絶景“雪の大谷”2026年は高さ12m【立山黒部アルペンルート】全線開業55周年! 春だけのイベントが目白押し
3000m級の山々が連なる北アルプス立山連峰。
その山中を貫いて富山県と長野県を結ぶ立山黒部アルペンルートは、富山が世界に誇る山岳観光スポットです。
夏の登山シーズン、秋の紅葉と、雲上の世界ならではの見どころは季節ごとにあります。
なかでも圧倒的壮観の景色を見られるのが、春。アルペンルート開通直後の「雪の大谷」です。
2026年 大谷の雪壁は高さ12m(4/14現在)
世界有数の豪雪地帯として知られる立山。
標高2390m地点の大谷付近は地形的にちょうど吹き溜まりになっていて、アルペンルートのなかでも積雪量がもっとも多くなる場所です。
2026年、大谷の雪壁は高さ14m(4/14現在)。
4階建てのビルよりも高く、両側から垂直に切り立った雪の大壁が迫りくる光景は、まさに圧巻です。
立山黒部“ハルタビ” 【室堂駅】(標高2450m)
2026年は立山黒部アルペンルートが開業して55周年の節目の年。
世界でも有数の豪雪地帯の春の絶景をさまざまな角度から楽しめる企画が満載です。
人気の「雪の大谷ウォーク」 雪壁の高さは12m
雪の大谷ウォーク
日時:4月15日(水)~6月25日(木)
時間:9:30~15:00
場所:ウォーキングゾーン
開通直後の見どころは、なんといっても「雪の大谷」。
立山室堂ターミナル(標高2450m)から歩いて下ること約500m。雪の壁は徐々に高くなっていき、標高2390m付近がもっとも壁が高くなる「大谷」です。
雪壁の高さは12m(2026年4月14日現在)。通常はバスでしか通ることができませんが、6月25日までは歩いて楽しむことができます。
下から見上げるとその迫力はさらに増し、ずっと見上げていると首が痛くなってしまうほど。
ひと冬にこれだけの雪が積もるという自然の驚異も実感できます。
標高2450mの雲の上で雪遊び「ユキ!ふれあい広場」
ユキ!ふれあい広場
日時:4月15日(水)~5月6日(水・振休)
時間:10:00~15:00(最終入場14:30)
場所:アルプス広場(無料エリア)
雪の壁をスコップで掘って、新しい道を作ることができる!?
雪の壁を崩しながら雪像を作ったり、雪玉で遊んだり…さらには広大な雪原の中に新しい道を作ることもできる遊びスポット。
雪が降らない地域からの観光客にはもちろん、北陸の平野部に住む人にとっても比べものにならない量の雪で遊ぶことができるため、新鮮で楽しい体験になること間違いなしのエリアです。
リラックスチェアに座って大雪原のパノラマを満喫
「立山ユキテラス」
立山ユキテラス ※有料エリア
日時:4月20日(月)~4月24日(金)
時間:10:00~15:00(最終入場14:30)
場所:アルプス広場
料金:500円(30分)
北アルプスの純白の雪原を特等席で眺めることができるのが「立山ユキテラス」。
雪原に直接座ったり、寝っ転がったりすると、通常は体がすっかり冷えてしまって長居できませんが、立山ユキテラスでは時間制でリラックスチェアから絶景を楽しむことができます。
足を伸ばしてくつろぎながら、目の前に広がる大パノラマを思う存分、楽しんでください。
大雪原を歩きながら北アルプスを眺望「パノラマロード」
パノラマロード
日時:4月15日(水)~5月6日(水・振休)
時間:10:00~15:00(最終入場14:30)
場所:パノラマロード
雪の壁の「下」ではなく、「上」を歩くことができるパノラマロード。
標高2450mの室堂ターミナルから雪の壁が最も高い大谷までの雪原を歩いて楽しむことができます。記念撮影ができるスポットもたくさん用意されていますよ。
ミニ雪の大谷!?
フォトスポットとしても人気の「雪の回廊」
雪の回廊
日時:4月15日(水)~6月25日(木)
時間:終日
場所:室堂ターミナル屋上~立山自然保護センター3階入り口付近
大谷ほどの高さはありませんが、それでも約8mの雪の壁が続いている“雪の小谷”こと「雪の回廊」。高原バスの乗降場がある室堂ターミナル屋上から立山自然保護センターまでの道を楽しむことができます。
約1時間、高低差もある雪の大谷ウォークよりは気軽に楽しめるので、体力や時間に余裕がない人はこちらで疑似体験するのもいいかも。フォトスポットとしても人気なんだとか。
自然保護センターでは、特別天然記念物のライチョウや高山植物など立山の動植物について楽しく学ぶこともできます。
雪壁に隠されたヒミツを探ろう「雪のカレンダー」
雪のカレンダー
日時:4月15日(水)~5月6日(水・振休)
時間:9:30~15:00
場所:ウォーキングゾーン
雪壁の断面をみると、降雪時期や量などがわかります。つまり、巨大な雪壁の層には、2025年の雪の降り始めから最近までの情報がストックされている身近なタイムマシーン。
雪の大谷を歩きながら、雪の壁について楽しく学ぶことができます。
除雪車などの展示
除雪車展示コーナー
日時:4月15日(水)~6月25日(木)
時間:9:30~15:00
場所:エントランスゾーン
除雪に欠かせないロータリー除雪車と除雪用ブルドーザーを展示します。そびえたつ雪壁の中ではなんだか小さく見えますが、間近で見るとその大きさに驚きます。
立山の雄大さを改めて感じることができますよ。
後立山連峰エリアを満喫! 【大観峰駅】(標高2316m)
雪のポケット
雪のポケット
日時:4月中旬~5月上旬
時間:大観峰駅営業時間内
場所:大観峰駅 雲上テラス(屋上展望台/無料エリア)
高原バスのターミナル、室堂から主峰・雄山の下を進む立山トンネルの抜けた先が、大観峰駅。その雲上テラスに降り積もった雪には、人が入れる大きさの雪のポケットが作られています。
階段を上って雪穴に入って、振り返ると…黒部ダムや後立山連峰を一望することができます。雪がない時期とはまた違った絶景を堪能できますよ。
雪のトンネル
雪のトンネル
日時:5月中旬~6月中旬
時間:大観峰駅営業時間内
場所:大観峰駅2階展望台(無料エリア)
5月中旬になると、大観峰駅2階の展望台まで、この季節ならではの「雪のトンネル」をくぐって行くことができます。トンネルを抜けた先に広がっているのは、黒部ダムや後立山連峰の絶景。暗闇から光り輝く世界の対比が感動をより強いものにしてくれそうです。
あわせて楽しみたい関連イベント
4/15~ 特別展「ライチョウー天空の鳥ー」/「雪の壁のひみつ」【立山町】
アルペンルートのケーブルカー乗り場「立山駅前ロータリー」すぐそばにある立山カルデラ砂防博物館では、全線開通にあわせ2つの特別展を開催。ケーブルカーの待ち合わせ時間に合わせて、無料ゾーンの見学だけでも楽しめます。
富山県立山カルデラ砂防博物館
住 所:立山町芦峅寺 字ブナ坂68
観覧料:特別展は無料
※常設展の1階大型映像ホールと2階カルデラ展示室は観覧料(大人400円)が必要
電 話:076-481-1160
特別展「ライチョウー天空の鳥ー」
開催日:4月15日(水)~5月31日(日)
会場:企画展示室(無料ゾーン)
内 容:富山雷鳥研究会が長年の調査で撮影してきたライチョウの生態写真40点に加え、標本や実際に使われてきた調査道具を展示。
特別展「雪の壁のひみつ」
開催日:4月15日(水)~6月28日(日)
場 所:富山県立山カルデラ砂防博物館 エントランスホール(無料ゾーン)
内 容:高さが10m以上にも達する「雪の大谷」。その迫力を1/2スケールの「雪の壁大型バナー」で体験できます。「過去30年間の雪の高さの推移グラフ」、「雪の大谷の今昔写真」なども展示。
ホテル立山メモリアル企画展
ホテル立山メモリアル企画展
期 間:~2026年8月31日(月)
場 所:ホテル立山フロントロビー
標高2450m、日本最高所に建つホテルとして親しまれてきた「ホテル立山」が、2026年8月31日に現存の建物としての宿泊サービスを終了します。1972年の開業当時の佇まいを残す稀代な山岳ホテルの建築意匠やヒストリーを紹介する企画展が8月末まで開催されます。
54年間の歴史に想いを馳せる機会となりそうです。