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フランス南部の大都市リヨンのパティシエ・ショコラティエであるセバスチャン・ブイエ（Sebastien Bouillet）さんは、リヨンに13店舗のお店を構える人気パティシエです。
日本にもデパート4店舗にお店がありますが、今般初めてパンと焼菓子の路面店をオープンすることとなり、そのレセプションにお邪魔しました。

お店は東急東横線高架沿いに100m程渋谷方面に行ったところにあり、駅近くかつわかりやすい絶好のロケーションです。お店の外にはお祝いのお花がたくさん飾られていました。

早速お店の中に入ると、所狭しと並べられている見目麗しいパンに、テンションの高まりを感じざるを得ません。
美しい縞模様のクロワッサンベリーとパンオショコラ。そしてその価格のリーズナブルさも驚きました。

焼菓子もフィナンシェ、マドレーヌ、マフィン、カヌレ、タルトなど沢山の選択肢があり、あれもこれも欲しくなってしまいます。
こうして同じ店舗にブーランジェリーとパティスリーがあるのは、フランスではごく一般的なスタイルです。

人気商品のマカロンのコーナーです。カラフルでわくわくしますね。こちらも1個238円とリーズナブルです。スペシャリテでチョコレートをコーティングした「マカリヨン」というマカロンとチョコとの出会い、美味しさをダブルで愉しめるということです！

今回のレセプションで試食させていただいた商品はこちらです。左から時計回りに

＊クロワッサン・ショコラ　＊マドレーヌ・シトロン　＊フィナンシェ・ショコラ

＊クロワッサン・ベリー

それでこのクロワッサン・ショコラとクロワッサン・ベリーを頂き、衝撃を受けました。クラストのカリカリ感が半端なく、絶妙な塩味と相俟って絶品のクロワッサンになっています。どうしたらこんなにカリカリ感が出せるのか、やはりフランス産発酵バターを使用しているのか？オープンに合わせて来日されているブイエさんに伺ってみました。

何と、バターは国産のカルピスバターを使用しており、生地の折り込みに手間をかけていることがこの絶品の食感を生み出しているとのことです。この食感と絶妙な塩味加減で生まれるヴィエノワズリは、フランスの伝統を感ずるクオリティの高さです。
また、マドレーヌ、フィナンシェ系は生地がジューシーでしっとり。こちらもパンと同じように高いクオリティでした。

他にもフレンドリーで気さくなセバスチャン・ブイエさんに色々とお話を伺いました。
私は以前リヨンを訪れた時に行ったブション（リヨンの郷土料理を提供する庶民のレストラン）「Daniel et Denise（ダニエル・エ・ドゥニーズ）」のことをお話したら、「シェフとは友達だよ」と仰っていました。リヨンのこのブションは素晴らしいので、とてもお勧めです。

Daniel et Denise（https://danieletdenise.fr/）

お土産として頂いたパンと焼菓子は次の通りです。画像左から時計回りに＊クッサンルージュ＊塩バターロール＊フィナンシェノワゼット＊クッキーショコラ＊クロワッサン＊マドレーヌシトロン

クッキーショコラはチョコレートクッキーの上にクロッカンが載せられており、食感が楽しめます。クッサンルージュはこれまたカリカリのクロワッサン生地にフランボワーズフレーバーがさわやかな酸味を主張してくれます。

パンと焼菓子のクオリティの高さ、リーズナブルな価格設定、交通至便の店舗と三拍子揃っているうえに、ワクワク感満載のフレンチテイストのお店作りはリピート必至となりそうです。

SHOP INFORMATION
【店名】グテ　学芸大学店
【住所】東京都目黒区鷹番3-8-1
【電話番号】03-5724-3258
【営業時間】10:00～19:00
【定休日】水