OICHIビジネスアワード 地域情報をマッチング AIシステムが受賞
「第12回OICHIビジネスアワード」が先頃行われ、(株)トラストアーキテクチャ(東京都港区)の前川知英代表取締役社長=人物風土記で紹介=がグランプリを受賞した。主催したのは、NPO法人協同労働協会OICHI(坂佐井雅一理事長)。
同アワードは、同法人主催の協同起業塾の受講生が、起業を目指してプレゼンを行うもの。社会保険労務士で(有)人事・労務の代表取締役、矢萩大輔審査委員長をはじめ、中小企業診断士や金融機関の企画経営サポート部担当者など5人が審査員を務めた。
前川さんがプレゼンしたのは、「複雑な地域課題もビジネスで解決!課題とヒト・技術・資源のマッチング研究開発事業」。行政や金融機関と連携し、人・技術・資源といった地域情報をデータベース化した地域情報”超”特化型のマッチング・プラットフォームだ。AI分析をもとに人や企業の需要と供給をつなぎ、地域課題の解決を促進する。前川さんは「ピンポイントで精度の高いものに育てていけるよう頑張ります。ご支援、ご協力をお願い致します。」と話していた。