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ジェフ千葉が金星!FCバルセロナに勝利 激戦続く「ワールドチャレンジ」2日目

サカイク

千葉県のフクダ電子スクエア/フィールドで開催中のU-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2日目も激戦が続きました。

夏の強い日差しが照りつける中、注目クラブ同士の対戦やFCバルセロナが敗れる波乱が起きました。
(取材:鈴木智之、写真:新井賢一)

 

(初日3連勝のFC大泉学園はバーモントカップ王者のマルバFCと対戦)

 

 

 

■注目の一戦、マルバがFC大泉学園を破る

2日目の注目カードは、初日に3連勝を飾ったFC大泉学園と、バーモントカップ王者のマルバFCとの対戦。この試合は、マルバが大清水皇輝選手、野口修吾選手のゴールで2対0で勝利し、選抜チームの実力の高さを見せつけました。

(選抜チームとの対戦に苦労したと語ったFC大泉学園の小嶋快監督)

 

試合後、FC大泉学園の小嶋快監督は「マルバさんは選抜チームなので、オールスターのような感じで個の能力が高い子が多く、対応に苦労しました」と振り返りました。

 

(11人制での試合はこの大会初日が初めてだったと話したマルバの浅野智久監督)

 

勝利したマルバの浅野智久監督は、チーム作りについて「11人制だからといって戦術ありきではなく、個人で何ができるかが大切だと思っています。『この選手はこのプレーが得意だから、このエリアでこういうプレーができるといいよね』といった形でやっていきたい」と、個の特徴にフォーカスして戦うスタイルを示しました。

特筆すべきは、チームの準備状況です。浅野監督によると「(ワーチャレ直前まで)バーモントカップがあったので、11人制の練習は全然していません。昨日の大会初戦が初めての試合でした」と話します。

それでも勝てた理由について、浅野監督は「フットサルのクアトロという戦術に近い、3ライン制を導入しています」と説明。加えて「最終的にプロになって求められるのは、試合中の様々なことを自分で感じる力。だからこの年代ではポジションに縛られることなく、自分で守る、自分で攻めることを重視しています」と、将来を見据えた育成方針を語りました。

 

■バルセロナに波乱、ジェフ千葉が金星

2日目の午後に行われた試合では、大会の目玉であるFCバルセロナが、ジェフユナイテッド千葉に1対2で敗戦。地元Jクラブの健闘が光る結果となりました。

とはいえバルセロナは直後に行われた、札幌ジュニアFC戦に5対0で大勝。グループ首位で決勝トーナメント進出を決めました。

ワールドチャレンジは明日21日にラウンド16を迎えます。16時キックオフということで、これまでの炎天下での試合と比べて、気温も下がる時間帯での開催となります。

海外勢と日本チームの激突、選抜チーム同士の技術の応酬、そして地元チームの奮闘など、様々なドラマが生まれているワールドチャレンジ。

入場無料で観戦できるこの大会に、ぜひ足を運び、子どもたちの熱戦を間近で感じてみてください。きっと多くの発見と感動があるはずです。

 

ワールドチャレンジ2025大会結果はこちら>>

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