【朗報】ポケモンGO『ワイルドエリア長崎』が去年より格段に楽しかった! その4つの理由
2025年11月7日~9日までの3日間、長崎県長崎市で『ポケモンGO ワイルドエリア:長崎』が開催された。ワイルドエリアは昨年の福岡に続く2回目の開催で、今週末には『ワイルドエリア グローバル』も控えている。
さて、私(サンジュン)も3日間フルで長崎ワイルドエリアに参加してきたのだが、今なら自信を持ってこう言える……「ワイルドエリアはメッチャ楽しいから来年は絶対に行った方がいいよ!」と──。
・2回目のワイルドエリア
「GOフェス」「GOツアー」に次ぐ第3のリアルイベントとして、昨年産声を上げたワイルドエリア。期待値はかなり高かったものの、ゲーム内容に関しては「全然おもしろくなかった」というのが個人の感想だ。
もちろん福岡市自体は非常に良かったのだが、逆に言うと良かったのはそれだけ。リアルイベントに通いまくる猛者たちが「ワイルドエリアは……(苦笑)」と口を揃える残念なイベントであった。
そんなネガティブなイメージがあっただけに、長崎ワイルドエリアも「大丈夫かね?」と不安があったことも事実。ただ結果的には冒頭でお伝えした通り「めっちゃ楽しかった!」と即答できる。
では長崎ワイルドエリアは何が良かったのか? 以下で昨年の福岡と比較しつつ、4つの理由をお伝えしていきたい。
・その1「みんな大好き新規の色違いが大量実装」
昨年初実装となった色違いポケモンは「エレズン(進化系は除く)」「アイドルピカチュウ」「ハードロックピカチュウ」「ジャケットカビゴン」の4種類。
そのうち2種類のピカチュウは写り込みだったため、メインとなったのはタマゴ割りの「エレズン」と、野生 or レイドの「ジャケットカビゴン」であった。
一方、今年は「ミブリム」「ベロバー(ポケモン自体も初実装)」「アンノーンW」「アンノーンK」「マントのキテルグマ」に加え、サプライズで「カヌチャン」等々、大盤振る舞いだったと申し上げていいだろう。
そのため、野生のポケモンを追いかける楽しさが去年とは格段に違ったのではないだろうか。野生の捕獲はポケモンGOの基本中の基本である。個人的には「ミブリムが老眼で見えない問題」に泣かされたが、まず野生が桁違いに楽しかった。
・その2「レイドの楽しさ大幅アップ」
昨年の伝説レイドで出現した「ディアルガオリジン」と「パルキアオリジン」は文句なしの強ポケモンであると同時に人気ポケモンである。……が、どれほど多くのトレーナーが「わざガチャ」に泣かされただろうか?
「わざガチャ」だけでもツラいのに、そこに「背景ガチャ」まで加わった昨年のレイドは単なる苦行! 人知れず涙を流したトレーナーも多かったに違いない。
一方、今年は「わざガチャ」が発生しなかったため、ぶっちゃけかなり楽に感じた。もちろん「色違い背景」などにドハマりしたトレーナーがいることは承知しているが、わざを気にするトレーナーが皆無だったことは事実だろう。
さらに「シャドウなのでリトレーン100の救いがあったこと」「キテルグマのレイドが昨年とは比較にならないほど発生していたこと」もプラス要素である。
なお、キョダイマックスに関しては、トレーナー側がマックスバトルにだいぶ慣れて来たことが大きいのではないだろうか? 手探りでキョダイマックスストリンダーに挑んだ結果、なす術も無く敗北していた去年とは明らかに違う。
・その3「会場の活かし方が素晴らしかった」
昨年の会場となった「舞鶴公園」自体は、とてもいいロケーションであった。一方で「会場を活かした設計だったか?」と言われれば、そうとも感じなかったというのが正直な感想だ。
今年は会場型ではなく長崎市全域を舞台にした“回遊型”のイベントだったため一概には比較できないが、それでも「長崎市の中心部を活かした設計だった」と個人的には感じている。
私は過去に数時間だけ長崎市に訪れたことがあっただけであったが、それでも長崎スタジアムシティ・おのうえの丘・水辺の森公園・出島・新地中華街・眼鏡橋・浜町……等々、長崎市の観光名所は一通り満喫できた。
ゲーム内のGOスタンプラリーや公式ルートで「トレーナーを目的地まで向かわせる」ことに加え、スピンチャレンジで「気付かせる要素」を盛り込んだことで、特に長崎市にとってはキメの細かい設計だったのではないだろうか?
・その4「長崎の圧倒的なウェルカム感」
ありがたいことに過去にリアルイベントが開催された札幌や仙台、福岡、吹田等でも、ポケモンGOトレーナーは「ウェルカム!」の雰囲気で迎え入れられているように思う。
だが長崎は過去イチと言っていいくらいの圧倒的なウェルカム感! 「さすが、ながさき未来応援ポケモンにデンリュウを採用するほどポケモンに理解のある街は違うな」と感じた次第である。
JR長崎駅はまだ序の口で、長崎スタジアムシティも当然のようにポケモン色に染められていた。もちろん街中もポケモンだらけで、お買い物キャンペーンの参加店舗も「過去最大規模」だったという。
個人的には「これを機にまた長崎に遊びに来てね! いや、長崎を好きにさせてみせる!!」的な気概すら感じるほど、長崎の全面協力は印象的であった。加えて長崎市がサイズ的にゲーム向きだったことも挙げておきたい(ホテルは少なかったけど)。
もちろん全てが完璧だったワケではなく、JR長崎駅や新地中華街、おのうえの丘など、一部エリア及びに一部キャリアではネットワークが心許なかったこと等、少なからず懸念点はあった。
……が、それでも昨年と比較した場合「ワイルドエリアが覚醒した」と言っていいくらい、長崎ワイルドエリアは優良なリアルイベントだったのではないだろうか? 少なくとも私の周囲に「昨年よりつまらなかった」というフレンドは1人もいない。
・行けば行くほど楽しい
シティサファリに続き回遊型のワイルドエリアが成功したことで、今後は長崎市と同規模の都市でもリアルイベントが開催される可能性が高くなってきた。
リアルイベントが参加すればメチャメチャ楽しいことはこれまでも散々申し上げてきたが、回数を重ねるとさらに楽しくなっていくのもリアルイベントの特徴だ。
実装されている全てのポケモンが欲しいエドウィン。
心優しき人格者なのに200万捕獲の超ガチ勢、バーサイドさん。
色違いモンジャラをとにかくキラらせたい、アリ。(通称・モンジャラ兄さん)
同じポケモンGOを愛するトレーナーと出会い、そして彼らと再会できるのもリアルイベントの醍醐味だ。私が大好きな京都のおばあちゃん(タバコ仲間)とも再会できました(写真撮り忘れた!)。
長崎を経て私の中でワイルドエリアは大幅に格上げされた。なので最後にもう1度だけお伝えしておきたい。ワイルドエリアはメッチャ楽しいから来年は絶対に行った方がいいよ!
※ 本イベントのチケットは、主催会社から提供を受けています。記事の内容は筆者の見解です。
参考リンク:ポケモンGO公式サイト
執筆:P.K.サンジュン
Photo:©2025 Niantic, Inc. ©2025 Pokémon. ©2025 Nintendo / Creatures Inc. / GAME FREAK inc.
ScreenShot:『ポケモンGO』 (iOS)