鴨居の魅力をカルタに 川風のメンバーと体験〈横浜市緑区〉
鴨居小学校で2月29日、同小3年生児童が作成したカルタを使用したカルタ取り大会が開かれた。
3年生児童(84人)は社会科の授業の際、鶴見川鴨居河川敷を拠点に環境保全活動を行う「みどり・川と風の会」(佐々木康雄代表)に出会い、その後は同会のメンバーと一緒に河川敷の草刈りやごみ拾いに参加するなどして環境問題などを学んできた。
カルタは同会との活動で学んだ知識を基に「鴨居の街の魅力」をテーマに各クラスで作成。2年生児童のほかに同会のメンバーを招いて行われたカルタ大会では、『かぶとむしたくさんいるよかっこいい』、『銛でとろう鶴見川の魚たち』、『いろいろなお花があるよきれいだな』などの読み札が読まれると、児童たちは勢いよく絵札をめがけて手を伸ばしていた。また、同会メンバーも子どもたちに負けじと札を取る場面があった。
2年生の児童は「色々な植物の名前やその解説などがあって良かった」、「負けてしまったけど、僕も作ってみたくなった」などと感想を話した。また、どりなさん(3年)は「5・7・5の読み札を考えるのが難しかった。きょうは2年生やみどり・川と風の会の皆さんも楽しんでくれていたので良かった」と笑顔を見せた。
佐々木代表は「子どもたちが作ったカルタを見て、会のことを良く見てくれていると感じた。これからも子どもたちが楽しんで遊べるように環境維持に努めていきたい」と述べた。