攻めすぎ⁈と話題の高知ローカル番組【キテレツが咲く】カツオの町・中土佐町久礼で釣る・売る・食べるプロに迫る!
中土佐町久礼の元一本釣り漁師がプレゼン!高知名物カツオの魅力を語る
高知県といえば、カツオ。
なかでも「カツオを食べるなら、やっぱり中土佐町 久礼(くれ)よね!」と、多くの高知県民が迷わず口をそろえる。
鮮度・旨さ。そのすべてが圧倒的クオリティで楽しめる町だ。
今回はそんな中土佐町久礼で、カツオ一筋の人生を歩んできた元一本釣り漁師・川島昭代司さんが登場。
FUJIWARAの二人に向けて、カツオ愛溢れるプレゼンを披露する!
川島昭代司が送る「NO 鰹,NO LIFE」。これを読めば、高知のカツオが美味しい理由が分かるはず!
カツオの町として知られる中土佐町では、毎年5月に「かつお祭」が開催される。
過去には1万人が来場するなど、カツオ好きにとってはたまらない町だ。
そんなカツオの町で、知らない人はいない!と言われているのが、川島昭代司さんだ。
15歳で漁師になり、28歳の時に釣り上げた魚が顔面に直撃し、目を怪我したことで漁師を引退。
引退後はスナックを開業し、テレビでレギュラー番組を持ったり、ビッグコミックで漫画家デビューしたりと、マルチな才能を発揮する久礼の名物おんちゃんだ。
そんな川島さんが考える「中土佐町久礼のカツオがおいしい理由」は、3つあるという。
詳しくプレゼンを聞いてみよう!
久礼フェッショナル〜カツオの流儀〜by川島昭代司
まず、カツオがおいしい理由1つ目は、「釣るプロ」にある。
釣り竿一本でカツオを釣り上げる様子は、まさに匠の技!
豪快に見える釣り方だが、空中でカツオが舞うようにして、針を外す技術は繊細さを伴う。
この釣り方は、カツオにストレスを与えず、また傷が付かない方法とされている。
「釣るプロ」の腕があるおかげで、きれいで新鮮なカツオが水揚げできるのだ。
カツオがおいしい理由2つ目は、「売るプロ」にある。
漁港で競りを行う際に必要になるのが、目利き。
カツオの鮮度をしっかりと見抜いて、良いカツオを仕入れる必要がある。
しかし!カツオのおいしさは、仕入れた後に捌いてみないとわからない…これがとても厄介なのだ。
硬い身や臭い身のカツオを「ゴシ」というが、しっかりと目利きを行い仕入れたとしても、運が悪いと半分以上がゴシということも珍しくないのだそう。
中土佐町久礼では、このゴシを見分けられる目の肥えた「売るプロ」が多いため、お客さんは美味しいカツオに出会える確率が高いのだ。
ゴシカツオを見分けろ!カツオの刺身食べ比べクイズに挑戦
カツオがおいしい理由3つ目は、「食べるプロ」にある。
元漁師なら必ず見抜けるはず!ということで、「食べるプロ」の川島さんにカツオの刺身の食べ比べをやってもらう。
まずはBの刺身にかぶりつき、イマイチそうな無表情を浮かべる川島さん。
次にAの刺身を一口で食らう。
川島さん:Aがうまい!
一切れ食べただけで、迷いなく即答した川島さん。見事正解。
「釣るプロ」「売るプロ」だけでなく、「食べるプロ」がいてこそ、カツオのクオリティが底上げされる。なんともすごい町だ!
せっかくなので、FUJIWARAの二人も食べ比べクイズに挑戦する。
藤本さんは、Aのカツオがゴシではないと予想。
Aは臭みが一切なく、旨味があって脂が乗っていたとコメントした。
一方で、原西さんはBのカツオがゴシではないと予想。
自信はなさそうだが、後味が好みだという理由でBを選んだ。
自信満々に笑みを浮かべる藤本さんと、自信はないが自分の舌を信じる原西さん。正解は・・・
Bのカツオがお墨付きカツオだった!原西さん大正解!!
原西さんは藤本さんに鋭いツッコミを入れる!「もう二度とカツオ食うなよ。」と言い放ち、笑いを誘った。
今日から「フジモン」ではなく「ゴシモン」ですよ!とキテレツプレゼンター達にもいじられた。
売るプロのこだわり!さまざまな愛の形が「焼き方」に表れる!?
刺身でもおいしいカツオだが、高知らしい食べ方といえば藁で焼くカツオのタタキだ。
塩振り3年、焼き8年と言われる通り、上手くカツオを焼くのには熟練の経験が必要。
田中鮮魚店の社長・田中隆博さんは、カツオを焼き続けて33年の大ベテラン。
お店では藁焼きにこだわり、藁の大火力で、周りを香ばしくパリッと焦がす焼き方で仕上げている。
大きい身でも焼くのは1分ほど、高温&短時間で旨味を封じ込める!
このように、「売るプロ」たちは焼き方にこだわりを持っている。
おいしくカツオのタタキを味わって欲しい!という思いから、お店によって焼き方はさまざま。
田中鮮魚店のように焦がし焼きを行うところもあれば、藁を焼いた煙で燻す「燻し焼き」で仕上げるお店や、バーナーを使用して火を入れる「炙り焼き」などもある。
ぜひいろんなお店で店主こだわりの愛の溢れる焼き方をチェックしてみよう!
目利きが漁師並み?中土佐町久礼の「食べるプロ」は格が違う!
たまたま田中鮮魚店にお客さんとして現れたのは、中土佐町役場の元課長・今橋順子さん。
この方は中土佐町屈指の「食べるプロ」だという。
店頭に並んだカツオをじっくり見極める今橋さん。それに負けじと良質なカツオを並べる田中鮮魚店の田中さん。
お互いのプライドかけた戦いが静かに行われている。
「食べるプロ」を満足させるため、「売るプロ」は常においしいカツオを仕入れる必要がある。
この様子を見たFUJIWARAの二人は、久礼にどうしてハイクオリティなカツオが並ぶのか察した様子だった。
かつてはカツオ課長と呼ばれたカツオ大好き今橋さんの車には、特注の焼き網(サナ)と釜が常備されている。
川島さんも驚くほどカツオ愛に満ちた今橋さん!
漁師さん顔負けの「食べるプロ」…さすがカツオの町・中土佐町だ。
おいしいカツオを食べるために、準備や努力を怠らないプロ意識を持った方々が中土佐町久礼にはたくさんいるようだ。
カツオのアラまで無駄にしない!カツオの町のカツオ愛
久礼大正町市場を離れ、中里自然農園にやってきた川島さん。
一見カツオと関係なさそうなこの農園だが、実は大いに関係がある!
それはなぜかというと、この農園ではカツオのアラを使った肥料を作っているからだ。
カツオのアラに米ぬかなどの乾燥肥料とヒノキのおがくずを混ぜ合わせて作られるカツオ堆肥。
海のミネラルや塩分が多く含まれるため、他の肥料に比べて養分が豊富で、今後の持続可能な農業生産を実現するために極めて重要なアプローチとされている。
カツオ堆肥で作られた中里自然農園の作物は、「味が濃い!」とお客様から好評。
土壌に塩分が入ることで、作物にストレスがかかり、力強く育つのだそう。
カツオをおいしく食べるだけではなく、アラも無駄にしないカツオ愛。
まさに久礼にとってカツオは、宝のような存在なのかもしれない。
中土佐町の町長室に突撃!カツオ愛がここにもあった
最後に川島さんが訪れたのは、中土佐町役場。
「おるかね〜?」と言いながら川島さんが入った部屋は、なんと町長室!町長の池田洋光さんの元を訪ねたのだ。
実は調理師免許を持つ池田町長、かつお祭の際には自ら腕を振るうなど、この方もカツオ愛に溢れる方だ。言うなれば、「食べさせるプロ」。
そんな町長の池田さんは、町長室にいつもMy包丁とまな板のおもてなしセットを常備している。
川島さんは池田町長が作る「池田スペシャル」を食べたい!ということで、町長室横のデッキでクッキングスタート!
町長オリジナル料理の池田スペシャルは、カツオの血あいを使う。
カツオを幅1.5cmに切り、ステンレスボールに塩と刻みニンニクを加え、たっぷりのごま油を注いで混ぜ合わせる。
仕上げにネギを加えると、あっという間に完成!ごま油のねっとりとした甘さがおいしさの秘密なのだとか。
これが町長オリジナルの絶品料理「池田スペシャル」だ。
お酒のアテにも最高の一品!かきこんで食べたくなる。
池田町長が出張する際は、カツオを持参して池田スペシャルを振る舞うという。
交渉ごとがあるときはまずは胃袋を鷲掴みにして、交渉成立させるそうだ。
カツオへ振り切った町、中土佐町!町長すらもカツオ愛に溢れる人物だった。
最後に川島さんにとってカツオとは一体なんなのか聞いてみた。
川島さん:もうそりゃ人生そのもの。カツオで始まり、カツオで終わる。15歳の時からカツオ船に乗って、今はカツオの歌も歌わせてもらって、本当にありがたいことです。まさに人生そのものです!カツオ、ありがとう。
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https://tver.jp/episodes/epzc8mp6gve
久礼大正町市場
住所: 高知県高岡郡中土佐町久礼6372-1
電話:0889-59-1369
田中鮮魚店
住所:高知県高岡郡中土佐町久礼6382
電話:0889-52-2729
中里自然農園
住所:高知県高岡郡中土佐町久礼5840
電話:080-2977-0245
中土佐町役場
住所:高知県高岡郡中土佐町久礼6663-1
電話:0889-52-2211
情報提供/KUTV テレビ高知
文/さたけゆうや