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【Netflix】逆走に大いに期待!6月1日配信開始する韓国ドラマ「かつての話題作」3選

Danmee

JTBC『財閥家の末息子〜Reborn Rich〜』主演ソン・ジュンギ ©Danmee

日韓同時配信作品や最新の韓国ドラマを数多く扱っているNetflix(ネットフリックス)。

旬の話題作・人気作の宝庫で、華やかなラインナップを誇る。次は、どんな新作が加わるのか、楽しみにしている人もいるのではないだろうか。

しかし実は、過去作も魅力的なものが多い。どれを視聴してもハズレなしとっても過言ではないほど多くのドラマファンを魅了した作品が並び、同VODの選定力の高さを感じさせる。

また近年、Netflixで公開されたのをきっかけに過去作が再び注目を浴び、世界的に話題となるケースがちらほら見られ、良作を発掘して人気を逆走させたケースも。

6月1日に配信がスタートすることが予告されているかつての話題作3つも、作品自体のクオリティーの高さとNetflixの波及力によって、今一度スポットライトを浴びそうだ。注目のラインナップを紹介する。

(図)Danmee 「どの回も泣いたり笑ったり」日本ファンが選んだ1月~3月公開 No.1韓国ドラマはこれ!

王女ピョンガン 月が浮かぶ川 (KBS/2021)

『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』は、高句麗を背景に、国を守るために戦う王女と純朴な青年の愛を描いたロマンス時代劇。主に、キャストの好演と物語のクオリティーの高さで熱い視線を浴びた作品だ。

主演を務めたのは、子役から演技力を磨き、近年はメロドラマでの活躍が目立つキム・ソヒョンと、『私の夫と結婚して』(tvN/2024)で一躍スター俳優の仲間入りを果たしたナ・イヌ。

元々キャスティングされていた俳優の途中降板により先行きが不安視されるなか、急遽代役として投入されたナ・イヌが大活躍。純粋で正義感が強いキャラクターを魅力的に描き出したと高く評価されており、『2021 KBS演技大賞』では新人賞を獲得。キム・ソヒョンと共にベストカップル賞まで手にした。

またキム・ソヒョンも、同授賞式で人気賞と最優秀賞の2冠を達成。王女という立場と愛の間で葛藤しながら強く生き抜く姿を描き出して視聴者に感動を届け、作品の人気を牽引したと言われている。

その他、韓国の歴史と運命的な愛、権力争いや陰謀、裏切りなどの政治的要素、そして華やかなアクションも多くの人から愛されたポイントだ。

バッド・アンド・クレイジー (tvN/2021)

『バッド・アンド・クレイジー』は、出世のためなら手段を選ばない警部と正義感溢れるクレイジーな男が、共に事件の解決に乗り出して成長していく痛快アクションコメディー。韓国放送当時、豪華タッグによるプロの仕事ぶりがネット上で話題になった作品だ。

日本でも人気を得た『悪霊狩猟団 カウンターズ』シリーズ(OCN/2021、tvN/2023)のユ・ソンドン監督とキム・セボム作家が再タッグを組んでおり、映画を彷彿とさせる派手なアクションを堪能しながら、二重人格という設定と、心理劇&捜査劇を見事に共存させた斬新なストーリーで視聴者を魅了する。

トラウマが自我にどう影響するのか両者の関係性を描きつつ、エンターテインメント性まで追求した圧巻の仕上がりだ。

また、『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』(tvN/2016)での活躍が記憶に新しいイ・ドンウクと、『イカゲーム』(Netflix/2021)でブレイクしたウィ・ハジュンが熱演を繰り広げて、さらに物語を盛り上げたとの評価。

コミック演技や、キレのあるアクション、2人のブロマンスも視聴者から好評を得た。

財閥家の末息子〜Reborn Rich〜 (JTBC/2022)

『財閥家の末息子〜Reborn Rich〜』は、自身を死に追いやった財閥家の末息子に転生した主人公が、一族へのリベンジを誓って始まる復讐ファンタジー。本国では、第3話目にして視聴率が2桁台に乗り、最終的には近年稀に見る26.9%という高成績を残して大きな話題になった作品だ。

また、JTBCドラマのなかでは、『夫婦の世界』(JTBC/2020)の28.3%に次いで高視聴率を獲得したことで知られ、『第18回ソウルドラマアワード』を含む2つの授賞式で作品賞を獲得、名実ともに韓ドラを代表する作品の1つに。

転生という非現実的な素材を用いているが、その特性を活かして1980~90年代の韓国現代史を織り交ぜ、当時の経済や実際に起こった事件でリアルさをプラス。視聴者の没入度を高めておき、前世の記憶を持つ主人公がそれらを活用して一族に立ち向かっていくストーリーで、スリルと爽快感を届けた。

韓ドラのお家芸と言われるドロ沼要素や、サスペンスドラマ顔負けの展開も劇をより一層盛り上げリベンジ劇以外にも見どころが。ソン・ジュンギやイ・ソンミンなど、錚々たる役者陣の安定した演技力にも、多くのドラマファンが痺れた。

(ライター/西谷瀬里)

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