【西宮パフェ巡り】Vol.13 まさに芸術品！バニラと苺のミルフィーユ仕立て（vanilla enlacio／夙川）
アイスクリームのスタンダードなフレーバーとして、確固たる地位を築いているバニラ。
これまでさまざまなスーパーやアイスクリームショップを見てきましたが、バニラ味を置いていないところはまずありません。
バニラはラン科の植物で、細長い実をつけるのですが、そのままでは能力を発揮できません。その実を煮たり、蒸したり、干したりの長い工程を経て、やっと甘い香りを生み出すバニラビーンズとなるのです。
そんなバニラですが、2023年8月に西日本初となる専門店が西宮にオープン！ しかも芸術的なパルフェが楽しめると風の便りに聞いたので、さっそくお邪魔してきました。
それでは参りましょう！ 西宮でおいしいパフェを探す「西宮パフェ巡り」！ 第13回の今回は「vanilla enlacio（バニラ エンレイシオ）」さんをご紹介します！
阪急「夙川駅」から北西へ徒歩 1分の好立地！
お店は、阪急「夙川駅」から北西へ徒歩 1分！ 夙川駅の北改札口を出るとすぐのところにあります。細くて高い建物なのですぐわかるはず。
2Fがショップ、3Fがスイーツカフェとなっています。
階段のところにカフェメニューが出ていました。「季節のパルフェ」の文字を確認。どんなパフェなのかワクワクしますね！
さっそく3Fまで階段をあがります。もうこの時点でオシャレ。
筆者がお邪魔したのは平日の12時半頃でしたが、店内には女性のお客さんが大勢いらっしゃいました。カウンター席が空いていたので腰を下ろします。
店内は明るい日差しが差し込む、なんともいえないオシャレな空間。この時点でバニラの甘い香りがします。
メニューです。
おー、どれも美しいですね！ お店の名前がついた「エンレイシオ」が気になる。
それぞれ単品か、ドリンク付きのセットにもできる様子。ドリンクの種類も豊富です。
こちらは皿盛りデザート。名前がもうステキ。
「バニラ専門店の苺トースト」なんか、もう名前だけでおいしそうですよね。見た目も美しい！
そしてこちらが季節のパルフェ！
近鉄百貨店のチョコパフェ博覧会にも出品された「バニラと苺のミルフィーユ仕立て」！
なんという美しい造形なのか…。でもどうやって食べるんだろう…と思いながら注文。
ちょっと悩みましたが、せっかくバニラ専門店に来ているので「バニラティー」のセットをお願いしました。
甘い香りがたまらないバニラティー
するとすぐにバニラティーが登場！
スタッフさんから「1分後が飲み頃ですよ」とのアドバイスをもらったので、ちょっと待ってからいただきます。
1分ほど待ってからカップに注ぎます。
少し注いだだけで甘い香りがたちこめる…口に含むとさらに濃厚な甘い香りがいっぱいに広がります。
濃厚な甘い香りが広がるものの、ティー自体は甘くない。なかなか表現の難しいところではありますが、間違いなくおいしいお茶です。
まさに芸術品！バニラと苺のミルフィーユ仕立て！
お茶を楽しんでいると、早くもパルフェが登場！
目の前でスタッフさんが「最後の仕上げをしますね」とパルフェの上の部分の盛り付けをしてくださいました。できあがったのが…
こちら！！ これはもはや芸術品！ 美しいとしかいいようがありません。
でも、ホントにどうやって食べたらいいのか…。迷ってたら溶けてしまうので思い切ってスタッフさんにお聞きしました。
写真にはありませんが取り皿がついているので、まずは上の部分を取り外してからお召し上がりくださいとのこと。なるほど、わかりやすい！
もうちょっと見ていたいところではありますが、崩れるともったいないのでさっそくいただきましょう！（食べはじめるとビジュアル面が衰えていくので、食べる前の画像で紹介していきます！）
まずは上の部分から。
新鮮で甘酸っぱい苺の後ろにはたっぷりのバニラカスタードクリーム。甘い香りとやわらかい食感がたまりません。
よく見ると、クリームの外には小さなホワイトチョコが。中はビスケットのような焼き菓子になっていて、やわらかいクリームにサクッとした食感を与えてくれます。
スティック状になっているのは苺のメレンゲ。サクッと軽い食感ながら、確実に苺を感じる味わいで、甘酸っぱい香りが口いっぱいに広がります。なんというさわやかな食べ物なのか…。
うしろに控えているのはサクサクのパイ生地。ミルフィーユのように層になっていて、このままでも十分おいしくいただけます。クリームとの相性は言わずもがな。
小さなスポイトに入っているのはバニラソース。豊潤な香りをたたえた甘いソースです。苺はもちろん、パイ生地にかけてもおいしい。最後まで使えるので、ちょっとずつ使っていきましょう。
サクッとしたクッキーの下には…苺のメレンゲとチョコレートジェラート。さわやかな風味の苺はチョコレートにも合いますね。これもうまい。
さらに下には特製のバニラジェラートが。甘く豊潤なバニラジェラートは、甘酸っぱい苺と相性抜群。もはやお口の中はお花畑です。
新鮮な苺の下には、なめらかなバニラカスタードクリームとサクサク食感のパイ生地。
さらに下にはバニラチョコクリーム、一番下には苺とレモンのバニラジュレがたっぷり入っています。
まさにバニラと苺のいいとこ取りのパルフェ！ バニラの甘さと苺のみずみずしさが絶妙で、全体的に甘いのですがクドくなく、さっぱりといただける逸品となっています。パイ生地など、食感の違った食材が入っているところも良いですね。
最後にお皿に乗っていたマドレーヌと…
クッキーを食べて…ってこのクッキーもめちゃくちゃうまいな…。
いやぁ、バニラティーとの相性も含めて素晴らしいパルフェセットでした！
商品のテイクアウトは2Fのショップで
今回は、阪急「夙川駅」から北西へ徒歩 1分。夙川駅の北改札口を出てすぐのところにある「vanilla enlacio（バニラ エンレイシオ）」さんをご紹介しました。
3Fがスイーツカフェになっていて、支払いは3Fでも2FでもOKとのことだったので2Fに行ってみました。
2Fでは…
3Fでも食べられる「エンレイシオ」などのスイーツや…
焼き菓子などがテイクアウトできるようになっています。
スタッフさんにお聞きしたところ、パルフェの内容は毎月変わるそうなので、何度行っても楽しめるお店だと思います。お客さんは女性の方がほとんどですが、筆者のようなおじさんでもにこやかに対応してくださいました。ですので、ぜひ足を運んでみてください！
次回は、「エンレイシオ」を食べてみたいと思います！
※価格、営業時間、メニューなどは当時のものです。詳しくはお店でご確認ください。
