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篠原中 文化伝えるギニア交流会 大使代理とけん玉リレーも〈横浜市港北区〉

タウンニュース

トラオレさん(右)がけん玉を成功させる瞬間を見守る生徒ら

市立篠原中学校で3月5日、ギニア共和国大使館の大使代理としてベン・ジャワドゥ・トラオレ一等参事官を招き、同校2年生212人との「ギニア交流会」が開催された。交流会は、横浜市による国際理解、SDGsの学習を深めること、第9回アフリカ開発会議(TICAD9)の機運醸成を目的とするアフリカとの交流支援事業を活用し、(公社)青年海外協力協会がコーディネートした。同校では昨年度に初めてギニアと交流し、今年度は社会科の田後敏行教諭が「子どもたちが国際交流できたら」と思い実施した。

交流会は、社会科の教科係の約20人が中心となって企画・進行された。係の一人、高邑琉圭さんはフランス語でトラオレさんに歓迎の言葉を送った。書道や竹とんぼ、けん玉、エイサー、ソーラン節について生徒らが英語で説明した後、実際にトラオレさんが体験したり、生徒らとけん玉リレーに挑戦したり、生徒らが踊っている動画を見たりして楽しんだ。西アフリカで演奏されているというジャンベを披露する場面も。

生徒らが考案したギニアがテーマのゆるキャラグランプリも開催。「富む・水」、「水を汲みに行くギニアの子どもたちのバケツを富士山の綺麗な水で満タンにしてあげたい」と思いが込められた「トム・ウォーター」がグランプリに輝いた。交流後、「楽しかった」「ギニアに行きたくなった」という生徒が多く見られた。

トラオレさんは「子どもたちの創造性が素晴らしかった」と微笑んだ。

グランプリを受賞した「トム・ウォーター」

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