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【青山・パフェ】-まるで苺の宝石箱 ブルー・ブリック・ラウンジのご褒美パフェ-

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水曜日の午後。一週間もちょうど折り返し、そんな時にちょうど甘いものが欲しくなる。長い歴史を持った名店や、原宿と言えばコレ!といった定番スイーツから、最新のスイーツまで表参道・原宿にはスイーツがあふれているではないか。いわばスイーツの楽園と言えるかも。さて、今週食べたスイーツはこちら!

本日のスイーツ:BLUE BRICK LOUNGE(ブルー・ブリック・ラウンジ)

メニュー:パフェ
食べたもの:デセール オベール ショコラフレーズ(1760円)
飲食スタイル:イートイン

2024年2月5日。大雪予報。ニュースでは「不要不急の外出は控えて」との呼びかけもされていたが、それでも仕事に行かねばならぬのが社会人。予報通りの雪に見舞われた取材後の帰り道、横殴りの雪を一身に受けながら必死に会社へと歩みを進めていた。

そのとき、ふと目に入ったのが「ヨックモック 青山本店」(外観が真っ青なので雪の中でもよく目立つ)。そういえば、こちらには「ブルー・ブリック・ラウンジ」というカフェが併設されている。普段は並びが発生している人気店だが、この日は悪天候のためか待ちはゼロ。せっかくだしひと休みしていこうと、暖かい店内に足を踏み入れた。

席に案内され、ほっと一息。QRコードを読み取り、メニューを選ぶ。どれも美味しそうだけど、季節的にはそろそろバレンタイン。自分へのバレンタインプレゼント的なノリで「デセール オベール ショコラフレーズ」なる、ご褒美パフェをセレクト。“アツアツ”のチョコレートソースをかけて食べるらしく、今日のような寒い日にもぴったりだ。

ウェルカムティーを飲みながら待っていると、まるで芸術品のようなパフェが登場。サイズは想像よりもかなり大きい。器の中に艶々の苺がぎっしり詰まっていて、思わず「苺の宝石箱や〜」と口走りたくなる。

早速、温かいチョコレートソースをかけてみる。チョコレートの蓋がじわじわと溶けていく様が美しい。1人だったので写真を優先したが、これは絶対に動画で撮るべき。

甘い苺のコンフィチュール(砂糖と一緒に煮詰めたもの。果実のかたちを残しているのがジャムとの違いらしい)の苺の果肉が、ビターなチョコレートソースと絡み合う。食感も、コンフィチュールのプルプルだったり、バニラアイスのひんやりだったり、チョコレートクッキーのザクザクだったり、とにかく口の中がずっとおいしくて楽しい。それなのにまったくガチャガチャしておらず、終始、洗練された上品な味わいを保っている。そうか。これが「調和」か。と納得。甘いものが苦手な人にこそ食べてもらいたい逸品だ。

パフェを食べ終えたあとは、ヨックモックの看板商品であるシガールがサービスされる。豊かなバターの風味と、サクッと軽い口当たり。ヨックモックといえば、やっぱりこれだよね。

「店を出る頃には雪が止んでいるかも……」なんて淡い期待も虚しく、外は相変わらずの雪景色。それでも、ご褒美パフェのおかげで心はホカホカだ。雪の勢いは増すばかり、しかし入店前よりも少しだけ軽い足取りで帰路を辿った。

■BLUE BRICK LOUNGE(ブルー・ブリック・ラウンジ)
住所:東京都港区南青山5-3-3
営業時間:10:00~19:00
電話番号:03-5485-3340
定休日:不定休
Instagram:@yokumoku_jp

Text:Arisa Watanabe

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