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ふわふわ食感が絶品!大分銘菓「荒城の月」の味わい、人気フレーバー紹介まで

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ふわふわ食感が絶品!大分銘菓「荒城の月」の味わい、人気フレーバー紹介まで

大分県の銘菓「荒城の月」を紹介!

九州・大分県といえば、別府温泉や由布院温泉などの温泉地が有名。日本一温泉が湧き出る場所が多い県で、いたるところに温泉があります。そんな大分県には名産・特産も多く、お土産もさまざまです。

この記事では、大分県竹田市にある但馬屋老舗(たじまやろうほ)が作る和菓子、「荒城(こうじょう)の月」をピックアップ。素材や味わいについて、但馬屋老舗の方に聞いた話を交えてご紹介します。

荒城の月ってどんなお菓子?

荒城の月は、黄身餡を淡雪(あわゆき)で包んだ和菓子。淡雪とは、メレンゲに寒天や砂糖を加えたお菓子のことです。荒城の月は、もともと「夜越(やごえ)の月」という名前でしたが、昭和初期に現在のものに変わりました。(由来についてはのちほどご紹介)

名前は変わったものの、作り方は創製当時から変わっておらず、いつの世代にも愛される味わいを生み出しています。大分県のお土産として、真っ先に名前があがると言っても過言ではないお菓子で、全国に根強いファンがいるほどです。

魅惑の味わい!ふわふわ食感の淡雪と、コクのある黄身餡

純白の見た目をした荒城の月は、一見、まんじゅうのようです。でも食べてみると、まんじゅうとはまったく別物であることに気づきます。

ふわふわした食感で、かすかに“じゅわっ”と音を立てて溶けていきます。これだけ軽やかな口当たりなのに、しっかりと存在感があるのが不思議です。

中にはたっぷりの黄身餡。まろやかさとしっかりしたコクのある味が、特徴的です。良質の卵が使われているんだろうなという印象を受けますね。

食感はさらっとしているので、淡雪と一体になったときの味わいが絶妙ですよ。

大きさは、手のひらにちょこんとのる小ぶりサイズ。小さいなかにおいしさがぎゅっと詰まっていて、ひとつ食べるだけで満足感が十分にありますよ。

口当たりとあと味に品のよさがあるので、ここぞというときのお土産にオススメです。

ベストマッチな飲み物は?

「抹茶や煎茶のほか、コーヒーもオススメです。お客様には、牛乳と一緒に召し上がられる方もいらっしゃいます」と話す、但馬屋老舗の広報担当・大塚理美さん。

ご提案を参考にいろいろ合わせてみましたが、私のベストマッチはコーヒーです。コーヒーの酸味と苦味が、黄身餡の甘味を引き立ててくれる感じがしました。「和菓子とコーヒーって合うの?」と、思うかもしれませんが、ぜひ試してみてくださいね。

ちなみに、荒城の月は「AGF珈琲アワード2016」で、コーヒーに合う和菓子として大分県代表に選ばれたんですよ。

おいしさの秘訣は、厳選素材と惜しまない労力

「荒城の月」の誕生や素材へのこだわりについて、但馬屋老舗・大塚さんにお話を伺いしました。

荒城の月はどのようにして誕生したのでしょうか?

大塚さん(以下、大塚):荒城の月は、元の名を「夜越の月(やごえのつき)」と申しまして、江戸時代に献上菓子として謹製しました。「夜越の月」とは「夜を越した明け方の空に浮かぶ月」という意味で、藩主より銘をいただいております。明け方に岡城から見上げた空に浮かぶ白い月を想われて、命名してくださったようです。

1934年に地元の名士の方より「大分、竹田のお土産として広く知ってもらったほうがよいのではないか」とアドバイスをいただき、竹田に縁のある音楽家・瀧廉太郎先生の「荒城の月」より、お名前を頂戴しました。それ以来、「荒城の月」として広く親しんでいただいております。

おいしさの秘訣と材料について教えてください。

大塚:おいしさの秘訣は、第一に「材料の品質」、第二に「手を抜かず丁寧に作ること」です。当たり前のことですが、このふたつがもっとも大切だと考えております。

使用する材料は「砂糖、卵、白手亡、寒天」と、とてもシンプルです。それゆえにごまかしがきかず、その日の気温や湿度によって状態も変わる、大変繊細なお菓子でございます。豆は上質な北海道産のものを使用しており、卵は鮮度が命ですので、地元の養鶏農家より仕入れております。

また素材として、和菓子作りに向いたおいしい軟水である「竹田の湧水」も欠かせません。土地の自然の恵みによって、但馬屋老舗の和菓子はできております。

どの世界でも、基本に忠実とはよくいったもの。荒城の月は、まさにそれを徹底して作られた和菓子なんだなと感じました。長年、銘菓として多くの人に愛されているのも頷けます。

「夜越の月」「新月」「ちょこの月」のフレーバーも人気

荒城の月をベースとした、姉妹品が3種類あります。シーンに合わせて利用できるので、贈答や手土産に重宝しますよ。

なめらかな栗と小豆のこし餡「夜越の月」

荒城の月の元の名前「夜越の月」を残したいという思いから、お店の創業180年に当たる1984年に作られたひと品です。

荒城の月は黄身餡ですが、夜越の月は栗と小豆のこし餡。栗と小豆が絶妙にマッチした餡がなめらかで、お茶やコーヒーと一緒に、しみじみ味わいたくなりますよ。

お祝いの贈りものにぴったり「新月」

「結婚式の引菓子や出産内祝いへのお返しとして、お使いになられる方が多いです。ご予約にて大口のご注文も承っております」(大塚さん)

シンプルなデザインとサイズ感で、お祝いごとのギフトにぴったりだと思います。特別なシーンに利用したいお菓子リストに、入れておいてはいかがでしょうか。

淡雪と黄身餡を楽しめる、荒城の月の紅白バージョン。箱の中には新月が3つ入っています。

バレンタインデーのギフトに使える「ちょこの月」

「荒城の月を、ベルギー産のビターチョコレートで包んでおります。意外な組み合わせに思われますが、ビターチョコレートと荒城の月のまろやかな甘さがマッチして、大変おいしいとご好評をいただいております」(大塚さん)

ちょこの月は1月中旬から3月中旬までの季節限定品。バレンタインデー、ホワイトデーのギフト、自分用に購入する人も多い人気商品です。

この記事でご紹介した、いずれのお菓子もオンラインショップで購入できますよ。気になるものがあればぜひチェックしてみてくださいね。

販売店や通販などの商品情報

賞味期限

製造日から10日間(荒城の月と新月は、夏季は7日間)

購入できる場所

大分県内:但馬屋老舗、大分駅、別府駅、大分空港、フレイン緒方店、道の駅「竹田」、道の駅「すごう」ほか。

東京、横浜:新宿 高島屋(6~9月を除く)、横浜高島屋

大分土産に荒城の月を♪

但馬屋老舗のある竹田市には、温泉、武家屋敷、瀧廉太郎記念館、久住高原などの名所があります。のんびりと街を散策しながら、由緒ある銘菓を楽しんでみてはいかがでしょうか。

和菓子屋・但馬屋老舗が作る「荒城の月」。シンプルながらも奥深い味わいは、お土産にぴったりですよ♪

※掲載商品の情報は公開時点のものです。店舗によっては取り扱いがない、または販売終了している場合もありますので、あらかじめご了承ください。
※本記事は個人の感想に基づいたもので、感じ方には個人差があります。

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