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12月13日、金沢市長町に「志木葉」がオープン！
長年料亭で腕を磨いてきた店主がもてなす、日本料理と鉄板焼きが堪能できるお店です。

長町武家屋跡周辺にオープンした「志木葉」。
和のしっとりとした設えと灯籠のある日本庭園が、上質な空間を想わせる外観。
「和食」と「鉄板」を融合させた目新しい料理スタイルが目を惹きます。

入店してまず目に飛び込んでくるのが、桧の一枚板が美しいカウンター。
席間をゆったりと配し、6名〜7名まで対応。
また奥には、4名まで対応の個室も完備しています。

店主の実直な仕事ぶりが伺える料理の数々。
毎日市場に通い、その日仕入れた一番いい食材を提供されているそう。
今回は、コース（12000円・15000円／全8～9品）のおすすめ2品をご紹介します。

お店の顔とも言える八寸。

・鴨ロースと粒マスタード 菜の花のお浸し
・丸葉春菊（金沢春菊）と数の子の白和え
・海鼠（なまこ）酢 紅芯大根の酢漬け
・鉄皮（てっぴ：ふぐてっぴの煮こごり
・柳鰆の幽庵焼き
・五郎島金時の蜜煮
・湯葉と白子の柚子味噌焼き くわいのチップ

石川の旬の素材を使い、冬の訪れと秋の名残といった季節の移ろいを表現。
旬を愛でる見目鮮やかな盛り込みです。
料理に合わせた、北陸の地酒や店主こだわりの日本酒のラインナップも気になるところ。

コース終盤には、鉄板焼きも登場。
ジュージューとカウンター越しに音を立て、火入れを見極め鮮やかにステーキナイフを扱う店主の様子に、思わず見入ってしまいます。

能登牛のいちぼを使った鉄板焼きは、生姜醤油でさっぱりと。
繊細な日本料理の中にお肉が入ることで、満足感がぐっと底上げされます。
（お肉が苦手な方には、魚でも対応してくれます）

店主の富健二さんと、着物姿が似合う奥様の明日実さん。
健二さんは、18歳から30年間県内外の料亭で板前を勤めた、確かな腕の持ち主。
料理一筋でやってこられた健二さんと、そんな夫を支える明日実さんの笑顔や時折り見せる芯の強さが印象的。
店名にはお二人のご出身である、志賀町と志雄町の「志」の文字がとられています。

「志は木の葉に包む」
たとえ木の葉に包むほどのささやかな物でも、心がこもっていれば立派な贈り物になる…そんな素敵な意味が込められた「志木葉」。
伝統のある日本料理を大切にしながらも、新たなスタイルを提案してくれるところも魅力の一つ。
わざわざ足を運びたい一軒ですね。

志木葉

住所石川県金沢市長町2-4-34
TEL076-223-8841
営業時間18:00-23:00
定休日不定休
駐車場近隣に有料Pあり
公式Instagram( https://www.instagram.com/shikiha_kanazawa/ )