面接や仕事に役立つ!コミュニケーション上手になる4つの心得
コミュニケーション能力は採用の鍵を握るポイントの一つ。
面接官は「周囲と円滑に仕事を進められる人材かどうか」を見ています。
好印象を与えるコミュニケーションを意識しましょう。
※この記事は千葉県ジョブサポートセンター主催講座「面接や仕事に役立つ!コミュニケーション・スキル」を参考に作成しました。
コミュニケーションとは?
「情報」と「感情」を交換し合い、共有すること。
職場は年齢・考え方・立場などが異なる人の集まりなので、同年代の友人相手に比べ、意思疎通が簡単ではありません。
連絡を密にするなど、より丁寧な対応が求められます。
言葉だけでなく、姿勢や表情などによる表現も重要な要素です。
POINT1:聴く
「きく」には、相手の話を言葉として認識する「聞く」、知りたいことや質問したいことを尋ねる「訊く」、相手を理解しようと耳を傾ける「聴く」の3つがあります。
コミュニケーションは、相手に関心を持って否定せずに「聴く」こと=「傾聴」から始まります。
傾聴のポイント
【姿 勢】・ 穏やかな表情やアイコンタクト ・うなずきや相づち ・相手のペースに合わせる ・話をさえぎらない
【受け応え】・「いいですね」など承認する言葉を伝える ・自分と違う意見も「なるほど」といったん受け止める
聞き手の反応が乏しいと、話し手は「伝わっているのだろうか?」と不安になります。
傾聴は「この人となら安心して一緒に働けそう」という印象を与えます。
POINT2:質問する
職場では、適切な質問をすることで相手の意図を理解し、業務を円滑に進めることができます。
面接では「質問力」も見られています。
「何か質問はありますか?」と聞かれたら、「はい」か「いいえ」だけで返せる質問ではなく、具体的な尋ね方を心掛けましょう。
悪い例「残業はありますか?」 →単に残業をしたくない人と思われるかも?
良い例「繁忙期の残業はどのぐらいですか?」 →面接官も答えやすい
POINT3:伝える
結論や主張が見えない話は聞き手にストレスを与えます。
相手の知りたいことから簡潔に、結論→理由の順に整理して話すことがポイント。
面接で回答を焦って着地の見えないまま話し始めると、悲惨な結果に…。
緊張すると少しの沈黙すら長く感じることがありますが、実際の間はそれほどでもないものです。
まずは相手の質問をきちんと理解し、落ち着いて回答を考えてから話し始めましょう。
POINT4:アサーティブ・コミュニケーション
意見の押し付けにならないよう相手を尊重しながら、自分の考えを伝えるコミュニケーション。
面接の場面や仕事だけでなく日常生活でも役立つスキルです。
相手の意見をいったん受け止め、自分の言いたいこともきちんと述べつつ、打開策を提案します。
コミュニケーションのこつ
(1)相手の意図や伝えたいことを理解するために傾聴する (2)良い質問をして、互いの気持ちや思考を「正確」かつ「詳細」にする (3)相手に「分かりやすく」「効果的に」自分の思いや情報を伝える (4)相手の立場や意見を尊重しつつ、自分の主張を正確に伝える
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