初夏の青空うつす水鏡 米どころ伊賀地域の田園風景
米の高騰が続く中、三重県の伊賀地域では田植えの最盛期を迎えている。5月7日に伊賀市内をドローンで空撮すると、水を張ったいくつもの田んぼが水鏡となり、青空と初夏の日差しを反射してきらきらと輝いていた。
伊賀地域は県内有数の米どころとして知られ、日本穀物検定協会が実施している米の食味ランキングでは、伊賀米コシヒカリが3年連続で最高評価「特A」を受けている。
JAいがふるさとによると、伊賀地域の今年の米の出荷量は約9700トンを見込んでいる。田植えのピークは5月中旬まで続く見通し。