「春キャベツ」と一緒に食べると体が喜ぶ“健康食材”「抗酸化作用や消化吸収を高める」[貧血予防にも」
春キャベツは3~5月が旬です。柔らかい食感が楽しめる春キャベツは、ある食材と組み合わせることで、より効果が高まるんだそう。今回は、管理栄養士の関口絢子さんに「しそキャベツ」の作り方を教えていただきます。
教えてくれたのは……管理栄養士・関口絢子さん
料理研究家・管理栄養士・インナービューティスペシャリスト。「健康な体と豊かな心を育む食卓」をテーマに、季節の体の変化や旬の食べ物にフォーカスした食の知恵をお届けします。YouTubeでも体に優しいレシピや知識を発信。
キャベツと大葉の簡単浅漬け
今回は春キャベツレシピのレパートリーにおすすめの「しそキャベツ」をご紹介します。大葉を合わせるとキャベツの健康効果がアップし、作り置きにもぴったりです。
キャベツと大葉は相性が抜群
ビタミンCやK、葉酸、イソチオシアネートなど抗酸化作用のあるキャベツと、ビタミンやミネラルなどを含む大葉を合わせることで相乗効果が生まれ、より高い抗酸化作用や消化吸収を高めることができます。合わせることで、傷みにくいうえに、野菜としての栄養価の向上が期待できます。大葉の鉄分とビタミンKと、キャベツ葉酸とビタミンCが協力し、貧血予防にもなります。
「しそキャベツ」の作り方
材料
・春キャベツ……2分の1(400g)
・大葉……10枚
・塩……小スプーン1杯
・酢……大さじ2~3
作り方
1.キャベツの芯を包丁で取ります。キャベツと大葉をきれいに洗います。
2.キャベツの葉は1cm幅ぐらいに、芯の太い部分は薄切りにします。大葉は茎の部分を取り、細切りにします。
3.保存袋にキャベツ、大葉を入れます。塩、酢を加えて、空気を入れた状態で封をします。保存袋を振り、全体に調味料が混ざるように混ぜます。
4.器に盛りつけて、できあがりです。
今回は、「しそキャベツ」をご紹介しました。1週間を目安に食べ切ってください。そのままでもおいしいのですが、ツナを油ごと和えることで簡単に副菜になります。カニカマや竹輪などの魚肉系とマヨネーズを少し入れても楽しめます。作り置きをしておくと保存性もよく、アレンジも可能です。ぜひ、サラダ感覚で楽しめる浅漬けを作ってみてください。
※こちらの記事は元動画の提供者さまより許可を得て作成しております。
ayako/ライター