韓国時代劇ファンなら要チェック!26年2月 BS・CS放送開始ドラマ8選
日本でも長年にわたり根強い人気を誇り、世代を超えて愛され続けているジャンルといえば、韓国時代劇。
重厚な歴史背景に人間ドラマ、権力闘争や切ない愛を織り交ぜた物語は、今なお多くの視聴者を惹きつけてやまない。
実際、BS・CS放送や地上波でも韓国時代劇の編成は多く、その放送頻度の高さは確かな需要と人気を物語っている。
そんな中、2月のBS・CS放送では、現時点で8本もの韓国時代劇が新たに放送開始を控えており、時代劇ファンにとって見逃せないラインナップがそろった。
そこで本記事では、昨年放送された話題作から本国で高視聴率を記録した名作まで、2月にBS・CSで放送開始予定の韓国時代劇8選をご紹介する。(2026年1月6日現在 / ※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合がございます)
(図)Danmee SBS「復讐代行人3~模範タクシー~」で帰還!25年11月 主演俳優 期待度1位はイ・ジェフン
『チェックイン漢陽』(チャンネルA/2024~2025/全20話)
1作目は、朝鮮時代の“旅閣”というユニークな空間を舞台に、若者たちの成長と恋を描いた注目作が『チェックイン漢陽』。
本作は2024年から2025年にかけて韓国チャンネルAで放送され、ペ・イニョク、キム・ジウン、チョン・ゴンジュ、パク・ジェチャンといった次世代を担う若手俳優たちが集結した。
物語の舞台は「客は王である」という大胆な理念を掲げる、朝鮮最大の旅閣〈龍天楼〉。そこに集結した若者たちが、それぞれの事情や夢を抱えながら働き、衝突し、支え合いながら成長していく姿を描く。
仕事を通じて芽生える友情や恋、そして身分や立場を超えて自分の人生を切り拓こうとする若者たちの奮闘が、ロマンスと人間ドラマを交えながらテンポよく展開される点が見どころだ。
初回視聴率は1.8%と静かなスタートを切ったものの、物語が進むにつれて注目度を高め、最終回では全国最高視聴率4.2%を記録。旅閣という新鮮な設定と青春群像劇が支持を集めた、成長ロマンス時代劇である。
●キャスト:ペ・イニョク、キム・ジウン、チョン・ゴンジュ、パク・ジェチャン、キム・ウィソン 他
●日本初回放送情報:アジアドラマチックTV/2026年2月2日(月) 13時30分~(レギュラー放送)、2026年2月19日(木) 6時~(追っかけ放送)
『元敬<ウォンギョン>~欲望の王妃~』(tvN, TVING/2025/全12話)
2作目は、昨年韓国で公開されたTVINGオリジナルドラマ『元敬<ウォンギョン>~欲望の王妃~』をご紹介。
チャ・ジュヨンとイ・ヒョヌクが主演を務めた本作は、朝鮮王朝初期を舞台に、太宗イ・バンウォンを王位へと押し上げた“キングメーカー”元敬王妃の波乱に満ちた生涯を軸に物語が展開される。
制作は数々のヒット作を世に送り出してきたスタジオドラゴンが手がけており、重厚な世界観と緻密な演出、完成度の高い映像美も高く評価された。
最終回では全国最高視聴率6.6%を記録し、韓国時代劇の新たな女性像を提示した一作として強い印象を残している。
●キャスト:チャ・ジュヨン、イ・ヒョヌク、イ・イダム、イ・シア、ハン・スンウォン 他
●日本初回放送情報:WOWOW プライム/2026年2月4日(水) 午前9時45分~
『王になった男』(tvN/2019/全16話)
3作目『王になった男』は、王と瓜二つの男が“影武者”として宮中に足を踏み入れる、緊張感あふれる設定で高い評価を受けた本格時代劇。ヨ・ジングとイ・セヨンが主演を務めた。
本作は、2013年に日本でも公開され大ヒットを記録したイ・ビョンホン主演映画『王になった男』をドラマ化した作品。映画版の重厚な世界観を継承しつつ、ドラマならではの人物描写と心理戦を丁寧に描き出した点が特徴だ。
ヨ・ジングは一人二役に挑み、王と影武者という正反対の存在を繊細に演じ分け、高い演技力を証明した。また、イ・セヨンは芯の強さと気品を併せ持つヒロイン像で存在感を放ち、『第12回コリアドラマアワーズ』女性優秀演技賞を受賞している。
最終回では全国最高視聴率10.9%を記録。重厚なストーリーと俳優陣の熱演が高く評価され、政治劇と人間ドラマの両面で見応えのある名作時代劇として語り継がれている。
●キャスト:ヨ・ジング、イ・セヨン、キム・サンギョン、チョン・ヘヨン、チャン・グァン 他
●日本放送情報:KNTV/2026年2月7日(土)一挙放送
毎週(土・日)
2月7日、8日は午前7時~午前10時 (2話連続)
2月14日~22日は午前7時~午前10時50分 (3話連続)
『イ・サン』(MBC/2007/全77話)
4作目にご紹介する作品は、イ・ソジン×ハン・ジミン主演の『イ・サン』。
2007年に韓国MBCで放送された本作は、朝鮮王朝史上、最も波乱万丈の生涯をおくった第22代王 正祖(イ・サン)の半生を描いた本格時代劇。
演出を手がけたのは、数々の歴史大作を生み出してきた巨匠イ・ビョンフン監督。政治闘争や陰謀が渦巻く宮廷劇の緊張感と、王として、人として葛藤するイ・サンの内面描写を巧みに織り交ぜ、重厚でありながらも感情移入しやすい物語世界を構築した。
イ・ソジンは、聡明さと人間味を併せ持つ王イ・サンを熱演し、自身の代表作のひとつを築いた。一方、ハン・ジミン演じるヒロインは、静かな強さと優しさで物語に温度を与え、王を支える存在として多くの視聴者の心を掴んだ。
その完成度の高さから、本作は日本でもBS・CS、地上波で繰り返し放送されており、韓国時代劇入門作としても定番の一本とされている。時代劇の醍醐味である権力闘争、成長物語、そして切ない愛を一作で味わえる不朽の名作である。
●キャスト:イ・ソジン、ハン・ジミン、イ・スンジェ、ハン・サンジン、イ・ジョンス 他
●日本初回放送情報:チャンネル銀河/2026年2月9日(月) 8時~9時30分
『朝鮮弁護士カン・ハンス~誓いの法典~』(MBC/2023/全16話)
5作目は、2023年に韓国MBCで放送され、ウ・ドファンの待望の除隊後初主演作として大きな注目を集めた『朝鮮弁護士カン・ハンス~誓いの法典~』をご紹介する。
物語の主人公は、亡き両親の復讐という深い傷を胸に秘めながらも、理不尽な世の中で苦しむ民を救うために奔走する破天荒な弁護士カン・ハンス。彼は法廷という舞台で痛快な弁舌を振るい、権力者たちの不正に真っ向から立ち向かっていく。
そんなハンスの前に現れるのが、身分を隠して生きる王女。彼女を演じるキム・ジヨンは、本作で時代劇に初挑戦し、気品と芯の強さを併せ持つヒロイン像を見事に体現した。
ウ・ドファンは、軽妙さとシリアスさを自在に行き来する演技でカン・ハンスというキャラクターを立体的に描き出し、高い評価を獲得。その実力は『2023 MBC演技大賞』ミニシリーズ部門・男性最優秀演技賞の受賞という形でも証明された。
復讐、正義、そして愛という普遍的なテーマを、朝鮮時代ならではの法廷劇として描き切った本作は、爽快感と切なさを同時に味わえる一作として、時代劇ファンのみならず幅広い層におすすめできる作品である。
●キャスト:ウ・ドファン、キム・ジヨン、チャ・ハギョン、チョン・ホジン、ソン・ゴニ 他
●日本初回放送情報:アジアドラマチックTV/2026年2月14日(土) 11時~(一挙放送)
『赤い袖先』(MBC/2021~2022/全17話)
切なくも美しい“身分差ロマンス時代劇”の名作として語り継がれているのが、『赤い袖先』。
本作は2021年から2022年にかけて韓国MBCで放送され、最終回では全国最高視聴率17.4%を記録し、圧倒的な支持を集めた。
物語の中心にいるのは、朝鮮王朝第22代王イ・サンと、宮廷で慎ましく生きる見習い女官。王としての使命と一人の男としての想いの狭間で揺れるイ・サンと、自由を求めながらも運命に翻弄される女性の姿を、繊細な感情描写で描き出すロマンス時代劇である。
主演を務めたのは、昨年の主演作『テプン商事』(tvN)や『CASHERO 〜ヒーローは現金を持つ〜』(Netflix)で多くの視聴者を魅了したイ・ジュノ。本作でも王の威厳と人間的な弱さを併せ持つイ・サン像を深みのある演技で表現した。
権力と愛、自由と責務という相反する価値観の中で選択を迫られる登場人物たちの姿は、時代劇でありながら現代にも通じる普遍的なテーマを内包している。
涙なくしては語れない名場面の数々とともに、韓国時代劇屈指のロマンス作品として高く評価されている一作である。
●キャスト:イ・ジュノ、イ・セヨン、カン・フン、イ・ドクファ、パク・ジヨン 他
●日本初回放送情報:チャンネル銀河/2026年2月16日(月) 21時30分~23時
『帝王の娘 スベクヒャン』(MBC/2013~2014/全108話)
7作目は、『帝王の娘 スベクヒャン』。日本でも繰り返し放送され、すでに観たことがあるというファンも多いのでは。
物語の舞台は6世紀の百済。第25代王・武寧王の娘として実在した人物をモチーフに、王女スベクヒャンと彼女を取り巻く人々の愛と葛藤、そして陰謀が交差する時代劇である。
スベクヒャンという名は「百済を守る花」を意味し、国の象徴としての気高さと、ひとりの女性としての弱さを併せ持つ存在として描かれる。花の名を背負った王女の生き様が、物語の芯となっている。
また本作では、武寧王の血を巡る出生の秘密や身分の逆転、姉妹の対立といった王道の愛憎要素もふんだんに盛り込まれ、ドロドロとした緊張感と清らかなロマンスが交互に訪れる構成が見どころだ。
日本の放送でも根強い支持を受けている理由がここにある。
●キャスト:ソ・ヒョンジン、ソウ、チョ・ヒョンジェ、チョン・テス、イ・ジェリョン 他
●日本初回放送情報:チャンネル銀河/2026年2月24日(火) 14時30分~15時15分
『鬼宮』(SBS/2025/全16話)
最後にご紹介する作品は、昨年SBS金土ドラマ枠で放送されるやいなや、独特なファンタジー時代劇として大きな関心を集めた『鬼宮』。
BTOBのユク・ソンジェと宇宙少女キム・ジヨン(ボナ)が主演を務めた本作は、王家に恨みを抱いた鬼の呪いに立ち向かう、不思議な力を持つ女性ヨリと悪神カンチョリの関係から始まるファンタジー・ロマンス時代劇。
視聴率の流れも印象的で、初回9.2%と好スタートを切り、第9話で初の10%超を達成、最終回では全国最高視聴率11.0%を記録し、有終の美を飾った。
追いやすいテンポと、次回が気になりすぎる“逆張り展開”が人気の理由として挙げられる。
さらに先日行われた『2025 SBS演技大賞』では、ユク・ソンジェがミニシリーズ ヒューマン/ファンタジー部門 男性最優秀演技賞、キム・ジヨンが同部門 女性最優秀演技賞を受賞し、作品性と演技力の両軸が公式に証明された。
●キャスト:ユク・ソンジェ、キム・ジヨン、キム・ジフン、キム・イングォン、ハン・ソウン 他
●日本放送情報:KNTV/2026年2月28日(土)一挙放送
毎週(土・日) 午前7時~午前11時50分 (4話連続)
(ライター/ダンミ ニュース部)