イモト、今年も息子と那須二人旅(with加瀬さん)
イモトが、今年も2歳半の息子と連れた二人旅へ。去年は移動や息子のぐずりで子連れ旅に苦労したイモト。息子の成長もあって、今年も再び二人で那須へ。今回は「イッテQ」の名物コーディネーター・加瀬さんが地元那須で楽しむプランをコーディネート。加瀬さんに懐く息子にイモトの3ショットはまるで親子のようで…
イモト、今年も息子と那須二人旅(with加瀬さん)
息子の成長を感じた!
イモト:息子と二人旅をしようと、去年も行った那須塩原に今年も行ってまいりました。同じ場所に1年後に行くことで息子の成長も見ることができると思って、あえて同じ場所にしてみました。もう一つは、那須塩原には知り合いもいるということで、その方に那須のいろんな情報を聞けるかなと思って選びました。
イモト:今回も新幹線で行ったんですけど、去年は抱っこ紐で暑い東京駅の中をウロウロしていたのが、今年はちゃんと手を繋いで歩けるというところが、もう成長! いや~、あれは嬉しかったですね! コンビニに寄って好きなお菓子を買って車内で食べることもできたし。常に手を繋いではいるけど、ここから先に出ちゃいけないよと言うのもわかるし。そんなことで、息子の成長を感じましたね。
びしょ濡れの加瀬さん登場!
イモト:那須塩原駅に着いた瞬間に、ピカッ! ドロドロドロ~と雷が鳴ってとんでもないゲリラ豪雨が始まったんですよ。那須がウェルカムしてくれないと思いながら、知り合いが迎えに来るというのを待っていたんですね。そしたら知り合いの方が、<あまり待っていてもあれだから駅まで迎えに行くので>と言って。ゲリラ豪雨の中、移動するのもどうだろうと思ったんですけど屋根もある場所だから行けると言うので、改札を出て待っていたのが、びしょ濡れの加瀬(笑)。
イモト親子の那須旅を加瀬さんがコーディネート!
イモト:「イッテQ」を見ている方にはお馴染みかと思いますが、加瀬さんは「イッテQ」のコスタリカのコーディネーターで、コロナ以降は地元の栃木とコスタリカを行き来している加瀬さんですね。私は10年以上、お世話になっていて。加瀬さんは自然にも精通していて、特に那須塩原は地元なので詳しいから、旅に出発する前に、2泊3日の中日1日くらい付き合える?って連絡したら2日間もスケジュールを出していただけて(笑)。<何時の新幹線で着く?>って、だから初日から丸々2日間ずっと加瀬さん(笑)。ちょっとお腹いっぱいになるくらい加瀬さん(笑)。ずっと同行してくれたおかげで助かりました。
イモト:結局、那須塩原駅に着いてゲリラ豪雨だったので、加瀬さんが来てくれてよかったですよ。びしょ濡れでタオルを頬かぶりした加瀬さんが<やあ!>ってやってきて、うわ、加瀬さんだと思って(笑)。で、加瀬さんの愛車の軽ワゴンのエブリイに乗って。ホテルのチェックインまでの時間に早かったから、加瀬さんおすすめの釣り堀と牧場に連れて行ってくださって。その頃にはゲリラ豪雨もおさまって。
人見知りのQ太郎君、加瀬さんにすぐに懐く
イモト:心配だったのが、うちの2歳半の息子・Q太郎が人見知りをする時期で。特に、男性に対して人見知りをするから、いきなりの加瀬はちょっとなあって(笑)。私でもびしょ濡れ頬かぶりの加瀬さんはちょっと怖いのに(笑)。だからQ太郎はどうかなと思っていたんですけど・・・加瀬さん、すごいね。私みたいな汚れた人間にはいきなりの加瀬に気圧されるんだけど、2歳半の純朴な少年は一気に懐いていたよ! すぐに手を出して抱っこされていて。加瀬さんも<Q太郎、Q太郎~かわいいわ~>って言いながらQ太郎の頬をずりずりしていているのを見て、ヤダな~って思いながら(笑)。
イモト親子の那須旅①「清流の里」
イモト:加瀬さん、ありがたいことにチャイルドシートもちゃんと用意してくれていて、甥っ子のおさがりがあるからって。素晴らしいね。加瀬さんはやっぱりコーディネーターだね。私が宿泊する予定のホテルに近い所にある、加瀬さん御用達の場所に案内してくれて。ここ、超おすすめで! 那須塩原の板室エリアに近い場所で「清流の里」という釣り堀もあるお蕎麦屋さんがあるんですよ。釣り堀にイワナやマスがいて、それを釣竿をレンタルして釣ることができて。しかも別料金で釣った魚を塩焼きにしてくれるの! もちろん、手打ちそばやうどんも食べることができて。最高なのよ!
イモト、那須では地元民の加瀬さんのバーター!?
イモト:で、加瀬さんってコミュ力がすごくて。地元の人から<加瀬さん!加瀬さん!>って声かけられていて。<え?加瀬さんってことはもしかして・・・イモトさんですか!?>って(笑)。加瀬からのイモトの流れはヤダなと思って(笑)。那須塩原では私、加瀬のバーター(笑)。加瀬さん、それくらいすごい人気だから。
イモト親子の那須旅②「南ヶ丘牧場」のプレミアムソフトクリーム
イモト:その後、加瀬さんおすすめの「南ヶ丘牧場」という無料の牧場に行って。ここは小さい子供にとっては良い牧場で、羊のエサやりやウサギの散歩、ポニーに乗れたりできて。駐車場で車から降りると、加瀬さんがQ太郎を肩車して、その横に私がいて。傍から見たら家族ですよ(笑)。あれを誰かに見られたらヤだよ(笑)。写真でも撮られたらすごくヤですよ(笑)。
イモト:その「南ヶ丘牧場」はソフトクリームが有名で。加瀬さんが<ここのプレミアムソフトを絶対に食べて欲しい!>って。那須塩原にはガンジー牛という茶色い牛がいて、その牛の乳が濃くて他のミルクとは違うんだって。そのミルクを使ったソフトクリームが有名らしくて。
イモト:私、ソフトクリームといえば地元・鳥取にある大山のみるくの里のソフトクリームが一番だと思っていたんですけど…もう余裕でガンジー牛が圧勝! めちゃくちゃ美味かった! マジであのソフトクリームだけを食べに行く価値があるくらい! それくらい美味しい! もうね、濃厚具合も違うし、ミルクももったりしていてチーズに近いような食感。あれは食べた方が良い! 私、もう1回食べに行こうと思ってるもん! あのソフトクリームを食べに新幹線に乗って行きたいくらいですよ。那須塩原に行く機会がある人は「南ヶ丘牧場」のソフトクリーム、食べて欲しいなあ。
加瀬さん「Q太郎にホタルを見せてあげたい!」
イモト:ようやくホテルのチェックインの時間になったので、ホテルまで送ってもらって。この日はこれで終わりかと思ったら加瀬さんが、どうしても見せたいものがあるって。夜にホタルをどうしてもQ太郎に見せてあげたいって。Q太郎も着いたばかりでけっこう疲れているんだけど、大丈夫かなと思って(笑)。
イモト、夜の山奥で「なんで加瀬さんを信頼しているんだ!?」
イモト:夕飯を終えた夜7時過ぎに、加瀬さんおすすめのホタルのポイント3箇所を巡ることになって。那須塩原も山奥だったから街灯も無くなってきて、真っ暗な山道を加瀬と私とQ太郎とでホタルを探しに行くわけですけど、、、もちろん加瀬さんのことは信頼しているんだけど、、、私、途中からなんでこんなに加瀬さんを信頼しているんだろう!?と不安になるくらいヤバい山道に入って行くんですよ(笑)。もしここで置いていかれたり、加瀬さんがヤバい奴だったらと思ったらどんどん怖くなってきて。
イモト:しかも、運転している加瀬が急に無言になって(笑)。さっきまであんだけ喋ってたのに急に無言で(笑)。で、急にクルマを止めて、<ホタルのポイントを見てくるから>って行っちゃって。ほんとに暗い山奥に爆睡したQ太郎と私だけ置いていかれて。しかも、なかなか戻ってこないし。マジでどうしよう!?と思って。こっちはケータイの明かりしか無いし、電波もギリギリで(笑)。
小さい光がポツン、、、
イモト:そしたら加瀬さんがダッシュで戻ってきて、<いた!いた!>って。でも、Q太郎も寝ちゃってるからと思ったけど、<いいから!いいから!置いて行けないから!>って、寝ているQ太郎を抱っこして川まで行って。そしたら加瀬さんが<見て見て!いたいた!>って言うから見たら、小さい光がポツンって一つだけ、本当に小さいのが(笑)。確かにいたけど(笑)。このために夜、暗い山道を歩いて、この小さいな点かと(笑)。加瀬さんも<一匹かあ、、、>って悔しがっていて。<7月だったらクリスマスツリーみたいになるのに~>って(笑)。加瀬さんがほんとに一生懸命やってくれるので、こっちもいやいや~とも言えなくて。Q太郎の背中を叩いて<ホタルだよ~>って(笑)。ずっと寝ているけど、ホタルを見たってことにして(笑)。
イモト:その後、加瀬さんから<あと2か所まわる>って言われて(笑)。クリスマスツリーみたいなホタルは絶対にムリだろうと思ったけど(笑)。予想通り、残り2か所も同じような感じで。でも、ありがたいなと思って。東京の家の周りではホタルは見ることができないのでね。どうしてもホタルのクリスマスツリーが見たかったら7月上旬が良いそうなので、その時期を狙って行こうかなと思います。その日はそれでクタクタに疲れて(笑)。
加瀬さんの弟子「トトロさん」登場!
イモト:次の日も朝から(笑)。加瀬さんから前の日に<あす、何する?>って聞かれて。ロケじゃ無いからそんなに予定を詰め込んでもと思って。休みに来たんで、予定を一つだけにして。川遊びが出来る穴場の場所があって。加瀬さんはそこでいつもキャンプをしているという場所で。加瀬さんから<BBQの準備で人が必要だから僕の弟子みたいなのを連れてきていい?>って言われて来てくれることになって。
イモト:その場所というのが板室温泉の近くなんですけど、人もそんなにいなくて、浅くて透明度の高い、きれいな川があって。そこで加瀬さんの弟子で、あだ名が“トトロ”という(笑)。本人から<トトロです>って自己紹介されて。千葉在住の方で、コロナ禍に加瀬さんと知り合って、そこから月1くらいで加瀬さんとキャンプしているというトトロさん(笑)。トトロさんが炭に火をつけてくれたりしてくれて。加瀬さんがテントとかをアウトドアワゴンに荷物を入れて持ってきてくれて。タープも立ててくれて。
加瀬さんのコミュ力!
イモト:Q太郎は初めての川遊びですよね。ちょっと川で遊ばせるのは怖いなと思ったんですけど、加瀬さんが浅い所に石で仕切りを作ってくれたので、Q太郎はパシャパシャ遊んで。そこでも加瀬さんのコミュ力が凄かったんだよなあ。そこの川には家族で来ていらっしゃる方がいたんですよ。その家族の男の子が持ってきていたダンプカーのおもちゃが川に転がっていたんですよ。うちのQ太郎はクルマが好きだからすぐ気づいて、あれで遊びたい!みたいな感じになって。あれはお友達のだからダメだよって言っていたんですよ。
イモト:それを見ていた加瀬さんが男の子の所に行って、自分が持ってきた水鉄砲を見せて<ねえねえ! オレの息子がさ~>って、え、え?オレの息子??って(笑)。まあ1回スルーしようと思って(笑)。<オレの息子がダンプカーで遊びたいって言ってるから、水鉄砲と交換しない?>って。その男の子も水鉄砲で遊びたいから<いいよ!>ってすぐ貸してくれて、Q太郎はダンプカーで遊ぶことができて。
加瀬さん「オレの息子」発言に、イモト「ん?」
イモト:加瀬さんのコミュ力と発想はすごいよね! <オレの息子~>だけは気になったんだけど(笑)。まあ、確かにその方が話がスムーズに行くけど、ちょっとだけヤだなって思って(笑)。加瀬さんが<オレの息子>って言ったら、私は?ってことになっちゃうから(笑)。どう見られるんだろうって。加瀬さんのコミュ力は凄いなと思いましたね。トトロさんも加瀬さんのコミュ力についてはすごく尊敬していました。
Q太郎君、シシャモを頭からパクパク
イモト:で、BBQでは炭で焼いたホッケやシシャモ、もう最高よ! シシャモを焼く後にきれいな川が見えて。そんな景色で食べればなんでも美味いよ! 普段は魚を食べないQ太郎もシシャモを頭からバクバク食べていて。<苦くないの?>って聞いても<大丈夫!>って。
イモト&Q太郎君&加瀬さんの擬似家族!?
イモト:でもその頃には、加瀬さんとQ太郎が親子のようになっていて(笑)。Q太郎が<カシェシャン!>って。加瀬さんが炭で手を火傷したのね。そしたら心配したQ太郎が<アチチだったら、川で手を洗った方がいいよ>って教えてくれて。加瀬さんと二人で川に手を冷やしに行ってて、、、もう親子じゃん! あれ、これが私の家族だっけ!?みたいな(笑)。ヤバいよ、あの疑似家族体験(笑)。ちょっとごめんよ、夫と思って(笑)。加瀬さんも自分で言ってたけど、子供と動物にはすごく好かれると。艶やかな女性にはヒットしないんだけどねって。子供に好かれるのは見てて、ほんとに思いました。加瀬さん自身、お子さんもいらっしゃるから子供の扱いにも慣れていらっしゃるし。
イモト:午後からまた雨が降ってくるというので、早々に撤収して。加瀬さんとはそれでお別れして。加瀬ツアー、凄かったなー。那須の思い出、ほぼ加瀬なんですけど(笑)。もうちょっと色々とあったはずなんですけど、ほぼ加瀬になってますねー。ピザ作り体験などやったんですけど、思い出が加瀬に上書きされてますね(笑)。二人旅のはずだったんですけど、今年はほぼ三人旅でした(笑)。息子が成長したというのもありますけど、加瀬さんがいたから去年よりスムーズだったというのはありますね。
イモト「色々めちゃくちゃ言わせてもらうけど、、、加瀬さんはすごく良い人!」
イモト:今、加瀬さんにどうやってお礼をしようかと思っていて。加瀬さんって、ほんとにそういうお礼を受け取らないんだよね。住所も教えてくれないし。こういう方にお礼をするにはどうすればいいんだろうね。ああ、PayPayやLINEギフトとかね(笑)。加瀬さんって、お礼とかそういうことでは無いんだろうなあ。もちろん、お礼はした方がいいんだけど、遊びに来て楽しんでくれているのがとにかく嬉しいんですって。
イモト:ほんとに良い人だなって思ったんですけど、最後、私が<何から何までお世話になりました!>って言ったら、加瀬さん<いや、今回は僕の方が癒されて。こんなに楽しいとは思わなかった>って。良い人じゃん、加瀬~!!と思って。ごめんねー、色々と言わせてもらうけど。でも結局、加瀬はすごく良い人なの! 私はすごく大好きなの! 私は加瀬についてめちゃくちゃ言うけど、大好きなのよ!
(TBSラジオ『イモトアヤコのすっぴんしゃん』より抜粋)