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冬の着こなしを格上げ!黒コートを重く見せない「差し色テク」4つ

Sitakke

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冬の朝、道行く人を眺めると、黒やグレーのアウターを着ている人が多いことに気がつくと思います。「黒やグレーは汚れが目立ちにくく、あわせやすい色だから、洋服とコートの配色を考えなくても済む」そんな理由で選ぶ方も多いと思いますが、全体の印象が暗くなりがちです。
今回は、大学で色彩デザインを教え、札幌駅北口と札幌市東区でイメージコンサルティングサロンを運営している筆者が、暗くなりがちな冬のアウターコーデのお悩み解消法を紹介します。

1:マフラーで色を足す

防寒も叶えつつ、お悩みを解消するアイテムの王道がマフラー。同じコートを着ていても、マフラーを変えるだけで全く違った印象に大変身! マフラーは顔まわりに使うので、できるだけ自分の顔映りをよく見せる色のマフラーを取り入れるのがおすすめです。
そんなときこそ、パーソナルカラーの出番。イエローベースなら暖かみのある色、ブルーベースなら涼やかな色を取り入れてみてくださいね。黒もグレーもあらゆる色と相性がよいので、色の組み合わせも気にせずに使えますよ。

2:カラーのハイネックとあわせる

冬は寒さ対策としてハイネックやボトルネックを着用する機会も増えます。ハイネックはアウターを着たときに、襟元から色がチラリとのぞきます。

2023年からカラーシアーアイテムがはやっています。冬もニットの中にカラーアイテムを使うことで、マフラーとはまた違った顔まわりのオシャレをたのしめますね。

3:バッグで大胆に色を使う

職場の規則で明るめの色の服を着ることが難しい場合などは、バッグで暗くなりがちな冬コーデに華やかさを足してみましょう。仕事中、バッグはロッカーのなかにしまうこともあるかと思いますので、多少派手な色や柄でも、カバンであれば問題がないという方も多いのではないでしょうか。

通勤によく使われるようなバッグはA4サイズが入るものが多く、コーデでも占める面積は広いほう。そんなバッグで色をたのしまないのは、もったいない……!
コーデ全体に明るさを足すことができる白のバッグは特におすすめですよ。

4:傘の色を小物とあわせる

「ヘアセットが濡れて崩れるから」と冬でも傘を使う方は多いですよね。ぜひ傘の色を上手に活用してみましょう。
視線が集中する顔まわりで使用される傘の色をマフラーやバッグの色とあわせると、コーデに統一感が出てこなれた印象に……!
コーディネートは全身3色以内にするとまとまりやすくなりますが、トップスやアウター、マフラー、手袋、傘など、夏よりも圧倒的に着用アイテム数が増えるのが秋冬コーデの特徴。垢抜けポイントは、小物の色を揃えることです。

まとめ

暗い色は高級感がある一方、顔に影が入り、シワやシミが目立ちやすくなることもある色です。暗い色のコートでも明るい印象にしたい方は、顔まわりや小物の色使いをぜひ工夫してみてくださいね。

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文:山本よしみ(aft色彩認定講師/着こなし美人ナビゲーター)
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【ライター:山本よしみ PROFILE】
札幌で小4男子を育てるシンママ。高2の秋「ダサいから友達やめたい」と友人に言われ外見の大切さを痛感。離婚をきっかけに、専業主婦からパーソナルカラーリストへ転身。現在はaft色彩講師、カラーリスト認定講師、顔タイプや骨格アドバイザーとして活動中。「心理学+ファッション」を取り入れたメルマガが大好評。

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