「1日外出録ハンチョウ」500万部突破でオリジナルペリカソング公開 チョーと萩原聖人を起用するガチっぷりで話題に
週刊ヤングマガジンにて連載中の「1日外出録ハンチョウ」の単行本累計発行部数が500万部を突破。これを記念したオリジナルソングが、「1日外出録ハンチョウ」の公式XおよびYouTube「講談社ヤンマガch」で公開されました。
歌うのは原作アニメでハンチョウの声優を務めるチョーさんと、カイジの声優を務める萩原聖人さんという豪華ぶり。ネタソングのはずなのにこのキャスティング……圧倒的っ……！
「1日外出録ハンチョウ」は、漫画家・福本伸行さんの代表作「賭博破戒録カイジ」に登場し、「地下王国編」にてカイジとチンチロで対決したE班の班長・大槻を主人公としたスピンオフ作品。普段は地下労働施設で働く大槻が1日外出券を使い、地上でのグルメや旅行などに興じる様子が描かれ、人気を博しています。
今回のPVでは500万部達成を祝うかのごとく、紙吹雪の中で歌う愉悦的なハンチョウの姿が印象的。「ペリカ、ペリカ、ペーリカ♪」のフレーズが一度聴いたら忘れられない、インパクトたっぷりの楽曲に仕上がっています。（※ペリカ＝「カイジ」シリーズに登場する架空の通貨）
一方のカイジはというと、地下労働施設からの外出を満喫するハンチョウに対し、「うるせぇ」「ちくしょう」と合いの手を入れる役どころ。「みんな忘れんな……本当の主役はオレ……」と涙ながらにつぶやく姿は、なんとも悲哀を誘います。
そう何度もあることではないネタ企画であるにもかかわらず、「カイジ」で両者の声優を務めたチョーさんと萩原聖人さんがまさかの再共演。これには「この為にチョーさんと萩原さん呼んだんだ……」「切り貼りかと思ったらまさかのご本人たちの新規収録だった」といった声が寄せられるなど、ファンも驚きを隠せないといったようす。
また、コメント欄には「ハンチョウ」のアニメ化を求める声も。本作は同じスピンオフである「中間管理録トネガワ」の放送枠をジャックする形でアニメ化したことはあるものの、本格的に放送枠を確保した上でのアニメ化には至っていません。もしもアニメ化されたならば、ぜひこの「ペリカソング」をOPまたはEDで採用してほしいものです。
＜参考・引用＞
【公式】『1日外出録ハンチョウ』＠第20巻発売中‥‥！（@hancho_YM）
（山口弘剛）
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025052902.html