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女子軟式野球 神奈川区内から2人が県代表入り 村山さんと田島さん

タウンニュース

チームの合言葉「バモス」ポーズをする村山さん(左)と田島さん

錦台中学校3年の村山香凛さんと、六角橋中学校3年の田島夏希さんが、8月22日から京都府で開かれる「第9回全日本中学女子軟式野球大会」の神奈川県代表チーム「神奈川やまゆりクラブ」のメンバーに選出された。

5月に行われた県内の女子中学生約40人によるセレクションを経て、25人のメンバーに選ばれた2人。村山さんは昨夏と今春、田島さんは今春に続いての選出となった。

2人は別々の学校の野球部に所属しながら、市内の女子部員が合同で練習する「横浜クラブ」では共に活動。そのため「一緒にできるのは楽しみ」と声を揃える。

足の速さ武器に

幼なじみの影響で、寺尾ドルフィンズ(鶴見区)で小学4年生から野球を始めた村山さん。昨夏の同大会のメンバーにも選ばれたが、なかなか出場機会に恵まれなかった。

「女子では学年一の足の速さ」を自称し、昨年の大会では主に代走として起用された。「走りでは負けたくない」としながらも、目指すはスタメンでの起用。部活で普段守るショート以外にも、外野での守備にも挑戦する。

やまゆりクラブは3度目の選出。「2年生のメンバーも多いので、チームのために自分の役割を全うして、プレー以外のところでも3年生として引っ張っていきたい」と意気込む。

「変顔」で盛り上げ

兄の影響で小学1年生からソフトボールをしていた田島さん。軟式野球は中学からの挑戦。六角橋中野球部の女子部員第一号として練習を重ねた。代表入りの吉報は母親からのメールで知り「めちゃめちゃ嬉しかった」と声を弾ませる。

自身の強みを「ポジティブ精神」と語る。「チームが打たれたり落ち込んだとき、『大丈夫だよ』と盛り上げたい」。その武器の一つが「変顔」。「鏡の前で口を動かしていたら出来た」という変顔でチームに笑顔をもたらし、縁の下から支える。

プレーでは、足の筋肉を活かしたフォームでのバッティングに挑戦。自慢だというバントと共に安打も狙う。

2人とも狙うは「全国優勝」。県代表として初の栄冠に向かい、練習に励んでいる。

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