プロバスケB3 湘南ユナイテッドBC 快進撃 プレーオフ圏内あと一歩〈藤沢市〉
藤沢、茅ヶ崎、寒川の2市1町を拠点とするプロバスケットボールB3リーグの「湘南ユナイテッドBC」が昨年12月から快進撃を続けている。12戦を10勝2敗で大きく勝ち越し、順位もプレーオフ圏内の8位に次ぐ9位に上り詰めた。
初参戦の昨シーズンでは下位で苦杯をなめ、今季の目標はプレーオフ進出。堀田剛司ヘッドコーチ(HC)は「チーム全体が成長している。今後も勝ちにこだわっていきたい」と意気込む。
快進撃は12月に加入したローカス・ガスティス選手と1月に加入した丹野合気選手がきっかけ。
206cmの身長を生かしたローカス選手がゴール付近のインサイドを固め攻守の起点や安定感をもたらし、シュート力のある丹野選手が外からも得点。加えて「シーズン当初からのメンバーも成長。戦術が浸透し、レベルがあがっている」と堀田HC。「精神面でも成長し、競り合う試合が多いが、落ち着いて自分たちのプレーで勝ちきれている」と評価する。
上位戦続く2月が鍵に
17節34試合が終わり16勝18敗の湘南。プレーオフ圏内の8位に入るためには「5割以上の勝率、勝ちの貯金がほしい」。そのために重要なのが2月。3・4日に行われた現在8位の東京ユナイテッドBC戦では1勝1敗で終えたが、1位の福井ブローウィンズ、7位の立川ダイスと続く。勝ち越しには「ここが勝負どころ」とにらむ。
モチベーション高く、心も技も成長してきた。そんな中、期待するのが市民の存在。「皆さんの応援がチームの力になる。粘り強く勝ちにこだわる選手たちのプレーをぜひ会場で見てほしい」と堀田HCは訴える。
ホームゲームでは、スマートフォンなどで公式ホームページの画面を見せると小中高生は無料で観戦できる。
2月のホームゲームは以下の通り。▽2月9・10日対福井ブローウィングス(秩父宮記念体育館)▽16・17日対立川ダイス(シンコースポーツ寒川アリーナ)
そのほか詳細は公式ホームページへ。