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高級感あふれる武庫之荘の『鮨 いちりん』で明石産・淡路島産の天然魚を使用したコースを実食 尼崎市

Kiss

尼崎の武庫之荘に「ミシュランガイド兵庫2016」にてビブグルマンを獲得したことのある『鮨 いちりん』へ行ってきました。全て品質の高いこだわりのものしか提供しておらず「肴から握りまでのお値打ちコース」なるものがあるということで取材してきました。

阪急武庫之荘駅から徒歩約5分のところにあり、外観の佇まいから少し緊張しながら入店しました。

中に入るとやはり高級感あふれるその雰囲気に自然と背筋がのびます。カウンターは8席で予約制となっていますが、当日席が空いていれば入店することも可能です。店主は明石の老舗寿司店で修業された経歴の持ち主で、2002年に同店をオープンされました。

ネタの保管はショーケースではなく「木箱」。和の雰囲気を引き立てるだけでなく、食材の鮮度をしっかり保ってくれるそう。

修業時代に学んだやり方を大切にし魚貝類の産地や保管方法、醤油、海苔などの食材全ての物にこだわりをもって日々寿司を握っておられます。

初めての方や慣れていない方はどうやって注文したらいいかわからなかったり、値段を気にしてなかなか注文できなかったりすることもあると思うのですが、同店では価格を明確に提示した「お値打ちコース」を用意してくださっているのでその心配がありません。

しかもほとんどが明石産・淡路島産の天然魚を使用しているのに11,000円(税抜)という驚きの価格となっています。このコースの中から特別に明石産の「蛸」と「穴子」を使った一品と自慢の「特上握り十貫」を試食させていただきました。

どこの席に座っても店主の職人技が見れるので、ライブ感を目の前で味わうことができます。

「煮蛸」

まず一品目は「煮蛸」でこんなに分厚く切られたものを食べるのは初めてです。弾力はしっかりあるのにとっても柔らかく味がしゅんでいて大変美味で、クオリティの高さに一品目から驚かされます。

「焼穴子」

次の「焼穴子」は、口に入れた瞬間の香ばしさがたまらなく穴子の旨さが最大限に引き出されています。

「剣先イカ」

「特上握り十貫」も全て美味しかったのですが、筆者がその中でも唸った寿司を紹介していきます。最初は「剣先イカ」ですでにすだちと塩で味付けがされており、すだちの爽やかな香りとイカの甘みが堪能できました。

「本鮪のトロ」

「本鮪のトロ」は、赤身と脂のバランスが最高で口の中で身がほどけていく感覚でした。

「いくら」「雲丹」

「いくら」は、生筋子を丁寧に一粒ずつほぐして出汁漬けされたものでまろやかな味わいがたまりせん。「雲丹」は淡路島産の赤雲丹で鮮やかなオレンジ色がその新鮮さを物語っていて本当に旨味のかたまりでした。

「煮穴子」

「煮穴子」は最初に食べた「焼穴子」とは全く異なる食感で同じ食材でも調理法によってここまで味わいが変わるのが驚きでふわふわで筆者はこちらが好みでした。

「玉子」

最後の「玉子」は鯛と海老のすり身を入れて約2時間かけて焼き上げたもので、まるでカステラのような甘さで気持ちがほっと落ち着きました。

店主や女将さんもとてもお話しやすい方だったので最初の緊張感も食事をするごとにほどけていったように感じます。全てのことに妥協を許さずこだわった料理がこの価格でいただけるのは本当に”お値打ち”としか言いようがありません。


場所
鮨いちりん
(尼崎市武庫之荘2-11-11 103)

営業時間
18:00~22:00(L.O.21:00)

定休日
月曜日、不定休あり

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