【貴重な青空!カラッとした暑さ】北海道の週間天気予報 21日(水)から/気象予報士執筆
北海道のあす21日(水)の天気と、週間予報を、HBCウェザーセンターの児玉晃(こだま・あきら)気象予報士がお伝えします。
児玉気象予報士が描いた、独特なイラストとともに…。
貴重な青空
まずは、HBC「今日ドキッ!」でご紹介している、生活情報「児玉のコトダマー!!」
「あす21日(水)は貴重な夏空 カラッとした暑さ」
暦の上では秋なんですが、まだ夏を感じさせる強い日差しが照り付けます。湿度が低いので、北海道らしいカラッとした暑さになります。
でも、「貴重な」という言葉が引っかかりますよね…長く続かないということでしょうか…
あさって22日(木)からは、くもりや雨の日が多くなります。
その原因の一つが台風です。
東シナ海を北上中の台風9号は、あす21日に朝鮮半島を通ります。そして台風から変わった低気圧が23日(金)にかけて北海道に近づき、大雨になるおそれがあります。
洗濯物などは、あす21日の日ざしを有効に使いたいですね。
21日(水)の北海道の天気と気温
あす21日(水)の天気と気温です。
各地で晴れますが、朝は道北や道東方面で気温が下がり、稚内の沼川は8度、同じ宗谷の中頓別町では9度まで下がるでしょう。
あす21日(水)の時間ごとの天気。道央・道南からです。
札幌など朝から晴れて、函館も午後を中心に青空が広がります。札幌の最高気温は28度ですが、カラッとした暑さです。
道北・空知です。
朝から晴れます。日ざしは強いですが、湿度が低いので、日陰では風が心地よく感じられそうです。旭川の最高気温は29度。こまめに水分補給をしましょう。
道東・オホーツク海側です。
晴れて、紫外線対策が必要です。中標津や北見など朝と日中の気温差が15度くらい開くので、服装調節に気を付けてください。
秋の見通し
きょう20日に気象台が発表した、9月から11月の3か月予報です。
気温は高く、季節の歩みはゆっくりです。南海上では台風や熱帯低気圧が発生しやすい状況になっています。9月も台風に注意してください。
紅葉は今年も遅め、10月中旬から下旬に見ごろを迎えるところが多くなりそうです。
気温が高い状態で上空の寒気が強まると、気温差が大きくなって雪雲が発達するため、11月でも大雪のおそれがあります。
秋は台風シーズンでもありますから、普段から非常食など備えをしておきましょう。
21日(水)からの北海道の週間天気予報
では、21日(水)からの週間予報。日本海側とオホーツク海側からです。
木曜の午後から雨で、金曜は大雨になりそうです。来週も南から暖かく湿った空気が流れ込み、雨と蒸し暑さが続きます。
つづいて、太平洋側です。
木曜の夜から道南で雨脚が強まり、金曜日にかけて雨の降り方に注意して下さい。週末は寝苦しさも戻ってきて、函館の最低気温は24度くらいでしょう。
21日の札幌の朝昼晩の天気
では、あすの札幌です!
朝昼晩の天気をもんすけでお伝えします!
もんすけは、虫取りやバーベキューなど夏休みを満喫してますね。
勉強するにも屋外で遊ぶにも良い日和です。残り少ない夏休みの思い出を作りましょう。
水分補給は忘れないでくださいね。
文・イラスト: HBCウェザーセンター 気象予報士 児玉晃
HBCテレビ「今日ドキッ!」の番組内でも独特(?)なイラストを使って天気をお伝えしています。
HBCウェザーセンターのインスタグラムも開設!予報士のゆる~い日常も見られますよ。
連載「気象予報士コラム・お天気を味方に」
天気予報のほか、天気に合わせた服装の選び方のヒントなど、HBCウェザーセンターの気象予報士が暮らしに役立つ記事をお届けしています。
※20日(火)午後5時時点の情報です。最新の気象情報は、HBCウェザーセンターのホームページなどでご確認ください。HBCは気象庁の認可を2001年に得て以来、民間気象会社の一つとして「HBCの独自予報」を発信しています。
編集:Sitakke編集部IKU