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松本白鸚、自身ファイナルとなるミュージカル『ラ・マンチャの男』の公演が22年に決定 松たか子がアルドンザ役で共演

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ミュージカル『ラ・マンチャの男』

ミュージカル『ラ・マンチャの男』で半世紀以上にわたり、主演を務めてきた松本白鸚のファイナル公演が、2022年2月6日(日)~28日(月)日生劇場にて、上演されることが決定した。

ミュージカル『ラ・マンチャの男』(2012年8月帝劇公演より)  写真提供/東宝演劇部

1969年4~5月、落成して間もない帝国劇場で、市川染五郎(現 二代目松本白鸚)主演による、ミュージカル『ラ・マンチャの男』が上演された。当時26歳だった白鸚は、今から約50年前にこの革新的なミュージカルと出会い、以降自身のライフワークとして作品と共に歩み続けてきた。それは単なる歩みではなく、まさに劇中で白鸚が演じる、ドン・キホーテ/セルバンテス同様、自ら困難な道のりを選択するかのようだった。

日本初演の翌年1970年には、日本人としては初めてブロードウェイからの招待を受けて、単身ニューヨークに渡り、名門マーチンベック劇場にて全編英語のセリフで海外の役者と渡り合い、計60ステージに立った。

ミュージカル『ラ・マンチャの男』(2002年7月帝国劇場より)  写真提供/東宝演劇部

本ミュージカルのブロードウェイ初演は1965年、1966年にはトニー賞ミュージカル作品賞ほか計5部門を受賞。このトニー賞トロフィーは脚本の故デール・ワッサーマン氏の「この作品にふさわしい人に渡してほしい」という遺志により、記念すべき1,200回目公演の日(2012年8月19日の白鸚古希70歳の誕生日)にワッサーマン夫人より白鸚に授与された。

ミュージカル『ラ・マンチャの男』(2012年8月帝劇公演より)  写真提供/東宝演劇部

そして2022年、ついに白鸚による『ラ・マンチャの男』一世一代の遍歴の旅路はついに終焉を迎える。ドン・キホーテが想い姫と慕うアルドンザ役に、2012年公演以来となる、松たか子が扮し、父・白鸚との久しぶりの舞台共演に臨む。脇を固めるサンチョ役の駒田一、牢名主役の上條恒彦に加え、新たなキャストとしてアントニア役に実咲凜音、カラスコ役には吉原光夫を迎え、松本白鸚『ラ・マンチャの男』集大成、2022年公演が始動する。

【あらすじ】
16世紀末のスペイン、セビリアの牢獄そしてミゲール・デ・セルバンテスが想像するさまざまな場所。薄暗い牢の中。囚人たちの耳に、はるか上方から梯子が下ろされる物音が聞こえ、やがて宗教裁判所の隊長に率いられた男たちが下りてくる。教会を侮辱した罪で、セルバンテスが従僕共々投獄されようとしている。新入りであるセルバンテスをこづきまわす囚人達で牢内は騒ぎになり、聞きつけた牢名主がセルバンテスを詰問、裁判をやろうと言い出す。なんとかこの場を収めたいセルバンテスは、即興劇の形で申し開きをしようと思い立つ。それは、囚人全員を配役した劇。
――田舎の老人アロンソ・キハーナは本の読み過ぎで狂気の沙汰とも言えるとんでもない計画を思いつく。何世紀も前に姿を消した遍歴の騎士となって、悪を滅ぼさんがために世界に飛び出す…その男こそ、ドン・キホーテだ。
従僕のサンチョを連れた旅の途中、立寄った宿屋でキホーテはアルドンザという女と出会う。あばずれ女のアルドンザだが、キホーテにとっては“憧れの麗しき姫ドルシネア”その人に見える。憧れの姫のために、その身を捧げる決意をするキホーテ。不思議な彼の言葉に、アルドンザの気持ちは揺れる。だが、そんな彼女にラバ追いのあらくれ男たちが襲い掛かる。身も心もボロボロのアルドンザを目にして、それでも“麗しの姫”と崇め続けるキホーテ。
彼の求める夢とは、そして真実とはー。

ミュージカル『ラ・マンチャの男』(2012年8月帝劇公演より)  写真提供/東宝演劇部

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