第四北越フィナンシャルグループが通期業績予想を上方修正、期末配当予想も増配
第四北越銀行
株式会社第四北越フィナンシャルグループ(新潟市中央区)は3月14日、「2025年3月期通期業績予想」と「2025年3月期の配当予想」(2024年11月8日公表)を上方修正した。
修正した2025年3月期通期業績予想は、経常利益が391億円(前回発表比9.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が280億円(同12.0%増)、1株あたり当期純利益が320円48銭。
法人向け役務収益が好調に推移していることに加え、市場金利の上昇などに伴い、貸出金利息や有価証券利息配当金などの資金利益が当初予想を上回るほか、経費が当初予想を下回る見込みであることから上方修正を行った。
これに合わせて、期末配当予想を前回予想比で1株当たり14円増配し、70円(前期実績比32.5円増配)とする。
また、「本年度の業績予想や足元での金利情勢、政策保有株式の縮減見込みなどを総合的に勘案し、現在、第三次中期経営計画の見直し(上方修正)を検討しており、見直し次第速やかに開示を行う予定」(報道発表より)という。