カンニング竹山「薬ではなく『サプリ』だから逆に怖い…」紅麹問題めぐり風評被害が起きないよう指摘
4月1日の『くにまる食堂』は、今日から9時オープンに新装開店！月曜前半のパートナーは邦丸アナと合わせて120歳になるカンニング竹山さん。時事に斬り込む新コーナー『ニュース一番出汁』をお送りした。
野村邦丸アナ「ここまでに入っているニュースをコンパクトにお伝えして、その中から竹山さんにピックアップしてもらいます」
――今回のニュース――
小林製薬の紅麹を使った機能性表示食品のサプリメントをめぐって、少なくとも31の都府県でサプリや関連する食品を摂取したとみられる人の健康被害相談が保健所などに寄せられていることが分かりました。一方台湾でも体調不良を訴えた人が昨日午後までに6人にのぼり、今後も数が増える可能性があります。
竹山「このニュースで分かったのは、小林製薬さんが『ベニコウジ』というものを卸してらっしゃったんですね。卸してるということは、いろんな企業さんがそれでいろんな製品を作っていらっしゃった訳じゃないですか。今現在、紅麹を使っていて体調は悪くないけど、そのうち体調が悪くなる人が出てくるのかどうかというのもありますし、かなり甚大な被害になるわけでしょう」
邦丸「もともと小林製薬さんは、紅麹の事業をグンゼさんから譲り受けていたんですよね。紅麹菌って、それまで当たり前のように使われていたのが、今回未知の成分が見つかったっていわれてるでしょ。なんだっけ、プリベルだか、ペリベルだかっていうやつ。（正しくは『プベルル酸』）怖いよね」
竹山「ほかのニュースでは、工場でカビが出てたんじゃないかとか、ほかの物質が入ったとか言われていますけど、そこを徹底的に調べないと。こういう問題が出たときに一つ気をつけなきゃいけないのは、「紅芋」が危ないとか、「米こうじ」が危ないとか勘違いする人がいたりするんで、そうなるとある意味、風評被害のみたいになっちゃうじゃないですか。だから、なぜこうなったかを急いで調べてもらって、ここが原因で、こういうものが入って、こういう被害が起きましたということを言ってもらわないと、ほかにも迷惑する企業の人がいっぱいいるでしょう」
邦丸「紅麹を使う使わない関係なしに、「サプリ大丈夫なの？」って思う人もいるでしょう」
竹山「そこもありますよね。ちょっと個人的な話になりますが、ぼく結構サプリ飲んでるんですよ」
邦丸「ミートゥ、サプリオヤジ」
竹山「（笑）俺も毎朝サプリ飲むのが面倒くさいっていうぐらいサプリオヤジです。でもサプリ自体がいいのかなっていう変な考えになっちゃってて。それはいろんな企業さんがちゃんと出しているサプリがほとんどなので問題ないと思うけど、そういう考えも出てくるじゃないですか。今飲んでいるこの錠剤、大丈夫なのかなとか」
邦丸「そうそう」
竹山「サプリって薬事法における『薬』ではないじゃないですか。だから逆に怖い」
邦丸「確か会見では、小林製薬の研究陣がとにかく何かを見つけようとして、どうやらこれじゃないかっていうのが分かったっていうんだよね。小林製薬が一生懸命やってるにしても、これは国もちゃんと口出して、あんまり拙速では困るんだけど特定を急いで、今後こういう対策を取りますよっていうのを、ちゃんと包み隠さず公表して欲しい」
竹山「大変だと思いますけど、人も亡くなってる問題だから、苦しんでる方もいるから、急いで国も入ってもらって、急いで見つけてもらわないと」
邦丸「これはちゃんと国が口出したほうがいいですね。国が口出していいことってあんまりねえんだけどね」
このあとは地震発生から今日で3か月となった能登半島についてのニュースを取り上げます。
