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刺身とフライの両立!?宝塚の創業90年の魚屋さん『中庭商店』だからできる“究極のアジフライ” 宝塚市

Kiss

阪急「宝塚駅」からすぐのところに1935年創業の老舗の魚屋さんがあります。そこでランチタイムに提供されているアジフライが斬新すぎるとの噂を聞き、友人と一緒に行ってみました。

今回行ってきたお店は花のみちの手前の道を少し入ったところにある『中庭商店』(宝塚市)。

店舗1階は新鮮な魚介や美味しそうなお惣菜が販売されている、いわゆる昔ながらの魚屋さん。

そして、店舗の2階に座敷やテーブル席の飲食スペースがあります。ランチメニューは今回のお目当ての「究極のアジフライ定食」のほかに「日替わりお造り定食」「淡路島産ハモフライ定食」「鯛の塩ユッケ」もありました。魚屋さんが作る魚料理なんてどれも魅力的すぎます!

<ランチ>(写真手前)「究極のアジフライ定食」1,500円(税込)※限定25食 <ランチ>(写真奥)「淡路島産ハモフライ定食」1,500円(税込)

せっかくなので「究極のアジフライ定食」と「淡路島産ハモフライ定食」の2種類を注文し、友人とシェアして食べることにしました。

こちらが噂の「究極のアジフライ定食」。アジフライはよく見る姿のままの形ではなくて大きなサイズのアジを開いた状態で揚げられています。そして何といっても一番の特徴は”レア"!当日の朝に仕入れた新鮮な魚を使用しているからできるメニューだそうで、まさに魚屋さんだからこそできるメニュです。

中身は刺身のようなのに衣がついていてフライ、これは斬新です!まずは何もつけずにそのまま食べてみます。

口に入れるとまずは衣のサクッとした食感、そして次にプリッとした食感。フライと刺身が両立する新食感に驚きです。味わいも両方の美味しさを楽しめてクセになりそうな感じです。

抹茶塩、自家製タルタルソース、白出汁の3種類の薬味がついているので、次はタルタルソースで食べてみます。不思議なことにタルタルソースをつけるとアジフライの美味しさになります。

そして抹茶塩をつけてみると今度はアジの刺身の美味し!薬味によって変わっていく味わいにもう箸が止まりません。小鉢の炒めたヒジキ、シャケの入ったポテサラもかなりこだわった味付けで大満足。

こちらは友人が注文した「淡路島産ハモフライ定食」。こちらもアジフライに負けず劣らずインパクトのあるルックスです。

まずは一本そのまま乗せられた骨センから。2度揚げしているそうでパリッパリです。

大きなハモフライは厚さもしっかりとあり、かなりボリューミー。新鮮なハモをフライにして食べるなんて何だか贅沢な気分になりますね。

ふっくらとした食感のハモフライはあっさりとしていながらもしっかりと旨みがあり、噛めば噛むほど口の中にが広がっていく感じ。湯引きのハモしか食べたことがなかったのですが、フライにした方が旨みをしっかり感じます。

ハモといえばやっぱり梅肉ソースは外せないですよね。酸っぱすぎないようにアレンジされた梅肉とハモはやはり黄金の組み合わせ。上品な美味しさの余韻がしばらく口の中に残り幸せな気分になります。

"さすが魚の魅力を知りつくした魚屋さん"と唸らされる同店のランチメニュー。今回お目当てだった「究極のアジフライ定食」はもちろん、「淡路島産ハモフライ定食」も魚の美味しさを存分に味わえる究極のメニューでした。

同店では夜の時間帯は鍋料理の提供もしており、旬の魚を楽しませてくれます。予約に合わせて新鮮な魚を仕入れてきてくれるので、夜は前日までの完全予約制です。


場所
中庭商店
(宝塚市栄町1-18-5)

営業時間
12:00〜14:00
※夜の鍋料理は前日までの完全予約制(18:00〜22:00)

定休日
日曜日・祝日

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