【ウイスキー教養】日本からの影響もある実験的なスコットランドの「ホーリールード蒸溜所」
スコットランドの首都、エディンバラの中心部からわずか1キロほど離れたところにあるホーリールード蒸溜所は、およそ100年ぶりに市内に設立されたウイスキー蒸溜所です。特定のスタイルを持たない革新的な蒸溜所として世界中から観光客が訪れています。
今回はそんなホーリールード蒸溜所の蒸溜所マネージャーであるカラム・レイさんにインタビューさせていただきました!
デスメタルからウイスキーに?!スタッフのユニークな経歴
私(カムラさん)はデスメタルバンドのサウンドエンジニアとしてスタートしました。この業界での最初の仕事は、ファイフ地方にあるウイスキー蒸溜所での梱包アシスタントで、ここからウイスキー業界で働くようになりました。
その後、エディンバラに来て、ボニントン蒸溜所の立ち上げに携わりました。そのときにちょうど、ホーリールード蒸溜所が出来たのです。
ホーリールード蒸溜所の革新的かつ進歩的なハウススタイルに惹かれて、ここで働いてみたいと強く思いました。
ホーリールードでは、スコットランドのテコンドーチャンピオンや中世史の学生、元家具職人など、ウイスキー業界を超えたバックグラウンドを持つ多様なスタッフがいます。
さまざまなバックグラウンドを持つメンバーがいることで、伝統や常識にとらわれない創造性が生まれ、自由なウイスキーづくりができていると思います。
日本から影響をうけた実験的なチャレンジ
私は「日本ウイスキーの父」と呼ばれている竹鶴政孝の物語に魅了されました。彼の旅にインスパイアされ、ホーリールード蒸溜所では日本酒酵母と、竹鶴がキャンベルタウンで使用していたものに近い、シュヴァリエ・ヘリテージ・モルトを使用してみたりもしました。
最後に
ホーリールード蒸溜所は比較的新しい蒸溜所であるにもかかわらず、実験的なウイスキーづくりと卓越したチームワークを通じて魅力的なウイスキーを生み出しています。
製造からマーケティングに至るまで、どこか独特でありながらも魅力的なハウススタイルを持つホーリールード蒸溜所の今後の展開から目が離せません!