてください。
自分の活動において「ピークを作らない
」ことですかね。例えば写真集やカレンダー、トレカや物販とかも、デビューから定期的に出していましたが、多分死ぬほど売れましたね!!
もないけど、これは売れなかったですね! もないんですよ(笑)。
結局、すごくいい時期が一瞬あっても、あのときよりよくないねってすぐ言う人出てくるじゃないですか。私はあまり波がないほうだと思います。
長い目で仕事をして自分で稼いでいきたい気持ちがすごくあるので、デビュー当時から今すぐ一番になりたい!
というよりは、長距離走タイプ。短距離走で一番になれるタイプじゃないので(笑)!
長い目で見て1番になりたい、という気持ちはありますね。グラビアってすごくサイクルが早いので、ニューフェイスが登場しやすいお仕事だと思うんです。だいたい2年くらいで世代交代になると思います。
私のファンの方でも新しい子がデビューすると、そっちに行く人もいるんですよ。でも、だいたい時間が経ったら戻ってきてくれるんです。そういうことでいいのかな、って思っています。最後はみんな帰ってきてね〜みたいな。
グラビア界の嫁になりたいんです(笑)。
ーーこれまで、いろいろなお仕事をしてきたなかで、成功した経験と失敗した経験を教えてください。
なんだろう、うーん……。これがすごく成功したと思うことはないですね。なにかやったとしても「まだまだやな」って自分の中で思ってしまうタイプだと思います。意識的には体育会系ですかね(笑)。
失敗経験はめちゃくちゃあります。例えば、ロケ中に酔っ払って寝ちゃって、首から後に落ちて首を脱臼したこともありますし、ロケが本当に過酷すぎてロケバスで大泣きしながらロケしていたこともあります。
「えーん!! て泣く人を初めて見ました」ってディレクターさんが爆笑してました。ばりダサいですよね(笑)。
よく自分の中で1人反省会をやるんですよ。反省の連続というか、自分の中で「これ、よかったな」って満足したことがあんまりないんです。
ただ、9年間楽しく仕事をやってこられたことだけは、本当にラッキーだったと思いますね。あとは周りの人たちの助けがあってのことだったと思います。
正直、芸能界って怖い人がいっぱいいるんだろうなと思っていたんですけど(笑)。警戒心も強かったので、「もしかしたら、悪いことをさせられるかもしれへん」って最初は思ってたんです。
でも、思った以上に周りの人たちが本当に優しくて、助けられてきたので、今もフリーランスですけど、1人っていう感覚は全然ないですね。

岸明日香さんが芸能の仕事をしていなかったら

ーーもし、岸さんが芸能以外のお仕事をしていたとしたら、どんなお仕事をしていたと思いますか?
小料理屋の若女将やりたいです(笑)。 私が好きなおばんざいと日本酒を好きにやれるお店! これは正直、今だから言える事なんですけど。あとは保育士さんですかね。
学生のときに、実習先を選ぶ必要があったんですけど、保育園での実習を選んでました。子どもがめっちゃ好きなんです。基本的に人の面倒を見ることが好きなんですよね。だから、後輩の子の面倒を見るのもすごく好きなんです。
OLさんにも憧れはありましたよ。いいなあ、社内恋愛とかしてるのかなあ? って妄想してます(笑)。実際は私にはできないと思いますが。
ーーTwitter、Instagramが非常に多くの方にフォローされていますが、営業ツールとしても利用されていると思います。運用するうえで意識していることはありますか?
私の場合は、かなりのびのびとやっています。意識していることは、無理してフォロワーを増やそうとしないことですね。
あんまりフォロワーを増やしたいと思って頑張りすぎても、濃いファンの方が増えないと思います。濃くないファンが増えても物が売れるわけでもないし、イベントに来てくれるわけでもないと思うんですよね。
なので、本当に自分が載せたいものを投稿しています。自分が好きな写真を載せよう、作った料理をみんなに見てほしいから載せようとか。好きじゃないものを無理して載せるとファンの方ってすぐ気がつくと思うんです。
やらされてるなって(笑)。

岸明日香さんの「やりたいこと」

ーーさくマガのコンセプトが「やりたいことをできるに変える」なのですが、今後やりたいと思っていることを教えてください。
現在、20代後半でもうすぐ30歳になります。30歳はいろいろなことをやりたいなと思っています!
30歳の年は、年齢的な節目であり、芸能のお仕事をはじめて10周年のアニバーサリーでもあるので、記念写真集を出したいですね。その後に料理のレシピ本を出したいです。自分の中でなんとなく年齢別の計画があるんですよ。
30歳を超えてからも、お芝居だったり自己プロデュースだったり、自分の中で新たなやりたいことをもっと広げていきたいなと思っています。

執筆・企画

川崎 博則
1986年生まれ。2019年4月に中途でさくらインターネット株式会社に入社。さくマガ立ち上げメンバー。さくマガ編集長を務める。WEBマーケティングの仕事に10年以上たずさわっている。

編集

武田 伸子
さくらインターネット社員。1児の母。主に「さくらのユーザ通信」(メルマガ)を担当しつつ、さくマガの記事執筆や編集に関わっている。

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