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湘南国際村に国際学園 優先権者決定 27年開校へ

タウンニュース

開校が予定されている「葉山秋谷国際学園(仮称)」のイメージ図(県提供)

葉山町と横須賀市にまたがる「湘南国際村」の一角に、インターナショナルスクール「秋谷葉山国際学園」(仮称)が開校することが明らかになった。県が4日、BC地区の一部、約7・5haの利活用に向けた優先交渉権者に、(株)秋谷国際学園運営会社(同市秋谷)を選定。今後地元説明会や事業計画の策定を経て2027年8月の開校を目指すとしている。

設置するのは、同地区の仮設駐車場と「めぐりの森」の一部。地区の一部に木造2階建ての校舎3棟と体育館、グラウンドなどを整備する。

また地元住民などがテイクアウトで一般利用できるカフェや屋外テラスなどを併設。駐車場(60台)とトイレを設置するほか、めぐりの森で環境配慮型の農園を運営するという。

4歳(年中)から14歳(中学3年生)程度までの一貫教育で、定員440人を想定。グローバルな視点を育む「国際バカロレア教育」も視野に国際色ある人材育成に取り組む。目指す学校像として「世界で生きる力を育む、日本を代表するインターナショナルスクールの設立」を掲げている。

来年1月以降、地元説明会や事業計画の策定を予定。同年後半以降、地区計画の変更や事業用定期借地権の設定契約を締結し、26年の着工を見込んでいる。

交流人口増へ期待

湘南国際村には現在、2つの研究施設と官民合わせて16の研修施設等が立地。BC地区(計114・2ha)は2010年に民間事業者から無償譲渡され、県が「湘南国際村めぐりの森」と称し、官民で植樹活動などを行ってきた。

県は19年に改訂した基本計画に基づき、民間活力を活用し一部エリアの利活用を図るため、事業提案を公募。期間中に2社の応募があり、同社の提案が「建物配置が近隣に配慮していることや、交流人口の増加など地元への効果が期待できる」として優先交渉権者に選ばれた。

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