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暑い日も溶けない!ひんやり濃厚な和スイーツアイス 淡路島岩屋『かじた屋』の「いちじく葛バー」を食べてきました 淡路市

Kiss

淡路市岩屋にある、明治創業の老舗和菓子屋『かじた屋』(淡路市)に行ってきました。

場所は国道28号「茶間川交差点」から西に一本入った岩屋商店街の中、茶間川橋の北西方向に見える幟が目印。

小さな店内にずらりと和菓子が並んでいます。あんこ作りから全てお店で行っているという同店。瑞々しくてジューシーな小豆の風味が味わえるので、どら焼きや大福といった普段の和菓子も上等な美味しさが楽しめます。

店内右手側にはベンチが置かれたスペースもあり、購入した商品を店内で頂きながら休憩することも可。ちょっとした憩いのスペースで地元のお母さんたちとおしゃべりしても楽しそう。

今夏新発売の「葛バー」は、「あずき」、「抹茶」、「いちじく」の3種。葛で固めているため”溶けないアイス”ということで、暑い日にも食べやすくゆっくり楽しめるひんやりスイーツです。

「葛バー・いちじく」250円(税込)

淡路島産のいちじくを使用した「いちじく」は、ピンクの色合いが可愛らしい一品。一口目からいちじくの風味が豊かに広がり、惜しげもなくたっぷりといちじくを使っているのが分かります。いちじくの風味を引き立たせる絶妙な甘さも秀逸。

「葛バー・あずき」250円(税込)

見るからにたっぷりと小豆が詰まった「あずき」は、流石あんこの美味しいお店。アイスにしても失われない、小豆の風味が豊潤に溢れます。食感はガリガリせず、最初はサクホロッと食べやすく、時間を追うごとにプルっとした食感に。そしてカンカン照りの太陽の下でも、確かに溶けない!

「葛バー・まっちゃ」250円(税込)

「まっちゃ」も濃厚でとても上品なお味でした。甘みの中にほのかに渋みも感じる爽やかな抹茶の香り。ほっこり癒される大人の味わいです。

さらに、定番の名物商品の一つ「生どら焼き」もいただきました。

「生どら焼き(粒餡)」220円(税込)

何といっても、小麦粉を一切使用していないグルテンフリーの皮のもちもち食感が特徴。5代目店主となった貴一さんが、修学旅行で行った広島のもみじ饅頭をヒントに開発に至ったのだとか。

もちろん皮だけではなくつやつやした粒あんもしっかりと味わってほしいところ。くどくなく、皮にあんこの水分が出てしまわない糖度の粒あんは、ふっくらとした豆の食感が感じられ小豆好きにはたまらない味わいです。

淡路島産藻塩を使用した「藻塩大福」は、お土産にもぴったり。ほんのりと甘みのある藻塩の味わいが、ふわふわの大福を旨みのある一品に格上げしています。

「藻塩大福(こし餡)」150円(税込)

舌触りも風味も一級品のこし餡。フレッシュな小豆の風味をしっかりと残すには、小豆を炊いて中身を出して生あんにした後、砂糖と混ぜるまでの時間をできるだけ短くすることが大事なのだそう。半日ほどもかかる生あん作りの工程を自前ですることで、格別に美味しいあんこが生まれています。

フルーツ大福などの変わり種も気になるところ。この日はマスカットやブルーベリーの大福が並んでいました。上質なあんこだけでなく旬のフルーツもいただける、淡路島に来たらぜひ寄りたいお店です。


場所
かじた屋
(淡路市岩屋1352-3)

営業時間
8:30~17:00

定休日
月曜日

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