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厚木市 ふるさと動画大賞で受賞 学校給食の魅力伝える

タウンニュース

「いただきます」と手を合わせる児童(動画から抜粋)

学校給食を通して厚木市の子育て環境をPRしようと市が制作した動画「おいしいね厚木の給食」が、全国の自治体が作る優れたPR動画を表彰する「地域プロモーションアワード2024ふるさと動画大賞」で、大賞・優秀賞に次ぐ審査員賞を受賞した。

ふるさと動画大賞は、地域の魅力を発信するパンフレットやプロモーション動画を審査する「地域プロモーションアワード」の一環として、年に一度行われている。6回目となる今回は全国から104作品の応募があり、大賞と優秀賞、各審査員賞6作品の計8作品が受賞した。

市は厚木の魅力を発信するシティプロモーションの一環として、さまざまなテーマでPR動画を制作。「おいしいね厚木の給食」は、今年4月に開始した小中学校の給食費無償化に合わせ、市の子育て環境を広くPRするために作成した。

2分15秒の動画は、学校給食に携わる人のメッセージを中心に構成。1日に必要な栄養の3分の1の量が取れるように献立を考え、彩りや食材の組み合わせなどで給食に興味を持ってもらうことを心掛けていること、6学年が同じ給食を食べることから、年齢差を考えて食材の大きさを整えたり固くならないように工夫したりしていることなどを、栄養士や調理員の言葉で伝えている。

給食に使用される地場農産物の生産者も出演し、大豆農家の女性は「化成肥料を使わず、おいしいものを作りたいという一心」と語り、「『おばあちゃんの優しいお味噌の香りがしたよ』と言ってくれて、私もすごくうれしかった」と子どもたちとのふれあいを喜ぶ。野菜農家の男性も子どもたちから手紙をもらったことがあるといい、「腹一杯食ってほしい、それだけです」と優しく語りかける。

審査員の一人で、マガジンハウスクロスメディア事業局局長の戸高良彦さんは、「登場人物、世界観ともに演出を感じさせない、素直なシティプロモーションだと感じた。子どもたちに語らせないところがポイントで、冒頭の『いただきます!』と『笑顔』だけで『感謝とありがとう』を表現する引き算の演出が光る」と評価した。

動画は市公式ユーチューブで視聴できる。

視聴用二次元コード

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