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【横浜市磯子区】消防服を啓発品に再生 磯子消防署と滝頭の裁縫団体が製作

タウンニュース

感謝状や製作物を持つ池田代表(右から3人目)たち

磯子消防署(渡邉浩司署長)は、磯子区内で活動する裁縫サークル「滝頭ちくちくボランティア」と協力し、役目を終えた消防服をバッグなどに再生するプロジェクト「Re:FIRE(リ:ファイヤー)」を始動した。製作物は啓発に活用し、地域と協働で消防服の再利用を進めていく。

消防士の命を守るために耐久性・耐熱性に優れた素材で作られている消防服。使い終えた服は一部をリユースするが、横浜市消防局で年間400から500着が廃棄されているという。同局としても廃棄される消防服などに新たな価値を与えて再生するアップサイクルに取り組み、ふるさと納税返礼品などとして活用してきた。

エプロンやバッグに

同団体は60代から80代までの6人が中心となり活動するボランティア。昨年4月、同団体の池田好子代表が「廃棄される消防服を活用したい」と同署に提案したことをきっかけに、同署と同団体、市消防局、同団体の活動拠点である滝頭地域ケアプラザが協議を重ねてきた。昨年12月には覚書を締結し、まずは約10着の消防服を活用して同団体がエプロン、巾着袋、トートバッグ、鍋敷き、手帳カバーなど約20点を製作。全ての製作物に、同署員が考案したプロジェクトのオリジナルロゴがつけられている。

同ケアプラザで3月2日に感謝状贈呈式が開かれ、渡邉署長から池田代表に感謝状が手渡された。渡邉署長は「資源の有効活用だけでなく、消防の活動や思いを未来につなげていただくことは大きな励みになる。防火・防災意識の向上のために活用させていただきたい」と話す。

製作物は同署3階で展示。また、防火・防災意識の向上を目的とした啓発物品として、地域の防災イベントなどで配布・活用される予定だ。池田代表は「まだできたものはわずかだけど、これからも皆さんとアイデアを出して頑張っていきたい」と話した。

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