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「ゲストハウスは東京以上に刺激的」多彩なバックグラウンドの人々が集う西胆振旅の拠点(登別市)

北海道Likers

<span class="media-credit">出典: <a href="https://hokkaidolikers.com/">北海道Likers</a></span>

「登別ゲストハウス 赤と青」は、登別駅や札幌発バス停から徒歩1分と利便性が高く、長期滞在も可能なことから、胆振エリアの観光拠点としてバックパッカーやライダーに評判の宿。ガイドブックには載っていないローカルな情報やツーリスト同志の会話を求めて、多彩なバックグラウンドの人々が集まります。

旅の醍醐味である“ふれあい”を求めて、「登別ゲストハウス 赤と青」に宿泊しました。

世界中の旅人が集まるゲストハウスは都会よりも刺激的

出典: 北海道Likers

「登別ゲストハウス 赤と青」は、2018年6月15日に開業しました。代表の佐々木太郎さん(札幌市出身)は、システムエンジニアから転身。「北海道のよさを広く伝えたい」という想いからゲストハウスの経営に乗り出しました。

「札幌を離れて東京で働いていましたが、次第に北海道のよさを広められる仕事に就いてみたいと思うようになりました」と佐々木さん。観光業への転職を希望して札幌にUターンするも、30代半ばの未経験者を雇い入れてくれる会社は見つかりませんでした。そんなとき、知人に誘われて札幌のゲストハウスで働くことになったといいます。

ゲストハウスには毎日、性別、年齢、国籍が異なる人たちが訪れていました。さまざまな国の言葉が飛び交う様子は東京以上に刺激的。最初は宿という選択は考えていなかったものの、ゲストハウスの楽しさを知り、自ら開業する決心を固めました。

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登別は、野趣あふれる温泉や豊かな自然が残るなど、国内外の旅行者に魅力的なスポットでありながら、温泉街の宿泊料金が高いということもあり日帰り客が多い点に着目。「ここに安価な宿をオープンすることで、白老や室蘭など西胆振全体に足を延ばしてもらえる」と確信します。花屋だった店舗兼住宅をリノベーションして「登別ゲストハウス 赤と青」をオープンしました。

登別産牛乳から作られる極上ソフトクリームを味わう

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「あまり知られていませんが、登別は酪農がさかんです」と佐々木さん。「登別ゲストハウス 赤と青」では、のぼりべつ牛乳を使ったソフトクリームを販売しています。

はじめて『のぼりべつ牛乳』を飲んだときに、あまりのおいしさに衝撃を受けて朝食(現在は休止中)に牛乳を提供しましたが、通常よりも価格が高いうえに、シンプル過ぎてあまりよさが伝わらなかったといいます。

そこで考えたのがソフトクリームの提供です。佐々木さんは市内で乳製品の製造・販売を行う「のぼりべつ酪農館」に相談。2019年7月から、登別産グラスフェッドミルク100%のソフトクリームの販売を開始しました。

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一般的にソフトクリームの原料は、牛乳や生クリーム、砂糖やゼラチンですが、「登別ゲストハウス 赤と青」で販売している『UNMIXed』は牛乳100%。通常は、生乳から生成した生クリームを加えることで濃厚に仕上げることが多いそうですが、『のぼりべつ牛乳』は脂肪分が高いので、何も加えることなく牛乳だけでおいしいソフトクリームができます。

さらに、『UNMIXed』は、倶知安産の澱粉で作った水飴を使っているので、甘さが残らず、すっきりとした後味です。ソフトクリームを食べると喉が渇くことがありますが、それは砂糖を使っているからだそう。

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自慢のソフトクリームをいただきました。通常350円(税込)ですが、宿泊者は100円引きで食べられます。牛乳の風味にほんのりと甘みが加わり、とっても美味。コーン(400円)もありますが、ソフトクリーム本来の味を楽しむのなら、カップがおすすめです。

自転車を無料で貸し出し。体力次第でどこへでも

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客室は全室ドミトリーで、男女共用(最大22名)、女性専用(最大12名)、プライベートドミトリールーム(最大4名)の3つのタイプを用意。オリジナルの大きめの二段ベッドと日本製の特注羽毛布団で快適に休めます。

トイレや洗面所、シャワールームも完備。キッチンには冷蔵庫や電子レンジ、食器や調理器具も備えられているので、長期滞在が可能です。

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電動自転車も無料で貸し出しており、登別温泉まで約40分、虎杖浜温泉まで約15分、神秘の湖「倶多楽湖(くったらこ)」まで約1時間、室蘭屈指の観光地「地球岬」まで約1.5時間で行くことができます。まさに西胆振の拠点と呼ぶにふさわしいですね。

夜のラウンジは、旅人たちの語らいの場に

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1階には、カフェ&バー「UNMIXed SOFT SERVE ICE CREAM」があり、登別のクラフトビール『鬼伝説』や各種アフォガート、ドリンクなどを販売しています。現在バーは休止中ですが、以前は一般のお客さんや宿泊客の社交の場となっていました。

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筆者が宿泊した日は、日本人ツーリストのほかに外国人のグループもおり、少しにぎやか。お酒やつまみを持ち寄り、旅の話に花を咲かせました。

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名古屋から来た男性は、フェリーと鉄道を使って一週間旅をしているといいます。来月は登別温泉のホテルに泊まって仲間とゴルフの予定なので、下見のついでに一人旅を楽しんでいるそう。札幌に単身赴任している男性は、「来月に転勤が決まり、最後に北海道を見ておきたかった」と笑います。

新型コロナウイルス感染が危惧されてから人との距離が遠ざかっていますが、楽しい会話に「旅の醍醐味は人とのふれあい」であることを再確認しました。

一人旅は気楽ですが、ふと誰かと話したくなるときがあります。ゲストハウスは、大胆で繊細な旅人が身を寄せる場所です。人との関係が希薄になりつつある今だからこそ、「登別ゲストハウス 赤と青」で、旅人同志の会話を楽しんでみませんか?

<施設情報>
■登別ゲストハウス 赤と青(Noboribetsu Guest house AKA&AO)
■所在地:北海道登別市登別東町2-3-2
■電話番号:0143-83-7680

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