メルヘンの世界でゆっくり自分時間を満喫♡絵本と手芸の癒しカフェ 相生「ゆう風舎」 赤穂市など
まるで絵本の世界に迷い込んだような癒しの空間「ゆう風舎」は、豊かな自然の中に囲まれた相生市矢野町にあります。
穏やかな時間を満喫できる同店にある「3つの扉」を、ひとつずつ紹介していきましょう。
イングリッシュガーデンのような素敵なアーチ状の門をくぐると…
メルヘンな佇まいの建物が。いくつになってもある乙女ココロがくすぐられ、扉を開ける前からワクワクします♪その先にはさらにキュンとくる場所が盛りだくさんですよ。
扉をあけると、まずは手芸用品や雑貨のショップ。商品の中にはスイスやフランスなどのインポートファブリックも取り扱っていて多種多様です。
中でも人気なのはベビーキルトだそう。同店の30年の歴史のなかで、赤ちゃんだったお客さんが今ではママとして、またおばあちゃんが孫にとハンドメイドされるのが嬉しいと話すオーナーさん。店内にはベビー小物などの作品が展示され、まるでギャラリーのよう。
実は同店は手芸材料店・英国風カフェ・絵本図書館が一体となった複合施設。手芸ショップを抜けるとその先にあるのは「絵本図書館」!なんてメルヘンな場所なんでしょう。
図書館の扉を開けるとまず左右に置かれた盛りだくさんの絵本に心躍ります。高鳴る胸を抱えながら足を踏み入れた先に広がるのは…
なんて素敵な絵本の世界。まるで異世界に足を踏み入れたよう。子どもたちに「本」を読んでほしい思いから、その始まりとなる「絵本」を自ら収集。信州や東京などを巡り仕入れたものも多数あるそう。国内外の希少な絵本の所蔵もあり、季節や音楽などテーマに合わせた展示やイベントも開催されています。
アンティークな雰囲気が落ち着く空間の「図書館」は大人も童心に返って楽しめる場所。静かに読書を楽しむ席も用意されていて、絵本の世界にどっぷり浸かることができます。これは心が豊かになる”至福の沼”にはまりますね。
ブックカフェや絵本が好きな筆者は特にトキメく場所ですが、絵本に興味がない方でも訪れるときっと虜♡になる場所です。
さあ、おまちかね♪お次は絵本図書館隣にある扉を開けてみましょう。
扉を開けると、素敵なカフェの空間が広がります。陽の光が明るい英国風の店内では、オーナー自家製のケーキでティータイムが楽しめますよ。
カフェ内には絵本の舞台をモチーフにしたタペストリーや手芸作品、アンティークな雑貨が飾られていてここでもトキメキの時間♪
ケーキはほぼ日替わりで提供。この日の「本日のケーキ」はぶどうのケーキとココナッツのケーキの2種盛。2つのケーキがこんなにリーズナブルに食べられるなんてお得感たっぷり♡です。
3層になったブドウのケーキは、カスタードクリームが家庭のあたたかみを思わせる味。ぶどうもたっぷり入っていてリッチな気分になります。ココナッツケーキはナッツのシャリシャリした食感がクセになりそうで両方おいしい~。
多めの茶葉をミルクで煮だした「ロイヤルミルクティー」はコクがあり上品な味わいで人気のメニュー。
深煎りフレンチテイストの「ブレンドコーヒー」はコクがあるのに口の中にスーッとなじみ、後味がサッパリしていてケーキによく合います。
「”女性が生き生きと過ごせるために”、”こうあるべき”という固定観念から解放され、やりたいことをもっと自由に生きてほしい。それを好きな手芸や絵本を通して感じてもらえたら」と話すオーナーの高原ゆかりさん。まるで昔からの知り合いのような親しみやすさを感じて時を忘れそうになるから不思議です。
帰るときには「あ~また日常にもどる~」と言うお客さんがいるのも納得。
「日々の生活を忘れほっとしたひと時を過ごしてほしい」と願うオーナー夫婦が創る絵本の中のようなメルヘンな世界で、時には喧騒から離れ自分時間を過ごしてみてはいかがでしょう。
場所
ゆう風舎
(相生市矢野町154-1)
営業時間
10:00~17:00
定休日
水曜日、第2・第4日曜日
駐車場
あり
周りの自然
新緑の5月ごろが特に美しい