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日曜日限定釣り人には、「GW」とは色々と妄想が膨らむもので…… 。「他県へ遠征」や「朝マヅメから夕マヅメまでぶっ通しで釣り」など、春の気配を感じる頃になると、釣り愛が爆発し、野望と妄想と構想が湧き上がり、夜も眠れず悶々とするのが本音です。そこで今回は、GWに海の香りを感じながら全集中して、一度は行ってみたい「憧れの釣り場」を妄想&空想仕立てで、申し訳なくご紹介致します。

熊本県：御所浦島

色々と伝説的な釣果が噂される島で、フェリーで行く事が可能なことから、筆者も手の届きそうで届かない憧れの場所の一つです。有名なのは、アオリイカの実績が高く、アジングでも有望な港が多いところです。

極み付けとしては、島のほうからフェリーで来た小学生が「こんなアジなら向こうでは釣り放題だよ。」と言う程のポテンシャル。

アジング迷走中の筆者としては、いい大人が子供の言う事を丸呑みにして信じるのも……と考えましたが、いつか必ず行くと心に決めている場所です。そろそろ行こうかな……。

熊本県：牛深

筆者のもっとも身近で憧れの強いフィールドです。陸をひたすらドライブして、やっとの思いで辿り着く印象です。筆者はいつも「釣果難民」なもので、「大型のアオリイカ」を求めて、果敢に挑んだ経験があります。しかし、移動時間を考えると、スーパー短時間釣行となることが多く、いつかこの地で「釣り果てたい」と野心を抱いております。

一言で表現すれば、「アヴァロン」。釣り人が辿り着く遠き理想郷とでも言うべきですかね…… 魚影の濃さはベイトの存在が日常に思えるレベル。青物やヒラメの実績も高く、大物との出会いを予感出来る憧れのフィールドです。

大分県：大入島

かのプロアングラーの取材でよく拝見する「アジングの聖地？」。交通手段として、フェリーで行く事が可能です。しかも佐伯港から出船するのですが、その佐伯港ですらポテンシャルが高いフィールドなのに、その先の沖に見えるアイランドなんですよ。潮通しがどうのこうのとか言うレベルではなく、まるで「釣り人の楽園」ですこれは。

もう、爆釣しか想像が出来ません。また、訪れる人が多く情報も集まり易いので、腕利きのアジンガーなら、一度は訪れる場所と言うか、登竜門的なフィールドですね。

更に、真鯛や黒鯛の大型も出るフィールドから、多種多様なアングラーが訪れると言われており、連泊で釣り三昧などにもってこいの夢の島です。

福岡県：糸島

アジンガーは元より、エギンガーにも有望なポイントが点在するA級エリアです。筆者も一度は行ってみたいと野望を抱いております。

透き通る水質に入り組んだ地形から、ポテンシャルが高い印象しかありません。また、投稿されている釣果情報も良型のアジやアオリイカばかり……。

更に、観光地でも有名な場所の為、釣りだけで訪れるのは勿体無く、観光旅行にも最適ですから、釣りの帰りは旅行気分も味わえる多機能的なフィールドです。

長崎県：壱岐

人気のYouTuberが、エギングタックルでアジを連発して仕留めた事で、一気に知名度が上がり、有名になったフィールドです。その時に釣れていたアジのサイズが規格外だったことから、「テラアジ」を釣るなら「壱岐」と、アジングをされる方なら強い印象を持たれたと思います。まさに、「夢のフィールド」……。

しかし、地合いも短く、知識や技術を問われる難しいフィールドでもある為、惨敗した方々はいい印象を持たれてないかと思いますが、それだけ大型を釣るにはシビアな情報収集が必要だと伺えます。「学ぶ」、「磨く」、「知る」を釣り人として深める為に行くフィールドだと、筆者はリスペクトしています。

まとめ

GWは一年に一度のビッグイベント。釣り人として存分に「釣り物」と「憧れのフィールド」を思案に思案を重ねて、練りに練った釣行計画をスケジュールしたいものですね。また、遠征に囚われず、近場で釣り三昧のプランも心踊るところです。

今年のGWは、遠征してみるのはどうでしょうか？筆者の妄想が、皆さんの心と身体のリフレッシュの手助けとなれば光栄です。

＜松永一幸／TSURINEWSライター＞