長津田小 異国の料理 地域の人にも 地元飲食店が協力し提供
国際理解教室の先生の母国であるスリランカについて、総合的な学習の時間を使って学んできた長津田小学校(佐藤正淳校長)の5年5組。これまでも学校給食で同国の料理を提供してもらうなど学習を形にしてきたが、「地域の人にもスリランカやスリランカ料理を知ってもらいたい」という思いが芽生えた。
そんな児童の願いに「長津田大衆食堂和DINING」(長津田5の2の67)が協力。児童が選んだ料理を提供してもらえることになった。
そこで、これまで学んできたことやスリランカ料理の魅力を発信するため、2月18日に実際に店で出してもらう料理を自分たちで作り試食を行った。料理は児童がプレゼンを行い選ばれた「キャベツのマッルン」「ナスのモージュカポナータ風」「もやしテルダーラ」「スリランカ風ポテトスパイス炒め」「カード」の5品。店の雰囲気や提供しやすい食材なども考慮したという。
試食会当日は同店のオーナーや店長らも駆けつけ、児童がレシピを見ながら野菜を切り、炒め、コリアンダーやターメリックで味付けする姿を見守った。でき上がった料理に児童は大興奮。「うまくできた」「ちょい辛でおいしい」と笑顔を見せていた。
和DININGでのスリランカ料理提供は3月22日(土)までの予定だ。