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老舗劇団の劇団員から代表者一名が参加する「日本の劇団」 公演中止となった『十二人の怒れる男』を改めて上演

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日本の劇団『十二人の怒れる男』

2024年12月11日(水)~15日(日)下北沢 駅前劇場にて、日本の劇団『十二人の怒れる男』が上演されることが決定した。

日本に存在する10年以上続く老舗劇団からそれぞれ代表者一名が参加し、出演者全員劇団員のみで構成される企画、「日本の劇団」。劇団スーパー・エキセントリック・シアターの劇団員・栗原功平を中心に、各所で活躍する日本有数の劇団から出演キャストを募り、企画が実現した。

第一弾の企画では、2022年2月に劇団チョコレートケーキの日澤雄介演出で『十二人の怒れる男』の上演が予定されていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、公演中止に。そして今回、満を持してカムバック公演が決定。

出演者は、青木隆敏(スタジオライフ)、秋本雄基(アナログスイッチ)、浅川仁志(イッツフォーリーズ)、浅野康之(劇団鹿殺し)、岡本 篤(劇団チョコレートケーキ)、木津誠之(文学座)、栗原功平(劇団SET)、佐藤文雄(劇団銅鑼)、豊田 茂(劇団青年座)、畑中智行(キャラメルボックス)、牧田哲也(柿喰う客)、横道 毅(花組芝居)に、友情出演として志賀遼馬(イッツフォーリーズ)。

日本を代表する全十二劇団から選りすぐりの劇団員達が集結し、アメリカの有名戯曲を圧巻の演技でおくる。

演出:日澤雄介(劇団チョコレートケーキ) コメント

やっと秋の足音が聞こえて参りました。過ごしやすくなったのは喜ばしい事なのですが、2024年の今になっても世の中は何も変わらず争いが終わることはありません。立場もあれば言い分もあるでしょうが残念なことです。社会を構成する様々な意見を持った人間が、一つの事柄に対して真っすぐに向き合う事はもうできないのでしょうか。
対話の無くなった時代に『十二人の怒れる男』を上演できるのは痛快でなりません。個性豊かな13名の俳優と共に怒りの沸点を探しに行きたいと思います。

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