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【B.D.U独占インタビュー】歌が最大の武器! K-POP界に新たな風をもたらす4人組“ボーカルドル”を直撃

ウレぴあ総研

B.D.U 左からビッセオン、キム・ミンソ、ジェイ・チャン、 スンフン

オーディション番組『BUILD UP』から誕生したB.D.U.がWEB韓流ぴあに初登場!

【B.D.U写真】グループの写真をもっと見る

B.D.U.は、CIXとしても活動するスンフン、ONE PACTとソロ活動に加えてB.D.U.としての活動もスタートさせたジェイ・チャン、M.O.N.Tとしてデビュー経験のあるビッセオン、そしてこれが初デビューとなるキム・ミンソの4人からなるボーイズグループ。

ボーカルに特化したグループでもあり、『KCON JAPAN 2024』では4人揃って重厚かつ華やかなハーモニーを披露した。

グループ名は「Boys Define Universe」の略で、それぞれ異なる個性を持つ4人が集まり、新しいユニバースを作っていくという意味が込められているそう。

まだ結成から間もないにもかかわらず、取材時にはメンバー同士でツッコミあったり、仲の良さが垣間見えた。

そんな彼らの貴重な初インタビューをお楽しみください!

チーム結成の時は「お願い、僕を呼んで!」って祈ってました(笑)

――まずは自己紹介からお願いします。

スンフン:僕はB.D.Uでいろんな役割を担っているスンフンです。

趣味はサッカーで、僕は走るのが早いので主にウィンガーをやっています。

キム・ミンソ:僕は末っ子のキム・ミンソです。僕は映画を見るのが好きです。

最近はマーベルシリーズを順番通りに見ています。

ジェイ・チャン:僕はB.D.Uの王子様、ジェイ・チャンです。僕はバスケが大好きです。

でも、シュートはできません(笑)。なので、ガードというポジションを主に担当していますが、レイアップは得意です。

ビッセオン:僕は最年長でリーダーのビッセオンです。

僕も映画を見るのが好きで、日本映画が大好きです。

是枝裕和監督の作品をよく見ているんですが、中でも『万引き家族』という作品が好きです。

――B.D.U.はオーディション番組『BUILD UP』から誕生したグループですが、オーディション当時のお互いの印象はどうでしたか?

ジェイ・チャン:僕は初めての撮影でスンフンさんを見た時のことをよく覚えています。

あの時はみんなが円になって立っていたから、全員の顔をよく見ることができたんですね。

スンフンさんを見たら、ポケットに手を入れてすごくクールな表情をしていたから当時はすごく怖い人だと思っていたんですが、実際には意外にもいたずらっ気が多くて、すごく明るい兄さんです。

スンフン:あの時のことを僕はよく覚えていないんですよ(苦笑)。でも、第一印象は厳しそうに見えるとよく言われるんですけど、本当はやさしい人です。

キム・ミンソ:僕は正直、みんなと初めて会った時の印象と今はあまり変わらないですね。

スンフンさんは最初からすごくかっこよかったという印象があるんですけど、今も実際にそうだし、とてもかっこよくて学ぶべきところが多い兄さんです。

ジェイさんも、第一印象から親しみやすさを感じていて、そして歌がめちゃくちゃうまい(笑)。そういうイメージは今も変わりません。

ビッセオンさんとは、一番最初が同じチームだったんですよ。

その時、グループの戦略的な話をしてくれたんですが、今もよくそういう話をしてくれるので、すごく頭がいい人なんだなというイメージは今も同じです。だから印象が変わったと人はいないですね。

ビッセオン:なんだか恥ずかしいですね、僕はそんなに頭脳派じゃないと思うんですけど(笑)。

でもそんなふうに言ってくれるなら、もっと一生懸命頑張れます!

――では、『BUILD UP』で優勝した時はどんな気持ちでした?

ビッセオン:まずは、僕たちが優勝したことが信じられませんでした。

もちろん、こんなにいいメンバーに恵まれたので、ひょっとしたら優勝できるんじゃないかという期待はありましたが優勝するのは簡単なことではないですし、他のチームもとても上手なメンバーが多かったので、厳しいかもしれないなとは思っていたんですよ。

メンバーたちとも当日、優勝は難しいかもしれないなという話をしていたんです。でも、僕たちが優勝して、きっとみんな本当にびっくりしていたんじゃないかと思います。

ジェイ・チャン:そうですよね。僕たち以外にファイナルに進んだチームがとても強力なライバルだったので、まさか優勝できるとは全く考えていませんでした。

スンフン:実力も人気も他のチームと横並びだと聞いていたので、僕たち自身はすごく不安でした。

でも優勝したら賞金がもらえるぞ、ということでみんな発奮しました(笑)。

――賞金はもうもらいました?

スンフン:はい! みんなで均等に分けました。(賞金は)まだ使っていなくて、たぶんみんなも貯金しているんじゃないかと思います(笑)。

――グループ結成においてはジェイ・チャンさんがメンバーを選抜していますよね。このメンバーを選んだ理由を教えてください。

ジェイ・チャン:僕がこのメンバーを選んだ理由は、ビジュアル的にも実力的にも素晴らしいチームを作りたかったからです。

『BUILD UP』という番組でみんなを見るにつけ、それぞれが何でもできるオールラウンダーであり、できないジャンルはないということを番組でも証明していたので、この3人と一緒にやりたいと思いました。

特にスンフンさんはラウンドごとにいつも違うジャンルを見せてくれましたし、ミンソも唯一ファイナルまで行った練習生で、ラウンドを経るごとに大きく成長しているのを感じました。

ビッセオンさんはもともと知り合いでもあるし、兄さんがいろんなジャンルに精通していることはすでに知っていたので、僕としてはこのチームは完璧な組み合わせだと思いました。

――他のメンバーはジェイ・チャンさんから声をかけられた時にはどう思いましたか?

スンフン:僕としてはすごくうれしかったですね。

ジェイは歌がとても上手なので、一度は一緒にやってみたいと思っていたんですが、最後にメンバーを結成する時に選んでくれてとてもうれしかったです。

キム・ミンソ:僕は最後に指名されたんですよ。ジェイ兄さんが僕の名前を最後に呼んでくれて、その直前まで、「お願い、僕を呼んで!」って祈ってました(笑)。それで僕の名前が呼ばれるやいなや「やった!」と思いましたね。

ビッセオン 僕もただただ安堵しました。それといい機会だから楽しくやろう、とも思いました。ライブでは歌だけでなくメンバー全員でバンド演奏しても面白いかも!

――優勝した後はB.D.Uというグループとしての活動がスタートしました。番組でチームとしてパフォーマンスするのとはまた違った感慨があったと思いますが、実際にこの4人で活動を始めてみてどうでしたか?

スンフン:『BUILD UP』でチームを組んでいた時もそうだし、今こうしてB.D.Uというグループになってからもそうなんですが、例えばボーカル練習をするとなってもみんな高い実力を持っているメンバーたちなので、練習がスムーズなんですよね。

僕たちはボーカルを聞かせるグループなので、練習でもボーカルがメインですが、とにかくなんでもすぐにこなしてしまうので、練習していてすごく楽しいです。

僕たちは結成間もなく、まだアルバム1枚しかリリースしていないグループなので、これからの2年できっといろんなことがあるとは思うんですけど、すごく楽しみですね。

――『KCON JAPAN』への出演をはじめ、活動を重ねていく中で気付いたこの4人のいいところは?

ジェイ・チャン:僕たちはボーカルグループというだけあって、ライブでのボーカルが一番の魅力だと思います。

スンフン:ジャンル的にはポップスが一番上手だと思います。そして感性的なボーカルが僕たちの特徴でもありますね。

スンフン:メンバーそれぞれが持っている歌声とメンバーの個性がうまく生かせるように、というのはいつも心掛けています。

ビッセオン:僕たち4人はカラーが全然違うんですよ。声質も全く違うし。でも、だからこそこの4人の声が重なった時、新しい魅力が生まれるんですよね。

そういう魅力が大きいグループだなと個人的には感じています。それに、異なるカラーを持った4人だからこそ、さまざまなジャンルとスタイルを表現できるんじゃないかと思っています。

――まだ活動を始めたばかりだというお話もありましたが、今この時点においてB.D.U.はどんなグループだと思いますか?

キム・ミンソ:僕たちはおそらくこれからのステージにおいて一度も欠かすことなくハンドマイクで歌うグループになるんじゃないかと思います。それくらい、ライブで歌うことに重点を置いています。

ダンスを踊ることがあっても、できる限りライブにこだわる“ライブドル”になりたいです。

スンフン:バンドっぽい曲をやってみたいですね。バンドといえば青春の代名詞ですが、そんな曲を僕たちも歌ってみたいですし、僕たち同士でも冗談でそういう話をしたことがあるんです。

大きな会場でコンサートをする時、メンバーそれぞれが楽器を演奏してみたら面白いんじゃないかと思って。これはいつか実現させたいです。

――皆さん楽器が弾けるんですね。

スンフン:僕以外は全員できます(笑)。ジェイはドラムが叩けるし、ミンソはギター、ビッセオンさんはキーボードが弾けます。

ジェイ・チャン:スンフンさんはベースを習いたいってずっと言っているんですよ。

スンフン:僕は諦めが早いんですよね。なので、いつかみんなで楽器を弾くことになったら、その時は必死になってやると思います(笑)。


――バンド以外に目指したいグループ像はありますか?

ビッセオン:誰が見ても「ヤバい!」と思うくらいのボーカルを見せられるグループになりたいですね。

ジェイ・チャン:僕は、例えるならBoyz II Menみたいにボーカルで魅せるグループになりたいです。

キム・ミンソ:まだやったことがないことのほうが多いので、いろんなことをやりたいですね。

今までB.D.Uとしてステージに立った機会はそれほど多くないですし。バラード的な曲をもっとやってみてもいいと思うし、本格的なポップスを披露する機会もあまりないんですよ。

今回のツアーではそういう面でも期待していています。

スンフンはサッカーが副業!? 4人4様な宿舎での過ごし方

――今は皆さん一緒に共同生活をしているそうですが、改めて知ったメンバーの意外な一面や素顔について教えてください。

スンフン:ミンソは末っ子なので、あまり部屋の掃除とかはしなさそうだなと勝手に思っていたんですけど、たまに一人で家の大掃除をしてくれて意外でした。これからもこまめに掃除してほしいです(笑)。

キム・ミンソ:僕は正直、そんなにこまめに掃除するタイプじゃないんですけど、片付けようとなったら一気にやってしまうスタイルなんですよ。

なので、僕の部屋はいつもそうやって片付けています。例えば、すごく退屈な時とか(笑)。

ビッセオン:僕もミンソのことなんですけど、僕は静かな子だと思っていたんです。

でも実際には24時間歌を歌ってます(笑)。本当に寝る直前まで歌っていて、とてもうるさい子でした。

キム・ミンソ:はい、事実です(笑)。僕も気付かないうちに歌っていることが多いんですよね。たまに、静かにしなくちゃいけない時でもつい歌ってしまって、兄さんたちに叱られています(笑)。でも言ってもらったら気付けるので、そうやって今はコントロールしています。

ビッセオン:僕たち3人はMBTIで言うとIで内向的なんですけど、スンフンだけEで外向的なのですごく活動的ですね。

宿舎にいても、一人で運動しに行ったりサッカーしに行ったりして外に出かけることが多いんですが、他の3人は宿舎に引きこもっています(笑)。

自分の部屋でゲームしたり、ミンソは映画を見ながらギターを弾きながら歌を歌ったりして過ごしています。

キム・ミンソ:家でもいろいろやるのが好きなんです。だから普段は宿舎からほとんど出ません。

ジェイ・チャン:ビッセオンさんは自分の部屋に入ってドアを閉めたら、全く音がしないんです。

ビッセオン:ジェイとは同じ部屋なのにね(笑)。僕は普段はすごく静かなんですよ。まるでその場にいないみたいに気配を消しています(笑)。

部屋ではほとんど寝てばかりいて、あとはスマホで映画を見たりしています。

スンフン:家にいるのが好きだと言っても3人はそれぞれ過ごし方が少しずつ違うんですよね。

みんな家にいるんだけど、ミンソは家にいてもにぎやかで、逆にビッセオンさんはすごく静か。ジェイは……。

ジェイ・チャン:僕も静かですよね!?

ビッセオン:いやいや(笑)。

スンフン:一人でゲームしながら騒いでいます(笑)。

ジェイ・チャン:ゲームをすると、ちょっとうるさくなっちゃいますね。

スンフン:僕は1週間に1回は必ずサッカーをしに行きます。いつも一緒にサッカーしているチームがあるんですよ。

ジェイ・チャン:スンフンさんにとってサッカーはほぼ副業です(笑)。

スンフン:まさに(笑)。

次の世代に憧れてもらえるような存在になりたい。

――6️月2️6日に1st ミニアルバム『Wishpool』をリリースしました。どんなアルバムになりましたか?

スンフン:僕たちにとって初めてのアルバムで、まだ僕たちのカラーが確立していなかったので、いろんなジャンルを取り入れたアルバムになりました。

タイトル曲『My One』のようにさわやかな曲もやりましたし、韓国的なバラードにも挑戦しましたし、R&Bにもチャレンジしています。

アルバムの中に何かしらのストーリーがあるというものではなくて、初めてのアルバムなだけにとにかくいろんなものに挑戦してみた、というアルバムですね。

――アルバムの中でそれぞれの推し曲はなんですか?

ビッセオン:僕はタイトル曲『My One』ですね。夏の少し前にこのアルバムをリリースしたんですけど、夏に一番よく合う曲だと思いますし、曲の雰囲気や感じが、個人的には一番表現しやすかった曲でした。

ジェイ・チャン:僕は一番歌いやすかった曲は『全部忘れて』ですね。その曲では僕は「全部忘れて」と歌うパートしかなかったので、とても満足しました(笑)。

ビッセオン:それが一番好きな曲なの?

ジェイ・チャン:一番好きなのは『aH-OOh!』です。明るくてファンキーでグルービーな曲調が個人的には一番気に入っています。

キム・ミンソ:僕は、以前は『My One』が一番好きだったんですけど、ファンミーティングをやってからは『aH-OOh!』になりました。

この曲をステージで披露した時のインパクトが僕には強かったので、今は『aH-OOh!』が一番好きになりました。

他の曲は曲調が穏やかだったんですけど、ファンミーティングの最後にファンキーなリズムに乗ったこの曲をかっこよく歌いながらステージを降りてファンの皆さんの間を走り回ったりして、すごく楽しかったんですよね。

その時の印象が強くて、これからは『aH-OOh!』みたいな元気のいい曲ももっと歌ってみたいなと思いました。

スンフン:歌いやすかったのはタイトル曲の『My One』ですね。すごくスムーズにレコーディングできたので。

一番好きな曲は『aH-OOh!』です。ファンの皆さんがすごく気に入ってくれたようなので、僕も好きになりました。ファンの方とコミュニケーションするのにもぴったりだし、ミンスも言っていたように、ファンの皆さんが好きな曲だと思います。

――タイトル曲『My One』はどんな曲ですか?

ビッセオン:すごく聴きやすい曲だと思います。イージーリスニングな曲調で、そういうバイブスがすごく感じられる曲です。さわやかの中に切なさも感じられて、B.D.Uのデビュー曲としてぴったりな曲だなと思いました。

――これからB.D.U.はどんなグループになっていきたいですか?

ジェイ・チャン:僕たちはみんな、歌手になりたいという夢を持ち始めた時、憧れた歌手がいたじゃないですか。なので、僕たちも次の世代の人たちに大きな影響を与えられるような歌手になりたいです。

「僕もB.D.U.みたいに歌がうまくなりたい」と思ってくれる人が生まれてくれたらいいなと願っています。

ビッセオン:大きな夢を持つとしたら、一つの時代を代表するアイコンになりたいです!

スンフン:夢は大きければ大きいほどいいからね。僕は、B.D.U.はもっとボーカルが伸びるグループだと思うんですよ。

まだ活動を始めたばかりなのに、実力が伸びたという手応えを感じているので、これからの活動がすごく楽しみですし、それぞれボーカル的にどれだけ成長するか楽しみなグループだと思っているので、これからのB.D.U.をぜひ見守ってください!

B.D.U(ビー・ディー・ユー)
Mnetのボーカルサバイバル番組『BUILD UP』の最終優勝チーム『フンミンジェビッ』(ジェイ・チャン(ONE PACT)、スンフン(CIX)、ビッセオン(M.O.N.T)、キム・ミンソ)がメジャーデビューのために結成。6月26日に1stミニアルバム『Wishpool』をリリースし正式デビュー。

アルバム情報

1stミニアルバム『Wishpool』
1.My One
2.Everlasting Miracle
3.Forget All
4.aH-OOh!
5.My One [English Version]

(韓流ぴあ/尹 秀姫)

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