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珠城りょうと愛希れいかの副音声付きで、月組公演『All for One』(17年)をWOWOW『宝塚への招待』で放送 収録レポートが公開 

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(左から)珠城りょう、愛希れいか

宝塚大劇場公演を中心にショーや芝居など人気作品を放送するWOWOW『宝塚への招待』。2021年10月30日(土)には、2017年に宝塚歌劇団月組で上演された『All for One』を、当時月組トップスターとして出演していた珠城りょうと元月組トップ娘役の愛希れいかのトップコンビによる副音声解説付きで放送する。この度、二人の収録レポートが公開された。

『All for One』は、世界の古典・デュマの「三銃士」をもとに、新たな発想で描くロマンチック・アクション・ミュージカル。太陽王と呼ばれたルイ14世(愛希)が治めるフランスを舞台に、ルイ14世の為に立ち上がるダルタニアン(珠城)の愛と勇気の冒険を、共に戦う三銃士との友情を交え、壮大なスケールで描き出す浪漫活劇だ。そこで今回は、都内スタジオで副音声の収録を終えたばかりの珠城、愛希コンビに、本舞台に関わった思いや、公演の裏側などについて聞いた。

副音声収録中の二人は、「普段、自分でDVDを見返したりすることがないから、自分の映像を見返すのは恥ずかしい」と連発しながらも、シーンを見返していくうちに当時の記憶がいろいろとよみがえってきたようで、「ここは何度もお稽古を重ねたところで」「ここは演出の小池(修一郎)先生のこだわりがあって」「ここのシーンは本当にしあわせだった」といった具合に、次々と裏話を披露。ことあるごとに「懐かしい」「楽しい」といった言葉が飛び出すなど、収録を心の底から楽しんでいる様子だった。

珠城りょう

収録を終えたばかりの珠城は「副音声というものを初めてやらせていただいたのですが、自分の映像を見ながら話すというのは、ちょっぴり恥ずかしくもあり、でも懐かしい思い出もいっぱいよみがえってきたりもしたので、すごく楽しかったです」と笑顔。愛希も「わたしも懐かしいなと思いましたし、あの当時のことをすごく鮮明に思い出しました。そんな機会ってなかなかないので、すごく楽しかったです」と続けた。

愛希が演じたのは、女性であることを隠して、男性の王として生きるルイ14世。この役について、珠城は「もちろんちゃぴ(愛希)は、男女の演じ分けという技術的な面で、ものすごく上手であることはもちろんですが、それでも女の子を演じた時には、彼女が本来持っている愛らしい部分がストレートに出ていたと思うんです。一生懸命でけなげなところに、見ている人はすんなりと感情移入できるし、『頑張って欲しい』『この恋が実ってほしい』と応援したくなるようなヒロイン像を演じられるのがちゃぴの魅力だと思うので。そういう彼女の良さが出ていた役だったなと思います」と魅力を語る。

愛希れいか

その言葉に「それまでわりと大人っぽい役をやらせていただくことが多かったんで、かわいい役って意外となかったんですよね」と振り返った愛希は、珠城が演じたヒーロー、ダルタニアンについて「この作品ってものすごく個性的なメンバーばかり登場するんですが、その中でダルタニアンは、まったく汚れていないというか。本当にまっすぐで素直で、さわやかという言葉がピッタリ。もちろんステキだな、男らしいなという部分はありつつですが、それでいてかわいいなという部分もありますし、天然なピュアピュアボーイみたいな感じを演じられるというのは、やはり珠さまならではじゃないかなと思うんです。だからこちらとしても役にすんなりと入れるし、これならもうはじけるしかないと思わせてくれる。そして何より珠さまはどの役をやられても、芯の部分に温さが必ずあるから。だからこそダルタニアンという役は愛されるんだと思うんです」とその魅力について語った。

この『All for One』という作品について「再演ものではなく、オリジナルの作品ということで、本当に1からみんなで作っていった作品。特にコメディ作品で、新しいことに挑戦させていただいていたということもあって、印象に残っているところは本当にたくさんあります」と語る珠城は、「もちろん宝塚らしい部分はいっぱいあるんですが、宝塚を食わず嫌いされてる方でも、すんなり楽しんでいただける作品じゃないかなと。きっと見たときに、自分の身近な人を大切に思う気持ちを思い出していただけたり、自分自身が少し前を向く勇気を持てたりとか。そういう明日への希望を感じていただけるような作品になっているので、気負わずに見ていただけたら」と見どころを語る。

(左から)珠城りょう、愛希れいか

そして愛希が「小さい子が見ても、ワクワクして観ていただけるような、夢がある物語だと思うんです。当時も小さい子からお手紙をいただいたりもしましたし、そういう作品となったのはうれしいなと思っていました。この作品をきっかけに宝塚を目指したいと思ってくれる子たちが増えてくれたらうれしいですね」と続けると、珠城が「実際、小さい子の笑い声も本番中に聞こえてきましたからね。それだけで私たちもほっこりしましたし、本当にちゃぴが言ったように、未来のタカラジェンヌを目指す子たちが増えてくれたらいいなと思いますね」とメッセージを寄せた。

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