【熊本市南区】スコップ持って神社へお参り!?子どもの夜泣きに効くらしい「夜泣貝」【日吉神社】
子育ての悩みの一つ「夜泣き」。 日々の仕事にも影響しますし、夜泣きの辛さは想像以上です。 なぜ泣いているのかもわからず途方に暮れる親も多いのではないでしょうか。 調べてみると熊本のとある神社に「夜泣貝(よなきがい)」という子どもの夜泣きに効く貝があるらしい。ここはもう神頼みをしてみましょう!
場所は鳥居の前に神猿がいる神社
場所はJR平成駅から車で5分(徒歩だと15分) 熊本市南区十禅寺にあります日吉神社
(日吉神社と検索しますと、何ヵ所か神社が検索結果に出てきますのでご注意ください。) 駐車場は神社の隣にあります。
まず、神社に着いて目に入ったのが、鳥居の前にいる狛犬…かと思いきやお猿さん。
丸いフォルムがなんとも愛らしいです。 「神猿」といい、八幡神社は鳩・天満宮は牛・稲荷神社は狐と神社により神の使いが違うのですが、日吉神社の神の使いは猿。 「神」という字は「示」と「申」を合わせてできているため、日吉神社では神は「申」に姿を変えて「示す(しめす)」とされています。
「まがサル(魔が去る)」「まサル(勝る)」などご利益があると言われている神猿です。 日吉神社の神猿が乗っている台座は、以前の鳥居。 熊本地震で鳥居が倒れたため、それを活用し乗せているということでした。 まるで災害から守ってくれているようですね。 敷地内に入ると、狛犬は別にちゃんといました。
まずは拝殿でしっかりお参り。 神の使いである猿は日吉神社のいろんな場所で見ることができます。 本殿の中や
おみくじ
植木鉢の中にもいたので探せばもっといるかもしれません。
夜泣貝(よなきがい)
お参りを十分にして、早速「夜泣貝」を探してみます。 「夜泣貝」は大きなさざれ石の後ろの木にいるそうです。
巨木ですが地震により半分くらいの大きさになったそう。
夜泣貝はこの木の根元にあり、夜泣きする子どもの枕の下にティッシュで挟んで置いておくと夜泣きが収まるという言い伝えがある貝です。
意気揚々と貝探しを始めます。 すぐ見つかるかと思いきや…。
貝らしきものが見当たりません。 古木の間を入念に、隅から隅まで見てみます
なんなら木の周りも一周してみます。
ですが見つかりません!!困り果てたので、神社の方に助けを求めます。「お忙しいところ申し訳ありません。夜泣貝を見つけたいのですが見つかりません!(泣)」
簡単に見つかると思ったライターが甘かったです。 中から優しい宮司さんが出てきてくださり、快く助けに来てくれました。 宮司さんに話を聞くと、夜泣貝はその辺に落ちているわけではなく、寒い時期などは埋まっているそう。 なので…見つからない時は掘ります!
スコップや貝掘りの道具をもって来てくれた宮司さん。掘って掘って掘りまくります。まさか神社で貝掘りをするとは思いませんでした。
「夜泣貝」を見つけやすい条件は以下の3つです。寒くない日(夏など暑い日でもいるらしい)雨上がり掘ってみるもし「夜泣貝」を試してみたい時は条件が揃う日に行ってみるとゲットしやすいですよ! 取材日は春の日差しで暖かな日でしたが、なかなか見つからず落ち葉もかきわけて探してくれる優しい宮司さん。
その結果…
3つ見つかりました!とても小さい巻貝です。 ライター丸山はアサリ貝などの2枚貝の殻を想像していたら、「夜泣貝」は【イシカワギセル】という巻貝だそう。 ただ生きている貝が夜泣きに効くということで、3つのうち2つは白くなった抜け殻でした。
生きている貝はやや濃い色をしています。
この「夜泣貝」は参拝にきた方は勝手に掘っていいそうですが…スコップ持参の神社参りを想像すると、とてもシュールですね。この貝を持ち帰りティッシュでくるんで子どもの枕の下に忍ばせると夜泣きが軽減するらしいです。 どうです? 熊本のパパやママ試してみませんか? もし子どもの夜泣きが治れば「夜泣貝」は元の木の場所に返してください。
日吉神社その他の魅力
愛らしい(と言っていいのでしょうか)猿神がいる日吉神社。 猿神や夜泣貝の他にも見どころがあります。
鳥居
日吉神社は鳥居の三角のような形の屋根が乗っている、珍しい「山王鳥居」です。
神道と仏教が結びついて生まれた山王神道の教義を表したものと言われています。
鮮やかな天井画
日吉神社の本殿には鮮やかな天井画があります。
神社の氏子崇敬者が指導を受けながら製作しました。 もし見てみたい場合は、本殿内にありますので必ず神社の方にお声がけください。
鉄道
本殿の後ろ側には階段があるのですが そこを上ると
広がった景色に鉄橋が見えます。
日吉神社は線路の隣に位置しますので電車が来ると、熊本の「空」と「山」「電車」の風景がとても映えますよ。
年に数回のチャンス!鳥居からの朝日
南向きが多いとされる神社ですが、日吉神社は東向きに建てられています。 天皇との関りが強い日吉神社。 都から天皇が手を合わせられるようにだそうです。 そのため年に数回、天気のいい早朝に拝殿から鳥居を見ると日の出を真正面に見ることができます。
上の写真は光ってしまいあまりよく見えないかもしれませんが、なんとも神々しい姿です。 春分・秋分の日前後がねらい目だそうですよ。
まとめ
「夜泣貝」は日吉神社に古くから伝わる【子どもの夜泣き】に効くとされる巻貝。 貝がどうしても見つからない、貝や日吉神社について詳しく知りたいという場合は宮司さんへお尋ねください。 ちなみにライターの家でも試してみましたが、ほんの少しだけ子どもが夜中に起きることが減った気がします。「なんさん子どもの夜泣きでどがんもならん!」という心境の熊本子育て世代の皆様、夜泣貝を試してみてはいかがでしょうか?