【横浜市】大通り公園、再整備プラン策定 市民意見を受け
横浜市はこのほど、6月12日から7月18日にかけて行われた市民意見募集を踏まえた「大通り公園リニューアルプラン」を策定した。
プランでは「一駅分、二駅分歩いて楽しい、多彩な魅力あふれる公園」を目指す姿とする。都心臨海部の回遊性向上や、公園を洗練されたデザインに再構築し、さらなる魅力向上を図る。
意見募集では、148件の意見が集まった。当初の案に対して、市民からは、夏の暑さ対策や防災拠点としての利用、夜間でも安全・安心に利用できるようにしてほしいという声があり、プランに追記された。
策定にあたり、大通り公園水の広場愛護会や近隣の連合町内会、商店街などからも意見を募った。市担当者は「全長約1・2Kmにおよび、隣接する地域もいろいろな顔を持つ。それを踏まえ、多彩な魅力あふれる公園にしていく」と話す。
今後、プランをもとに設計・工事を進めていく。JR関内駅側の区域は、三井不動産(株)を代表企業とする4社が飲食店やイベント広場、子どもが遊べるプレイグラウンドなどの整備を進めており、2027年に開園予定。市が整備する残りの区域を含めた全体のリニューアル完了は、28年を予定している。