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「さすが北海道」としか言えない 同じ場所に立つ〝横断注意看板〟2種に1.7万人驚がく「野生のおるんやな」

Jタウンネット

「コデラゴ=サン」(@koderago)さんの投稿より

皆さんは今まで、どんな「注意喚起」の看板を見たことがあるだろう。


【画像】さすが北海道な看板2種を見る


シカやイノシシ、サルなんかが多いかもしれない。Jタウンネットでも「カニ注意」「カエル注意」「ヘリコプター注意」など、その土地ならではの標識を紹介してきた。

今回皆さんにご覧いただくのは、北海道に設置されている注意喚起だ。

2025年7月12日、Xユーザーのコデラゴ=サン(@koderago)さんが投稿したのは2つの看板の写真。

1枚目は、黄色くて四角い看板。フォルムは見慣れたものだが、その中に描かれているシルエットは珍しい。馬と、それに乗っている人間である。

そして、もう1つの看板は......。

こんなものまで!?

「さすが北海道、ウマも飛び出すけど戦車も飛び出すぜw」

コデラゴ=サンさんがそう呟いた通り「戦車横断に注意」の大きな看板である。せ、戦車までもが......!?

まさに「さすが北海道」と言いたくなる2枚の看板に、X上では1万7000件近い「いいね」(7月16日夕時点)のほか、こんな声が寄せられている。

「野生の戦車だ!」 「この時期は山にドングリもなく 野生の戦車は飢えていますので要注意ですね」 「やっぱり野生の戦車おるんやな」 「どっちも怖いけど、怖い意味合いが違う」

15日、Jタウンネット記者の取材に応じた投稿者・コデラゴ=サンさんは「防衛技術博物館」の設立を目指して活動している人物。戦車・装甲車・火砲などの防衛装備を「機械産業遺産」として後世に残そうとする「防衛技術博物館を創る会」の広報理事として、マンスリーサポーターの募集なども行っている。

戦車のかっこよさや強そうなところに惹かれて興味を持ち、調べていくうちに「攻める・護る・走るすべての技術力を持っている国でないと作れない、工業技術力の結晶である」と気づき、関心を深めたんだとか。

そんなコデラゴ=サンさんが話題の写真を撮影したのは12日。北海道河東郡鹿追町にある陸上自衛隊鹿追駐屯地近くの、道道771号線で撮影したものだという。

「馬横断注意看板も同じ交差点に並んでいましたので、この辺りでは戦車と馬が同じ扱いなんだろうか、というのが、北海道らしくて面白いなと思いました」(「コデラゴ=サン」さん)

画像提供:コデラゴ=サン(@koderago)さん

北海道を車で旅行中には、道路脇の「横断注意看板」にも、どうかご注目を。

馬の看板は、違うデザインのものも道内にあるらしい。

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