<義母と同居トラブル>「約束が違う」義母の勝手なふるまいに怒り爆発【まんが】
【私の気持ち】
私は専業主婦のマミ。夫のショウタと2歳の息子、生後1か月の娘、義母と暮らしています。いわゆる「二世帯同居」です。 同居話を聞いたとき、私は乗り気ではありませんでした。赤の他人である義母と一緒に暮らすという想像が全くできなかったのです。義父は他界していて義母が寂しい気持ちも理解できます。でもどうしても同居には踏み切れずにいました。イエスと言わない私に対して、ショウタと義母が言った言葉が……。
家にいないことが多いので、義母が子どもの面倒をみてくれるわけもありません。パートをしようにも保育園にも入れず、私は以前と変わらず専業主婦のままです。 さらに義母が出かけた日は、私が子ども2人の面倒をみながら家事を全部こなさなければなりません。 義母と同居した分、私の負担が増しているようで、それに対してもモヤモヤしています。 ショウタに義母との生活の不満を言っても、「まあ母さんも残り少ない人生を楽しんでいるんだよ。多めに見てやってよ」などと笑ってはぐらかされ、話になりません。
【夫と義母の気持ち】
俺は1年前から自分の家族と一緒に母さんと同居をしている。俺の兄さんは2人とも遠方で家族と暮らしているし、父さんを早くに亡くした母さんが心配で、いつかは同居をしてあげたいと思っていた。母さんも同居を長らく望んでいたが、ネックは妻のマミだった。俺たちはあまり同居に乗り気でないマミを説得した。
俺は母さんの手料理が食べられるし、母さんも俺や子どもたちと暮らせて楽しそうだ。マミもたまに母さんの文句は言うが、助けがあるから楽にはなっているだろう。
自分の子どもたちが一同に集まったことで母さんも饒舌だ。俺たちの話は母さんの介護の話に移っていった。
母さんが元気なうちは俺の家族のサポートをしてもらって、介護が必要になったら俺たちきょうだいとマミとで親孝行する。なんて完璧なんだ。他の家庭では同居や介護でもめることが多いなんて聞くけど、俺たち家族は順風満帆だ!
【私の気持ち】 相変わらず家のことは何もせず、お出かけ三昧の義母。 「マミさ~ん、今日3時からお友だちとお茶する約束なのよ~。2時になったら起こしてくれない? 私今からお昼寝するから」「わかりました~!」今日も義母はお出かけらしい。そうやっていつも私を目覚まし時計代わりに使う。 (でも黙って言うことを聞いてあげるのはもう終わり。そっちが言ったことを守らないのであれば、私にだって考えがあるんだから……)
「車で病院に連れて行ってくれるって言ったじゃないの! どうして言ったことを守ってくれないの!? 今日1日中肩が痛くて大変だったのよ!?」 「どうなってるんだよ、マミ。母さんがつらいのをお前知っていたんだろう? かわいそうだと思わないのか?」
私「あ、そうだ。私、働きに出ますので、子どもたちの面倒を見ていただけませんか? 同居前、見てくれるってお話でしたよね?」 「えぇ!?」 私の突然の申し出に驚いた様子のショウタと義母。何か言いたそうにする2人の言葉を待たずに私は言いました。
その後、私は働きに出ることにしました。保育園の送り迎えなど子どもたちの面倒については義母が助けてくれると申し出てくれました。ショウタと義母が私を本当に利用しようとしていたかどうかは定かではありません。しかしふと私も2人のことを非難できる立場ではなかったなと思うことがあるのです。 私も「子どもたちの面倒を見てあげる」という義母の言葉を聞き、自分が楽になるという下心が同居の決定打になったのは事実なのですから。 今回のことで自分の意思で何事も決めなければいけないことを学びました。誰かが何かをしてくれるのなら、ではなく「自分はどうしたいのか」をじっくりと考えてから行動していこうと思います。