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昭和レトロな店内で、ホルモン料理を楽しめる「尾田ホルモン店」。

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昭和レトロな店内で、ホルモン料理を楽しめる「尾田ホルモン店」。

新潟市東区の上木戸エリアに、白地に飾り気のない黒文字で「尾田ホルモン店」と書かれた看板を見つけました。昨年11月にオープンした、もつ煮込みをはじめとしたホルモン料理の専門店です。昭和の雰囲気が漂う落ち着いた店内で、店主の小田さんからお店や料理についてのお話を聞いてきました。

尾田ホルモン店

小田 和仁 Kazuhito Oda

1969年村上市(旧朝日村)生まれ。東京の調理師専門学校を卒業し、新潟に戻ってから結婚式場、居酒屋、定食屋、ラーメン店で料理を経験。2024年に新潟市東区で「尾田ホルモン店」をオープンする。若い頃は川釣りを楽しんでいた。

魚介料理に慣れた料理人が、ホルモン料理専門店をオープン。

——小田さんはいつ頃から料理の仕事をしてきたんでしょうか?

小田さん:高校を出てすぐに上京して、飲食店で働きながら調理師専門学校に通いました。

——料理にはいつから興味を持っていたんですか?

小田さん:物心ついた頃には興味を持っていましたね。父が小さな食料品店をやっていて、後に食品加工をはじめたこともあって、食品を扱う仕事には興味があったんですよ。それから、両親共に働いていて自分で食事をつくっていたこともあって、料理にも慣れていました。

——東京ではどんな飲食店でお仕事を?

小田さん:カニ料理店と洋食店で働きました。それまでカニを扱うことなんて無かったから、知らないことばかりで叱られてばかりでしたね。

——相当厳しく叱られたんでしょうか?

小田さん:私らが若かった頃なんて、今と違って厳しくされるのが当たり前でしたからね。でも厳しく鍛えられたおかげで、今の自分があると思っています。

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——新潟に帰ってきてからは、どんなお店で働いこられたんでしょう?

小田さん:いろいろなところで働きましたよ。結婚式場、居酒屋、スーパーの鮮魚部門、定食屋、ラーメン屋……。釣りが好きだったこともあって、魚を扱う仕事が多かったですね。

——それなのにホルモン専門店をはじめたわけですね(笑)

小田さん:そうなんですよ(笑)。2024年の11月に「尾田ホルモン店」としてオープンしました。最初は豚丼ともつ煮の店をやろうと思っていたんですけど、ホルモン料理にこだわった専門店としてやっていくことに決めまたんです。

おすすめメニューの「もつ煮込み定食」と「ホルモン中華麺」。

——私が最初に感じたのは、店名や看板の飾り気のなさです(笑)

小田さん:店名はいろいろな候補があったんですよ。でもシンプルな方が目立つんじゃないかということで「尾田ホルモン店」という店名になりました。看板も同じで、白地によくあるフォントを使った黒文字だけのデザインになったんです。

——いや〜、思い切りましたね(笑)

小田さん:最初は「こんな看板で大丈夫かな」って心配だったんですけど、周りに派手な看板が多い分、逆に目立って良かったと思っています。店内も昭和レトロなイメージで、落ち着いて食事やお酒を楽しんでいただけるようにしています。

——おすすめの料理を教えてください。

小田さん:やっぱり看板メニューの「もつ煮込み定食」は食べてみてほしいですね。豚を一頭買いしているので、いろいろな部位のもつを楽しむことができるんですよ。赤もつと白もつでは煮込む時間を変えて、同じ柔らかさになるよう工夫しています。特にレバーは硬くなりやすいので、別で茹でてしっとり柔らかくしているんです。

——ひとことで「もつ煮」と言っても、細かく丁寧に作っているんですね。

小田さん:今までは魚介を扱う仕事が多かったので、生肉の扱いには慣れていなかったんですよ。だから何度も試行錯誤を繰り返して学びましたね(笑)

——他にも苦労の末に完成したメニューってあるんでしょうか?

小田さん:「ホルモン中華麺」です。「ホルモンそば」や「ホルモンうどん」と同じ出汁つゆに中華麺とホルモンを入れたものなんですけど、中華麺と出汁が合わなくて苦労しました。このメニューだけはプレオープン日ぎりぎりまで試行錯誤を続けて、なんとか間に合わせたんです。

——どうやって問題を解決したんですか?

小田さん:そばやうどんとは、かえしを変えることで解決しました。苦労した甲斐があって、今ではうどんに並ぶ人気メニューになっています。ただ、まだまだ改良の余地はあると思っているので、時間に余裕ができたらグレードアップしていきたいですね。

ホルモンメニューのバリエーションを増やしたい。

——お店をはじめてみて感じた苦労はありますか?

小田さん:とにかく煮込み料理は時間がかかるんですよ。アイドルタイムで仕込みをするようにしているんですけど、間に合わないときは夜なべすることもありますね。開店当初は泊まり込みで仕込みをしていたこともありました(笑)

——昼と夜でお客さんの数って違うんでしょうか?

小田さん:今のところ、夜よりも昼にご来店いただくお客様の方が多いですね。昼は接客業に慣れているベテランのパートさんが多いんだけど、夜はまだ慣れていないアルバイトの子が多いんですよ。活気のあるお店を目指しているので、スタッフの育成にも力を入れていきたいですね。

——他にも、今後やってみたいことはあるんでしょうか?

小田さん:ワンオペで調理しているので、調理スタッフを増やして、時間に余裕ができたらメニューのバリエーションを増やしていきたいですね。豚だけじゃなく牛や鶏のホルモンも使って、いろいろなホルモン料理をお客様に楽しんでいただける店にしていきたいです。

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尾田ホルモン店

新潟市東区上木戸1-12-1

025-384-8157

11:00-22:00

不定休

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