Yahoo! JAPAN

巨人では左腕番号?プロ野球における背番号28の選手たち

SPAIA

巨人田口麗斗(左)と阪神・小野泰己ⒸSPAIA

2020年現役選手の背番号「28」

投手の印象が強い背番号「28」。2020年各球団の背番号「28」は下記の選手が背負っている。

西武:森脇亮介投手
ソフトバンク:高橋礼投手
楽天:酒居知史投手
ロッテ:松永昂大投手
日本ハム:河野竜生投手
オリックス:富山凌雅投手
巨人:田口麗斗投手
DeNA:勝又温史投手
阪神:小野泰己投手
広島:床田寛樹投手
中日:梅津晃大投手
ヤクルト:吉田大喜投手

不在:0球団
永久欠番:0球団
投手:12球団
捕手:0球団
内野手:0球団
外野手:0球団

全12球団が投手に背番号「28」を与えている。2020年シーズンから背負うのは、FA移籍した美馬学の人的補償として楽天に加入した酒居知史と新人の吉田大喜(ヤクルト)、河野竜生(日本ハム)の3人。「28」を自分の番号として定着させたい。

阪神入団時から背番号「28」を背負った江夏豊

阪神、南海、広島、日本ハム、西武と5球団で活躍し、通算206勝193セーブをマークした江夏豊は、阪神で背番号「28」を背負った。

1966年ドラフト1位で大阪学院大高から阪神に入団し、背番号「28」を着用。1年目の1967年から12勝(13敗)を挙げ、225奪三振でリーグ最多奪三振(当時タイトルではなかった)を記録した。

翌1968年は日本記録となっているシーズン401奪三振をマーク。この年の江夏は25勝12敗、防御率2.13で沢村賞を受賞するなど高卒2年目にしてリーグを代表する投手となった。

江夏と言えば、1971年オールスターゲームにおける9者連続奪三振が思い浮かぶ。この年の第1戦でセ・リーグの先発マウンドに登った江夏は、3回までの打者9人を全員三振に仕留め、プロ野球史上初となるオールスターゲームの9者連続奪三振を達成した。記録は現在も破られていない。

江夏は1975年まで阪神でプレーした後に複数の球団を渡り歩いたが、背番号「28」を着用したのは阪神時代のみである。江夏の代表的な背番号と言えば、阪神時代の「28」もしくは広島時代の「26」だろう。阪神の「28」は江夏の後、中田良弘や福原忍(現投手コーチ)らが受け継ぎ、現在は小野泰己が背負っている。

スローカーブが代名詞の星野伸之

阪急、オリックス、阪神でプレーし、通算176勝をマークした星野伸之。1983年ドラフト5位で旭川工業高から阪急に入団し、背番号は「28」となった。

2年目の1985年に一軍デビューを果たすと、1986年には9勝を挙げローテーションに定着。翌1987年からは11年連続二桁勝利を達成し、1989年、1996年には最高勝率のタイトルを獲得している。

星野は100キロ以下のスローカーブが代名詞で、130キロ台のストレートとの緩急で打者を打ち取った。球速だけで見ると決して速いとは言えないが、多くの選手が星野のストレートに振り遅れた。それは緩急とフォームに秘密があった。

星野のフォームは球の出所が見にくく、打者はタイミングを取ることが難しかったのだ。球が遅いことを弱みにせず、工夫を凝らして多くの勝ち星を挙げた名投手と言えるだろう。

1999年オフにFA権を行使して移籍した阪神では背番号「34」を着用した。現役引退後は阪神やオリックスの投手コーチとして若手の指導を行った。

左腕が多い巨人の背番号「28」

巨人の背番号「28」は、左腕投手が多い。これは1970年代に活躍した新浦寿夫から始まった。

静岡商業高で1968年夏の甲子園で準優勝して注目を集めた新浦。韓国籍だったためドラフト会議での指名は必要なく、争奪戦となっていた(当時外国籍の選手は、日本の学校を卒業してもドラフトにかける必要がなかった)。

その結果、静岡商業高を中退し、1968年ドラフト外で巨人に入団。当時の背番号は「42」だったが、その後「40」を経て1973年には「28」へ変更した。1976年から1979年までは4年連続二桁勝利をマークし、1977年、1978年には最優秀防御率のタイトルも獲得している。

その後、韓国リーグでプレーし、1987年に大洋へ入団。1992年にダイエー、シーズン途中にヤクルトへ移籍する。ヤクルトでは背番号「49」を背負ったが、その他の球団では一貫して「28」を背負い続けた。

巨人では新浦以降も阿波野秀幸、岡島秀樹、金刃憲人、高木京介と多くの左腕がこの番号を受け継ぎ、2019年から左腕の田口麗斗が背負っている。

オランダ出身のバート・ブライレブン

2017年に行われた第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でオランダ代表の投手コーチを務めたバート・ブライレブン。オランダ生まれカリフォルニア育ちの元メジャーリーガーでもあり、692試合に登板し通算287勝、3701奪三振をマークしている。

ブライレブンは、1970年にミネソタ・ツインズでメジャーデビューを果たすと10勝をマーク。テキサス・レンジャーズ、ピッツバーグ・パイレーツと渡り歩きながら、10年連続で二桁勝利を達成した。クリーブランド・インディアンス、再びツインズ、最後は故郷でもあるカリフォルニア・エンゼルスで計22年間プレーし、現役生活を続けたレジェンドでもある。

ブライレブンはツインズ、レンジャーズ、インディアンス、エンゼルスの4球団で背番号「28」を背負った。2011年にアメリカ野球殿堂入りを果たすと同時に、ツインズで「28」が永久欠番となっている。

メジャーリーグで背番号「28」が永久欠番となっているのは、ツインズのブライレブンただ一人である。

記事:SPAIA編集部

【関連記事】

おすすめの記事

新着記事

  1. 仙台駅前で食べる老舗の味を初体験 ~番丁ラーメン 名掛丁店~

    宮城仙台散策マガジン せんだいマチプラ
  2. NMB48[配信レポート]吉田朱里のアイデアで実現した歌番組 『MY PLAYLIST 7』配信スタート! 白間「あかりんが作ってくれた道は大きいです。私も最後の1期生として頑張りたい」

    Pop’n’Roll
  3. 生後4か月の子犬、新しいベッドがお気に入り(動画)

    らばQ
  4. AKB48[イベントレポート]初のe運動会で深めた揺るぎなき絆「AKB48は進化し続けているのだということを、もっと世の中に示したい」

    Pop’n’Roll
  5. おうちカフェのすすめ①仙台で豆を買うならここ!その1

    宮城仙台散策マガジン せんだいマチプラ
  6. SKE48、松井珠理奈卒業シングルのタイトル&発売日発表! 表題曲には全員参加「最後なのでみんなで歌いたい」

    Pop’n’Roll
  7. 10万本売れた!全国の名産をつかった「お取り寄せできるご当地調味料」

    anna(アンナ)
  8. 県赤十字血液センター 子連れ献血 サポート開始  ルフロンで見守りサービス〈川崎市川崎区・川崎市幸区〉

    タウンニュース
  9. ジャズでクリスマス 12月にチェチリア工房で〈大磯町・二宮町・中井町〉

    タウンニュース
  10. ポスターで防災呼びかけ 茅ケ崎小で表彰式〈横浜市都筑区〉

    タウンニュース