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特殊詐欺被害を未然に防ぐ 妙高市で推進員委嘱式

上越妙高タウン情報

架空請求や還付金詐欺など特殊詐欺の被害を防ごうと活動している推進員の委嘱式が、18日(木)に妙高警察署で行われました。

特殊詐欺被害防止推進員の活動は、ボランディアで主にお年寄りを中心に、詐欺の手口が書かれたチラシを配ったり注意喚起の声掛けを行います。今年度は5人が任命され、4人が再任、1人が新任です。

式では妙高警察署の小泉衛署長が、推進員1人ひとりに委嘱状を手渡しました。

初めて推進員を務める土井深雪さんは、第一生命保険の新井営業オフィスに勤務しています。

土井深雪さん
「気持ちも引き締まり、任務をしっかりしていかなければという気持ちになる。『私も被害に遭うかもしれない』という認識を持ち、日々注意していただけたら」

妙高警察署管内で去年発生した特殊詐欺件数は5件で、被害金額は合わせて約2604万円。ことしは2月末現在、被害はありません。

妙高警察署の小泉衛署長は「(去年)県内で203件の特殊詐欺被害が発生した。被害総額は5億7000万円。撲滅活動は警察だけでは限界がある。情報発信活動をしていただければ」と話していました。

推進員の任期は、来月1日から再来年4月末までの2年間です。

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